①「テレビ」
__ニュース番組や朝の情報番組のコメンテーター、最近だとコントにも挑戦していましたよね。音楽活動以外の間口を広げるこういった行動を掻き立てるものって何ですか?
尾崎:楽しい人と一緒に仕事がしたくて。以前やっていた「#ハイ_ポール」という番組のスタッフさんが好きで、その繋がりで「アウト×デラックス」のお話をいただいたんです。でもやめた方がいいかなと思ったんです。あのような形でメディアに出るのはどうなのかなと思ってレーベルの方に相談をしたら、打合せだけして違うと思ったら辞めてもいいと言われたんですけど、打合せで話がとても盛り上がって出演することになったんです。
その「アウト×デラックス」に出演した時に出会ったプロデューサーが「ウケメン」をやっていたという流れがあるんです。
__そういう繋がりがあったんですね!まさかコントをやるとは思わなかったですね(笑)。
尾崎:打合せをしていて、コントにいるだけで芸人が面白くしてくれるような流れでお願いすると言っていただいたんですけど、「それは駄目です。それではやる意味がないので低周波のやつをやりましょう!」と僕から提案したんです。向こうは「本当にやるんですか?」って→と(笑)。最初低周波もレベル7くらいだったんですけど、「これじゃ駄目です。10に上げましょう!」と言いました。内ももが千切れるかなと思いました(笑)。
__間口を広げるというよりは、人との繋がりでテレビに出てるんですね。
尾崎:音楽雑誌や音楽番組に出るよりも勉強になると思います。歌番組で見てもらうよりも別の事やって→でテレビに出て興味を持ってもらい、音源を聴いたり、MVを見てもらったりする方が可能性が高いと思っていて、遠回りなんですけどそれはずっとやっていますね。あとは歌えなくなってしまった時期があるという事が大きいです。自分でやれる事をやらなければいけない。小説を書いたり、音楽以外のところに出たり、それでもなんとか音楽に返そうと思って。そうやっていくうちに面白い人や好きな人に出会って、そういう人たちが新しい番組を始めたりして繋がっていますね。1対1で向き合ってくれる番組に出たいと思っています。
②「ラジオ」
尾崎:ラジオは色々聞いていましたけど、自分のラジオ番組を持つようになって、気持ちのバランスをとる為のものにもなりました。
自分の番組があることによって、一週間そこに向けて生活していくというか、ちゃんとはけ口があるから生活に張りが出る気がします。番組をやっていない時期もあったんですけど、その時は調子が良くないというか、うまく行かなかったですね。
__ラジオに可能性を感じていると別のインタビューで答えていましたが。
尾崎:前まではバンドの人として見られていたんです。「クリープハイプ」の人というような、狭いところにしか届いていなかったので、誰でもいいから面白い放送をしてくれよと思って聞いている人に自分のラジオを聞いて欲しかったんです。今もすごく大変ですけど、なんの贔屓や優遇もされないんです。気を使われないというか。バンドの人間だという事はどうでもよくて、ただ良い放送をして下さいと明確なんです。
__今レギュラーで担当している「ACTION」はAMラジオで曲をかけて逃げられない、喋りだけで勝負しないといけないですよね?
尾崎:そうですね。今でもコンプレックスなんです。他の曜日と比べて曲数が多いのは自分が上手く喋れていないからかな、台本通りやっているんだけどな、最初の頃はそんな風に思っていました。今はかかる曲数も減ってきたんですけど、試行錯誤しながらやっています。刺激になります。やっぱり思い通りに行かない。自分の事を全員知っている訳じゃないし、バンドマンとしては見られていないので。
__一パーソナリティーとして見られている?
尾崎:バンドでやってきたことは全く意味がないから、番組が始まった4月から重ねてきたものしかそこで使えなくて、筋トレのように、負荷がちゃんとかかっているような感覚です。話す事が無い中で当日を迎えると焦るけど、自分がそういう風にしか一週間を過ごせなかったんだからしょうがないと、覚悟を決めて行くしかないんですよね。
③「バンド」
__喜びを分かち合いたい、だから一人ではなくバンドだと。
尾崎:そうですね。ワガママなんです。自分がやっていることを理解して欲しいし、喜怒哀楽を出して欲しい。あとは安心がありますね。自分がやっていることに乗っかってくれる人がいるという事は心強いです。
__他のメンバー3人とも「尾崎世界観」の才能に全員惚れているという事がすごく感じ取れますね。そうじゃないとついていけないですよね。尾崎さんも結構強く言うだろうし。
尾崎:そうなんです。言い方が凄いんですよ(笑)。
__自分で言っちゃうんだ(笑)?
尾崎:冷たいというか、嫌なところを詰めていって外堀を埋めるような(笑)。
音楽以外のところというよりは、ちゃんと良い音楽を作ってこいつ凄いなと思わせるしかないというのは思っていました。最近特にそういうところが強くなっていますね。
__「バンド」という曲は他のメンバーはレコーディング後に歌詞を知ったんですよね?
尾崎:その時期くらいから変わっていったかもしれないですね。ただ一曲を作りたいと思った時の題材がたまたまそれで、恩着せがましくやったつもりもないけど、そういう事が大事だったんだなと思います。メンバーからすれば、やっぱり知らない不安もありますよね。僕は曲も作っているし、こう動いて行こうという意思があるから、メンバーも聞き過ぎないし、任せようという覚悟があったんだと思います。ただ不安もあるだろうから、その時に「バンド」という曲がより、お守りのようなものになったのかもしれないですね。
__バンドを辞めたいって言った時があるんですよね?声が出辛くなってドラムとも合わなくったりとか。
尾崎:そうですね。あの時は(小泉)拓さんに当たったりもしたし、辛かったですね。
__でもそこから復活したんですね。
尾崎:執筆活動を始めて、バンドと距離を取って逃げられる瞬間が出来たことで良くなっていきましたね。
__バンドを「家」に例えていましたが、執筆活動中に「家」を留守にする事を言わずとも信じて待ってくれているという関係がバンドという形になったんですね。
尾崎:留守にするという事が大事なんですよ。
__それを理解しあっているというのはバンドとして固まったんだなと感じました。下北沢の打ち上げで尾崎さんが「自殺したらどうなるんだろう」って思って検索してしまうって言った時にメンバーが号泣したと聞きましたが(笑)。
尾崎:小川(幸慈)君が泣いたんです(笑)。
__そんなの聞いたら泣いちゃいますよね。しかも結構泥酔していたとか(笑)。
尾崎:朝の7時くらいまで飲んでいました(笑)。
__すごい打ち上げですね (笑)。
尾崎:その時の対バン相手が「空きっ腹に酒」でした(笑)。
__上手く落としましたね(笑)。
10年たって許しあったり諦めたりできるようになった事が信頼につながったとインタビューで答えていましたが。
尾崎:期待をするという事は、期待通りにいかないという事にもつながると思うんです。
勝手な理想を作ってしまうというか。最近はそれでもいいかなと思うようになりました。諦めることも大事だから。それまではそれが悪いことだと思っていたし、相手に対して気持ちを切らしてはいけない、なんでこれはできないんだろう、できるようにしなきゃバンドとして駄目だと思ったりしていましたけど、最近は自分に対しても諦める事ができるようになりました。こんなものだろうと思える瞬間がないとずっと続けていくことは無理だと思います。
__過度な期待はできなかった時の反動が怖いですよね。そう思えるようになったスイッチはあったんですか?
尾崎:なんとなく、自然にですね。数字で出てきたりもして、現実を見ることが多いので。苦しいな、恥ずかしいなって思う事もあるけど、諦めることができるようになって楽になりました。悔しい事も多いですけどね。
__前よりは許容できるようになった?
尾崎:許容はしてないです。うーん…やっぱり悔しいな。嘘はつきたくない(笑)。
④「事務所(マネージメント)」
__現在の事務所は社長をはじめ、親身になってくれていてファミリーのように感じますが。
尾崎:そうですね。でもいつも僕が文句言ってなだめられての繰り返しです(笑)。グッズなども僕からアイデアを出していますし、どのグッズの売れ行きがいいかとか、SNSやフェスの会場でも自分でリサーチしています。どうなんですかね、他の事務所は。
__今の事務所がクリープハイプを見つけてくれなかったらデビューの時期も遅れていたかもしれないし、デビューできなかったかもしれない。
尾崎:愛憎はありますけどね。感謝ももちろんしているけど、もうちょっと意見が欲しいなと思います。僕が色々と考えているだろうからと気を使ってもらっている部分もあるとは思うんですけど。
⑤「レーベル」
__移籍当初は売れ行きがよくなかったりで上手くいかなかった時期もあったと思いますが。
尾崎:普通だったらしんどいし無理だとなっていたかもしれないけど、移籍した事によってバンドが傷を負った事に対して真摯に向き合ってくれていたし、移籍しなかったらそれはそれで別の道があったかもしれないけど、今はこれでよかったと思えるところまで来る事が出来ました。本当に感謝しています。
__クリープハイプの良さを引き出して遊んでくれているというか。最近だと「バンド2019」のMVとか。
尾崎:あれは長嶋翔さんという監督に撮っていただいたんですけど、初めてお会いした時に「歌詞がすごく好きで」と言ってくれていたのを思い出して、久しぶりに連絡をしたんです。「サ道」というドラマを撮っていたので忙しいかなと思ったんですけど、タイミングよく打合せをさせてもらって。お祝いというか弔いという意味も込めて「葬式」というテーマで行きたいという話をさせてもらって、そこから決めていきました。
__リリースのタイミングじゃないのに、お金をかけてちゃんとクリエイティブな事をしているなと感じました。
尾崎:ありがたいですね。
⑥「本」
__さっきも話していましたが、書く事にチャレンジして、新しいアイディアをバンドに持ち帰ってくるというマインドは変わっていない?
尾崎:基本は変わっていないんですけど、書く事でも上手く行かなくなってきたというか、最初は音楽から別の所に逃げ込むために書いていたんですけど、今度は書く事でも悔しいことが出てくるんです。音楽よりもすごくシビアにみてくれる気がします。文芸誌に小説が乗ると新人小説月評というのに載るんです。評論家が2人いて、それぞれがその月の新人の小説について書いていくんですけど、僕が載った時はあまり触れらなかったりして、悔しいけど音専誌のディスクレビューでもそんな事を思っていたなと思い出しました。曲はもちろんだけど、小説はもっと地道に書いていくものだと思います。音楽は感情そのままの瞬間を閉じ込めるものだけど、小説になると自分と地続きな平熱のまま書いているから。音楽も自分の作品だけど、その瞬間瞬間をそこまで捉えていないから、現実離れしたところがあるんですよ。新たな悔しさなのでとても貴重ですね。
__次作も書いているんですか?
尾崎:そうですね。頑張っています。
__大変ですね。
尾崎:小説はどこの出版社ともできるから凄くいいんですよね。音楽も色んなレーベルから出せたらそれぞれのディレクターとかスタッフの考えが分かるだろうし、良さそうですね。それができたら音楽がもっと豊かになると思います。
__書物はそれだけオープンなのに音楽は閉鎖的ですね。書物の方が独占的で閉鎖されているのかと思いましたけど。
尾崎:そんなことはないですよ。聞かないとわからない世界だけど尾崎さんはその世界に実際に飛び込んでいるからわかる話ですね。文芸誌は面白いですよ。出版社の方と話していたんですけど、純文学とエンタメ小説の違いは、エンタメは喜怒哀楽に訴えかけているけど、純文学は喜怒哀楽で表現できないことを書いていると聞いて、自分は改めて純文学が好きだと思いましたね。
⑦「家族」
__お父さんの話は色々とされていますが、歌詞ではあまり出てこないですよね。
尾崎:確かにそうですね!あまり気にしていなくて、基本的に恋愛のような曲でもその時の気持ちとか空気や感情をたまたま掬った時に、なんとなく年齢や性別が見えてくるだけで、明確に誰かの事を思って作ったことはほとんどないんです。自分が30代のOLとか10代の男性などに憑依しているというイメージです。
__よく実家に帰っているイメージがあるので仲は良いんだろうけど、曲ではあまり家族愛を出していないなと。
尾崎:強いていえば、SMAPに提供した「ハロー」という曲は、お父さんから子供への曲ですね。
__自身では歌っていないですよね。あまり意識はしていなかったんですね。
尾崎:家族というものは意識していなかったですね。まだ精神年齢が子供なんですよね。
__まだ自分が家族を持つという想像がつかない?
尾崎:そうですね。いつかは書きたいですけどね。
__「バンド」という曲が将来的に「家族」というテーマに変わる時が来るかもしれないですね。
尾崎:うーん。でも家族の事を歌った曲が個人的に好きじゃないからかもしれないです。すごく寂しくなるというか、その人の大事な事を歌っているのは分かるけど、閉じた感じに聞こえてしまって。
__尾崎さんから家族感を出した曲を聴いてしまうとハッピー感が出ちゃって共感できなくなってしまうかもしれないですね。
尾崎:そうですね。寂しくいなければと心掛けていますね。
__でもよく実家に帰っているエピソードをお聞きしますが。
尾崎:実家には居場所が無いというか。それはそれでいい経験なんです。ちょっとずれているというか、もう帰る場所ではないというか。昔ここに居たとは思えないような違和感があって。でも今の自分の感覚をすごく教えてくれる場所でもあるので、実家に帰って癒されに行くというよりは、居場所がないと思うという経験をしに帰っています。
⑧「野球」
__東京ヤクルトスワローズの曲や、ナイターのジングルを作成したりされていますが、どうして東京ヤクルトスワローズが好きなんですか?
尾崎:父親が元々ファンだったんです。
__野球は他人事だから楽しめるというか近すぎないから良いとインタビューで言っていて、意外とドライな見方をしているんだなと感じました。
尾崎:自分と繋がってしまうと見え方が変わってしまうので、選手のプライベートな噂は聞きたくないですね。
__お客さんとの距離感も野球と同じように近過ぎても良くない、私生活が見え過ぎちゃうと飽きてしまいますよね。人間の心理的に見せないところを探りたいというか。
尾崎:バランスですよね。近くにいく時もあるけどずっと近くにいると飽きられてしまう。私生活を見せる時と見せない時の見極めは大事だと思います。
⑨「ライブ」
__声が出づらくなった時、ライブで精神的にもすごく苦しめられましたよね。
尾崎:それは今でもずっと引きずりながらやっていますね。
__それでもお客さんは待っている。
尾崎:それがなかったらやりたくないし、怖いなと思います。喜んでもらえるからやりたいけど、今でも恐怖心が大きいですね。思い通りにいかない事も多いし。
__ツアーでは同じセットリストで何回も演奏するかと思うのですが、飽きてツアー途中でセットリストを変更したりしますか?
尾崎:前よりツアー中にセットリストを変えなくなりました。前はツアー中でも近い地域でライブがある時は変えていたりしていたんですけど、今は変えずにそのまま観てもらおうと思っています。お客さんにも観てもらっているけど、自分でも自分自身を観ているというか。
__MCも話す内容を決めなくなったんですよね。
尾崎:そうですね。ほとんど決めずに喋って変な雰囲気になる事はありますけどね。変な野次とかが飛んでくると機嫌が悪くなったりもするし、喋ることがない時は喋れないし、喋らないです。
__ホールとライブハウスではやっぱり雰囲気が違いますか?響き方や伝わっているのかや、お客さんの温度感もあると思いますが。
尾崎:どちらでも違和感はありますね。いまいち届いてないというか、届いてこないというか。ちゃんと自分を出せているのかなと思って、しっくりこないと感じることは多いです。これでいいのかな、満足してくれているのかなという後悔とか不安な気持ちが8割くらいですね。でもそういうものだと思っています。不安に思っているという事は、その分真摯に向き合っている証拠だし、8割で満足してしまったら向上していかないと思っています。
__以前も言っていましたが、突き抜けているとか受け止めきれない方がいい。全部受け止めてしまったらそこで満足してしまう。剛速球を投げて取れない、取りたいって思わせたいという表現かなと感じましたが。
尾崎:それは大事ですね。自分がひねくれているので、向こうから持ってこられたら、いらないと言ってしまう(笑)。UFOキャッチャーのように、店で買った方が安いのに取れないから欲しいのと同じだと思います。
__次がラストの質問です!
尾崎:お!一番凄いのが来そうですね(笑)。
⑩「楽曲・音源・CD」
__作った音楽を物にしたいというようなCDへのこだわりはあるんですか?
尾崎:そもそもCD、それ自体に違和感があるものじゃないですか。本来の『物じゃないモノ』を物にしているというか。自分は子供の頃から、「無理して可視化している、違和感があるもの」に慣れ親しんでいましたけど、今を考えたらそれが正しいのかなと思います。ちょっと前まではCDじゃないと手で触れないから寂しいな、違和感があるなと思っていたけど、今みたいに物じゃないほうが、本来の形により近いのかなと思いますね。
__サブスクリクションは賛成派?
尾崎:はい。CDも出したいですけど、以前のオリコンランキングのように明確な数字で分かりづらくなりましたからね。その時にランキングで1位を取れなかったのは心残りですね。今は前よりも細分化されているので。
__丁寧にパッケージを作っているので、CDを物として作る事にこだわりがあるのかなと思ったのですが。
尾崎:できるだけ出したいけど、グッズのようになってしまうことには抗えないし、そこは認めないとなと思います。
__好きな人がCDを買えばいい。
尾崎:その好きな人が買ってくれた時によりサービスをしたい、その人だけを特別扱いしようと思っています。でも、ただ曲が聴ければいいという人もいるし、そういう人たちにはシンプルに曲だけ聴いてもらって、その差は明確にしたいですね。
__「泣きたくなるほど嬉しい日々に」の歌詞にフォーカスすると、ダジャレというか、悪く言うと親父ギャグが入ってきますよね。ただ、知識がないと同じ単語でも違う意味の言葉って出てこないですよね。
「居れば居るほど 入れ歯要るほど」(一生のお願い)や、「自己紹介ならぬ事故紹介だよな」(金魚(とその糞))みたいなトリック使ってくるなという印象が昔より強くなりましたね。
尾崎:10代の頃に作った曲でも「夜になると悪い事したくなる」と「夜になると悪い娘としたくなる」という歌詞を書いていましたね。そういう歌詞が増えるタイミングと減るタイミングはあるかもしれないですね。
__「おばけでいいからはやくきて」は立体的な作り方ですね。表向きは分からないけど、実は裏テーマが同軸で動いているような。「栞」も実は人の名前なんだとも感じられるし、奥深いなと感じましたね。親父ギャグも尾崎さんなりのヒップホップなのかなって。
尾崎:親父ギャグかぁ(笑)。
__ラジオとかでもよく言っていますよね(笑)。思いついたら言わないと情報量がパンパンになっちゃって処理できなくなっちゃうんですかね。
尾崎:汚水処理のようなものですね(笑)。下水で流すしかない(笑)。
__最新曲「愛す」のMVにも反映されていますね。
尾崎:よく分からないという意見が多いですけど(笑)。
__あれこそ真骨頂というか、尾崎さんのやりたいことが詰まっているなと感じました。
尾崎:そうですね。
__曲は生演奏を使っているんですよね?音が打ち込みっぽく聴こえるなと思ったんですけど。
尾崎:生で録っています。カップリングは全部打ち込みで作っています。
__まだ発表されてない「ウケメン」の曲ですか?
尾崎:(長谷川)カオナシが大正琴を弾いたり。大正琴も弾けるんだなとびっくりしました(笑)。
__以上10項目のインタビューでした!
尾崎:濃密なインタビューでした!ありがとうございました!