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Suzu interview
- SPECIAL -

Suzu interview

沖縄から全国に羽ばたき、今話題沸騰のSuzuから2ndシングルが届いた。
彼女の特技でもあるCUPSにオリジナル楽曲を掛け合わせた意欲作は彼女の新境地ともいえる作品であると感じた。
純粋無垢な笑顔と瞳を持った彼女から生み出される音楽にはなんだか温かみがあり不思議な力を持っている。
そう強く感じた。
このインタビューを通じてみなさんにもこの魅力が少しでも伝わって貰えたらと思う。

interviewer:ブッキングマネージャー窪田

―今回CUPS×オリジナル楽曲という新しい試みでリリースをするSuzuさんですが、まずはCUPSを始めたきっかけは?

Suzu:Erik Lidbomさんにプロデュースをしていただいているのですが、楽曲制作活動で去年2月にスウェーデンに行った時に『ピッチ・パーフェクト/Pitch Perfect』という映画を飛行機で観て、興味を持ったのがきっかけです。なんかこれは面白そうだな!という直感がありました。

-観てすぐに始めたいと思ったのですが?

Suzu:そうですね。その後YoutubeでAnna KendrickのCupsという映画のプロモーションで制作されたMVを発見してそれを真似て始めました。

-世界中で大流行していて日本でも今話題にもなっている「CUPS×オリジナル楽曲」をやってみようと思った理由は?

Suzu:去年いろいろな曲をCUPSでカバーさせてもらって、それはそれでもちろん楽しかったのですが、自分のオリジナル楽曲で自分でリズムを決めてそれをCUPSでやってみたいという気持ちと、それをMVで表現できたら絶対カッコいい物ができそうだな!という想いがどんどん強くなってきたんですね。そのタイミングでスタッフさんなどとも相談して制作を始めました。

-ではオリジナル楽曲にCUPSを合わせるということではなく、CUPSに合ったオリジナル楽曲を作るということがまず大前提にあっての制作だったということですね。普段の制作活動とは違いましたか?

Suzu:コップで表現するリズムを考えるのが大変でした。スタッフさんになかなか真似できないような物を作ってと言われてすごく悩みましたね(笑)。でも実際に難解なリズムの物を作って持っていたら、これだと難しすぎて誰にも真似できないからダメと言われてしまって(笑)。この曲が出来上がるまでに何曲もボツなったんです。かなり苦労しましたね。ただ、すごく悩んで試行錯誤した甲斐があって、難しすぎずでも簡単には真似できなくて、なおかつコップでカッコよく表現できるリズムという絶妙なバランスの作品に仕上がったと思います。

-特に工夫した点などありますか?

Suzu:AメロはカバーしていたAnna Kendrickさんのリズムなのですが、Bメロとサビは違うリズムになっているので、そこに注目してほしいです。

-先ほどMVのお話もでてきましたが、まさにCUPSの魅力が満載の作品だなと感じました。

Suzu:そう感じていただけて嬉しいです。今までは一人でCUPSをやっていて、あんなに大人数でやるのが初めての経験だったので緊張しましたが、すごく楽しんで撮影できました。もっともっとやりたいなって思いましたね。コップ一つでも音楽は楽しめるし、しかもみんなで一緒に楽しむこともできるということを伝えたかったですし、それを表現できた今回の曲でしかできないMVになったと思います。

-CUPSの楽しさはこのMVを観たら一目瞭然ですよね。これをCUPSを始める人がでてくるような気がします。

Suzu:そうなってくれたら嬉しいですね。いつか世界のみんなとCUPSで繋がるような企画もやってみたいです。今度、私が講師となってのCUPS練習講習会と女子高生100人でCUPS イベントというのを開催するので、徐々にCUPSの輪を広めていけたらと思っています。

-シングル全体を通して夏にピッタリなシングルだなと思ったのですがそこは制作コンセプトにあったところですか?

Suzu:今までアップテンポな曲があまりなかったですし、夏っぽい曲もなかったので今回はそういった曲たちを作ってみようというコンセプトではありました。

-コップの音と三線の音が夏っぽさをより具現的に連想させてくれますね。カップリングの楽曲たちの制作タイミングは表題曲と同じタイミングですか?

Suzu:3曲目の「ひかりの方へ」だけ高校2年生のときに書いた曲ですが、それ以外は同じようなタイミングですね。

-カップリング曲の中でオススメポイントなどありますか?

Suzu:2曲目の「おかえり」という曲は映画「放課後ロスト」の主題歌となっているのですが、2番が『醜いアヒルの子でも綺麗な白鳥になれる』という歌詞で始まっていて、そこの部分が自分自身ですごく気に入っています。

-1曲目「LOVE TO YOU」でも『絶対キレイになりたい』という歌詞が出てきますよね。Suzuちゃんからの等身大のメッセージのように感じました。

Suzu:10代の女の子ってきっとみんなそういう願いを持っていると思うんですよね。私は23歳までにモデルの香里奈さんになりたいと思っていて、それに向けて今いろいろ努力しているのですが、実はそれがこの「LOVE TO YOU」のテーマになっているんです。

-作詞・作曲は普段どんなタイミングで行いますか?

Suzu:普段からなにか感じたときには歌詞でも曲でも1フレーズだけとかでも書き溜めたりしていて、それを制作のタイミングでそのストックの中から合う物を探してパズルを組み合わせて1つの曲に仕上げていく感じですね。

-「LOVE TO YOU」の歌詞はどんなタイミングで書いたものですか?

Suzu:これはスタッフさんにSuzuちゃんってどんな女性になりたい?って聞かれたときに先ほど話したように、モデルの香里奈さんみたいになりたいという会話をしていて、それがきっかけですね。女の子の等身大の気持ちを前向きなメロディと歌詞で表現する曲を作ろうって思いました。

-レコーディングはどんな様子でしたか?

Suzu:CUPSの曲はコップの音をレコーディングしなければいけなかったので、そこは未体験ゾーンで面白かったです。自分の理想の音がするコップとテーブルを探すところからのスタートだったので。探し出したテーブルがすごく低い造りの物だったので、レコーディングブースで正座してレコーディングしたのがすごくシュールな画だったと思います(笑)。

-そんなSuzuちゃんは9/9に二十歳の誕生日を迎えて、その当日にeggmanにてワンマンライブを行うことが決定していますね。

Suzu:そうなんです!人生で一度きりしかない特別な日にワンマンライブをやれることがすごくすごく嬉しいです!!普段のライブではできないことをいろいろやっちゃおうかななんて企んでます。

-具体的になにか聞けますか?

Suzu:まだ構想段階ですけど、映像を使ってなにかやりたいなとか、開場~開演の間でDJやってみたいなとか(笑)。

-SuzuちゃんDJデビューですか!(笑)。

Suzu:やってみたいんですよね。9/9はとにかく今の私がやりたいことを全て詰め込んで、来ていただけるみなさんを全力で楽しませたいなと思っています。

-そこでなにかCUPSの企画などもあったら面白いですね。

Suzu:それもいいですね!考えてみます。

-Suzuちゃんにとってライブとはどんな物ですか?

Suzu:ライブはライブですね。なにか代わりになるものはなくて、かけがえのない唯一無二の物です。とにかく楽しいですね。一人で家で歌っているだけじゃただの自己満足みたいになってしまいますが、路上でもライブハウスでもなんでもやはりライブという場でお客さんに生で聴いてもらって音楽って成立すると思うんですよ。だからライブは本当に大好きです。でもMCが苦手なんですよね(笑)。普段の会話みたいに話せればいいんですけ、ステージ上ではかしこまってしまった。。。(笑)。

-MCが上手くなるというのが二十歳の目標ですかね(笑)。

Suzu:頑張ります(笑)。あとは日本語をもっともっと知りたいなと思うのと、音楽面では今までやったことのない楽器や楽曲などなんでもチャレンジしていきたいなと思います。CUPSもたまたま観た映画で知って、今こうやってCDを出せることにもなって、なにが自分に向いているかなんてわからないので失敗を恐れずやっていきたいなと思っています。

-eggmanとしてもこれからも応援させてください!