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The Sketchbook
- SPECIAL -

The Sketchbook

デビュー日である9/28に行われる初ワンマンもSOLD OUTし、7月に発売された1stアルバムも絶好調のThe Sketchbook。ノリに乗っている彼らから2ndアルバム「Re:Action」と5thシングル「Clear」を同時発売するという新たなニュースが届いた。日々のライブを重ね、どんどんバンドとして成長していく彼らの今に迫りました。

interviewer:ブッキングマネージャー 窪田

-1stアルバムのリリースからわずか2カ月でのリリースですが、かなりハイペース過ぎませんか?(笑)。

多田宏(以下…多):おっしゃる通り相当なハイペースです(笑)。

-しかもまさかのアルバムとシングルの同時発売って驚きました。

小原莉子(以下…小):自分たちも驚きました(笑)。

-純粋な質問なんですけど、いつ制作したんですか?

多:1stアルバムのレコーディングが終わってすぐでしたね。

-しかも2ndアルバム「Re:Action」は初のメンバーによる全曲作詞・作曲ですもんね。

渡邊悠(以下…渡):1ヵ月で10曲の制作でしたね。

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多:実質2週間くらいです。全曲作詞・作曲というのは初めてだったので、制作の仕方も変えたのもあって、まず曲のタネを作るところからしっかりやりたいなと思い、話し合いなどの時間に最初の2週間くらいを充てたんです。

-骨太でバンド感溢れる完成度が高い作品だなという印象だったので、そんなにタイトなスケジュールで作ったとは思えないです。でもその甲斐あってバンドとしてのたくましさが増したんじゃないですか?

多:それはありますね。本当に自信を持って世に出せる作品ができたと思います。

-先ほど制作の仕方を変えた部分もあったという話が出ましたが、どのように進めていったんですか?

多:元々考えていなかったわけではないですが、僕らThe Sketchbookがどういう音楽を発信していきたいか、あとは僕らの良さとか特徴をどうやって出していくかどうかを色々考えました。例えば莉子ちゃんのロックなギターリフとかは活かしたいなとか。なのでギターリフの莉子ちゃんからもらって僕と悠さんでそれを曲にしていったりとかは新しい試みでしたね。

小:今まで以上に3人全員で曲を制作していきましたね。

-どの曲も作曲がThe Sketchbook名義になっているのはそういった理由からなんですね。

多:そうですね。誰か一人が作った物ではなくて、僕ら3人でアイディア絞って3人で制作していった曲たちなので作曲はThe Sketchbook名義にしました。

多:でもデモを打ちこみで作る悠さんが一番大変だったかとは思います(笑)。

渡:極限状態と言っても過言じゃないですね(笑)。

-結成して1年経ったから今だからこそ完成したアルバムという感じがしますね。

多:正にそうだと思います。オーディションで集まったメンバーなので、それぞれのキャラクターや音楽性を掴むまでに時間もかかりますからね。でも結成してからはそれこそほぼ毎日のように一緒に過ごしてライブの本数も重ねてThe Sketchbookというバンドに対して僕たち3人が自信を持てるようになったからこのアルバムを完成したと思いますし、その自信に負けないくらいの良い作品ができたと思ってます。

-今作「Re:Action」のタイトルの由来を教えてもらますか?

多:3人でアルバムタイトルどうしようかというのを話し合っている時に莉子ちゃんから「リアクション」という言葉が出てきたんですよね。聴く人の「リアクション」が楽しみなのはもちろんのことだけど、僕らにとっては1stアルバムを出したあとのアルバムで初めて全曲作詞・作曲を行った新たなチャレンジ作でもあるので、再スタートとまではいかなくとも、もう一度新しいアクションを起こすという意味も含めたかったので「Re:Action」という言葉にしました。

-莉子ちゃんはその言葉はすぐに思い浮かんだんですか?

小:色々な言葉をポンポン出していたんですけど、二人にこれダメみたいな感じで跳ね返され続けてその中で採用された一つですね(笑)。

多:最終的には莉子ちゃんの言葉が採用されることは多いんですけど、それ以外の時に飛んでくる言葉の視点が違いすぎて(笑)。

-でもギターリフにしろ、タイトルにしろ、莉子ちゃんの感性とか視点はThe Sketchbookにとって良いスパイスになっている気がしますね。

小:ありがとうございます!!

多:見えない角度からのパンチが多すぎてびっくりしますけどね(笑)。

-曲順決めるときにもそのパンチは炸裂するんですか?(笑)。

多:今作に関してはかなりスムーズに決まりましたね。曲順の流れとかを気にして曲を作った訳ではなかったので難しいかなと思ったんですが、それぞれの曲にそれぞれのストーリーがあって良い流れの曲順になったと思います。

-アルバムの中からそれぞれお気に入りの1曲を教えてください。

小:私は2曲目の「シークレット」ですね。この曲の歌詞に心を打たれたんですよね。私自身も共感できたし、これを聴く人たちも共感してもらえるなと思います。今の世の中twitterとかに気軽に自分の気持ちを書けちゃいますけど、それを外には強く言えなかったりする複雑な心境が表現されているなーと。あとは言葉はですます調だったりでちょっと暗めの歌詞なのに曲調はロックなのでそのギャップも好きですね。

-歌詞をべた褒めですけど作詞者の多田君どうですか?

多:してやったりです(笑)。この曲の歌詞は僕もすごく気に入っていて、今までの曲とは少し違った視点で書いているので注目してもらえると嬉しいです。

-渡邊くんはどうですか?

渡:僕は1曲目の「Image」ですね。アルバムの1曲目であると同時に、このアルバムの中で一番最初にできた曲なんですよ。莉子ちゃんのギターリフがすごくカッコよくて、そこに宏くんの爽やかな声が乗っかって正に僕たちのイメージそのものかなと。

多:僕たちの中でのThe Sketchbookというバンドを具現化できたような曲ですね。

-確かに正にThe Sketchbookという感じの曲ですよね。アルバムを聴いた時に良い曲を1曲目に持ってきたな!って思いましたもん。

3人:ありがとうございます!!!

-多田君のお気に入り曲はどれですか?

多:4曲目の「でも思いだせない 君の最後の表情を・・・」です。今までは恋愛の事を書いた曲がなかったんですけど、ファンの方々が僕たちが発信する恋愛の曲を聴いた時にどういうリアクションを起こしてくれるのか反応を見てみたいんですよね。僕らの新たな一面を聴かせることができたらと思います。あとは切ない歌詞にうまくポップな感じのメロディが乗ったなと思うのでそこも好きなところです。

-歌詞とメロディが以外な組み合わせですよね。

多:あと実は7曲目の「君の声を聞けば」は3人全員のお気に入りの裏推し曲なんです。ディレクターさんも一番好きだと言ってくれてるんですよね。

渡:メロディがすごくキレイなんだけど切ない感じで、そこに宏くんの声が乗るとこういう曲になるんだ!という新たな発見ができた曲でもあるのですごくヘビーローテーションで聴いてます。

-アルバムの曲について話を聞いてきましたが、同時発売の5thシングル「Clear」はどういった曲ですか?

多:前作の1stアルバムを発売してから色々な反応をもらったりして考えた結果なんですけど、思春期特有のしがらみとか窮屈さを吹き飛ばしたいなと思って「クリア」という言葉をタイトルにして、そこを意識して制作しました。同時発売のアルバムとはまたガラッと変わった僕らが感じてもらえると思います。

-この曲はこの曲でThe Sketchbookらしさをすごく感じますね。

多:そう言ってもらえるのすごく嬉しいです!これからももっともっと表情を増やしたいですね。

-表情と言えば各地方でアルバム・シングル同時発売記念のライブが何本かありますよね。

多:いつものライブハウスでの僕らとは全く違う表情が見せられるはずなので是非お近くの方は遊びに来てほしいですね!

-先ほどこれからも表情を増やしたいという話が出ましたが、今後の目標などを教えてください。

多:この1年でたくさんの人にお世話になりましたし、たくさんの人の協力や応援があったからこそ活動できたので、2年目はもっともっと大きく飛躍していきたいです!具体的にはThe Sketchbookというバンドをもっと骨太にたくましくしたいです。まだまだライブで行けていない場所とかにも行ってさらに多くの人たちに僕たちを知ってほしいですね。

小:私も宏くんと同じ部分があるんですが、今まで行ったことのない地域も含めて全国ツアーをしたいですね。まだまだ知り合えていない方々や、SKET DANCEを通じて私たちを知っていてもまだ私たちのライブを見たことのない方々にライブを見てほしいです。ライブハウスに来たことのない方々にライブやバンドの楽しさを伝えたいですね。SKET DANCEの視聴者である中高生世代に私たちを見てバンド始めました。とか言われたら最高です!!

渡:ほとんど言われちゃいました(笑)。2年目は勝負の年だと思うのでもっともっと攻めていきたいですね。ライブでも楽曲制作の部分でもなんでも攻める姿勢でいきたいです。でもThe Sketchbookのファンの方々と一緒に成長していくという雰囲気は大事にしていきたいです。今まで応援して下さっている方々、そして今回のアルバム&シングルで初めて僕らを知る方々、是非一緒に成長してどんどん大きくなっていきたいです!よろしくお願いします。

-僕もライブハウスのブッキングマネージャーという立場から応援を続けます!大きい会場でのライブに連れてってください!(笑)。

多:連れていきますよー!!!(笑)。

-ありがとうございます!今日はお疲れ様でしたー!

3人:ありがとうございました!

◉‪Clear‬