このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

キマグレン ISEKI 特別対談 with 吉田山田
- SPECIAL -

キマグレン ISEKI 特別対談 with 吉田山田

今年の夏も大盛況!逗子海岸のライブハウス音霊でお馴染みのキマグレンISEKIとエッグマンの井上とで毎年開催のエッグマンイベント”INOUEISEKI”2周年記念として、吉田山田インタビューに引き続きその現場にISEKIさん登場!吉田山田の兄貴的存在でもあるISEKIさんと特別対談です!!!

―ISEKIさん大渋滞で20分遅刻で到着―

井上:ISEKIさん遅刻ですよ!(笑)。

吉田山田:おはようございます!!!

ISEKI:イェイ!「メリーゴーランド」聴いてたら遅くなっちゃいました(笑)。冒頭の『生まれなきゃよかった』って歌詞にびっくりしてたんだよね。

井上:先ほどそれ聞きましたよ(笑)。

ISEKI:あら〜

―では本題に入りたいと思います(笑)。INOUEISEKI常連の吉田山田との対談なんですがまずはINOUEISEKIとはどんな思いで始めたものですか?

ISEKI:井上さんと数年前飯食べながらお客さんや自分らが本当に楽しめるようなアーティストが出るイベントやりたいね。そんな話から始まって、とにかく自分が好きだなとかすげーなとか思う音楽・アーティストを応援したいという気持ちでやってるイベントなんだよね。だから俺的にはすごくワガママに自分勝手にやらせてもらってるイベントかな。

山田:出演者側としてそういう気持ちをすごく感じます。しかもいつも対バンがめちゃくちゃ良くて刺激だらけですよ!

吉田:出演者からしても面白い!って純粋に思えるイベントですよね。そんなイベントに毎回僕らを呼んでくれてありがとうございます!

ISEKI:アーティストにそう言ってもらえると嬉しいね。集客とか売り上げとかじゃなく本当にとにかく応援したい一心でやってるからそれが少しでも伝わってるのは本当に嬉しい。そんな吉田山田に音楽をやる上で大切にしてることを聞いてみたいな。俺の場合はとにかくカッコイイ男でありたい。って思ってるんだよね。自分を客観視したときにカッコイイって思えるかどうかかな。だから今はお前まだまだだよって自分に言い聞かせてる。俺より若い世代のアーティストである吉田山田はどんな考えかなって聞きたいんだよね。そういう若いアーティストとの交流のためにINOUEISEKIをやっている部分もあるからね。

山田:僕は楽しみたい。というのが根底にあります。でも昔と今では感覚は違いますね。昔はよっちゃんと音楽をやっていられればそれだけで楽しかったんですけど、今はそれだけじゃダメで、やることはやってないと楽しむことはできないし、今はその狭間で揺れ動いてます。本気で楽しむことってすごく難しいじゃないですか。

ISEKI:それすごくわかるわ。アーティストはみんなそういうところで悩んでるかもね。吉田君はどう?

吉田:僕も楽しみたいっていうのはもちろん根底にあるんですけど、世の中にいるみんながそれぞれ精一杯生きていく中ですこしでも自分たちの音楽の存在価値があったらいいなって思います。お腹がふくれるわけでもないし、生きていく上で絶対に必要なものかどうかわからない音楽というものに価値を見出したいと思います。

ISEKI:なるほどね。あとぶっちゃけ聞きたいんだけど、二人で揉めることってある?

山田:そりゃあありますよ。よっちゃんに良く怒られますし(笑)。

ISEKI:やっぱ揉めこともあるよね。この前とあるバンドさんと話してたんだけど、衝突がなくなったらバンドは終わるって言ってたんだよね。それって本当にそうだなって思う。ストレスとか摩擦があるから良い曲が生まれるんだよね。逆にそれがなく二人がなぁなぁな状態だったら絶対に良い曲は作れないと思う。だって真剣に取り組んでたら絶対譲れない部分とか出てくるもんね。

山田:確かにそうですよね。

ISEKI:音楽なんて好き嫌い激しいし、性格とかだって二人で絶対違うと思うけど、お互いをどこかで求めてるから一緒にやるわけだし、二人で同じ船に乗ってそのストレスとか摩擦を原動力にして同じ航海にでて、ひたすら良い物を求め続けるのが音楽だと思うようになったね。

吉田:すごくタメになる話です。逆に僕からISEKIさんに聞きたいんですけど、武道館ライブを控えた今の心境ってどんな感じですか?

ISEKI:もちろん不安もすごくあるよ。それはすべてをひっくるめてベストパフォーマンスができるかどうか自分に対する不安ね。喉の調子とかは水ものだからどうしようもないからさ。しかも良い歌って喉の調子は関係ないから。今まで応援してくれた方々やスタッフのみなさんへの感謝の気持ちはもちろんあるからその気持ちは持っているけど、ベストパフォーマンスをすることが最大の恩返しでもあるからそこに対する不安はあるかな。

吉田:憧れの場所なので僕も武道館でのライブの心境を想像したりするんですけど、リアルじゃないから今ISEKIさんからこういった話が聞けてよかったです。
ISEKI:でも俺も実際に立って今の心境な訳じゃないから実際当日を迎えてステージに立ってみたら全然違うことを思うかもね(笑)。

山田:僕らも武道館のステージに立てるように頑張ります!

吉田:全然話し足りないですね。

ISEKI:今度ゆっくり飲みにいこうよ。俺ももっともっといろんな話したいからさ。あとなにか一緒に面白いことやろう!あと11/30のINOUEISEKIもよろしく!吉田山田のライブ本当に好きだから期待してます!

吉田山田:ありがとうございます!11/30も頑張りますし、是非なにか一緒にやりたいです!!