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EGG BRAIN interview
- SPECIAL -

EGG BRAIN interview

2013年の始まりを告げるEGG BRAIN発の両A面シングル&DVD!
インタビューやコラムで本誌登場を何度もしてくれているEGG BRAINに47都道府県のツアーを経て完成された両極端な2曲と入門編ともいえる程のボリュームが詰ったDVDのリリースについて迫った!!

interviewer:YUMA

–まずは、両A面シングル&LIVE DVD発売おめでとうございます。

EGG BRAIN:ありがとうございます!

–本誌登場は3回目ですかね?ウッチーさんに関してはコラムやって頂いてたので何回も出て頂いてますが…

内田雅人(Dr/以下:内田):半年くらいやらせてもらったし、もう10回目くらいやな。

薬師ジョーイ(Gt,Vo/以下:ジョーイ):コラムの評判はどうやったん?

内田:あるようでないようで…(笑)。見てますって言ってくれる人も何人かいたけどあのコラム内容なかったからな。

–あははは(笑)。いろいろとお聞きしていきたいのですが、今回シングルとDVDを一緒に出す事になったのは何故ですか?

内田:最初は別々に出そうって話をしてたんやけど、一緒でも良いんじゃないかって話になって。

ジョーイ:初めてEGG BRAINのCDを買ってくれる人が、DVDを見てライブこんな感じなんやっていうのも分かってもらえると思うし、過去にDVDを会場限定で出しているんですけど、こんなに曲数が入っていてボリュームたっぷりなDVDを出すのは初めてやから、今まで知ってくれてるお客さんには喜んでもらえるかなっていう所ですね。両方をセットにする事によって値段もリーズナブルにもなるし。

–確かにシングルとDVD2枚組で¥1,995は安いですね。

内田:DVDには、今までのアルバムの曲も会場限定シングルの「METEOR」とかも入ってるし、ある意味EGG BRAINの入門編って言ってもいいんじゃないかなって思いますね。

ジョーイ:「PUSH」ツアーのファイナルの映像なんやけど、「PUSH」の曲だけじゃなくてライブで定番の曲やったり、ちょっと懐かしい曲をいろいろ意識して入れたつもりやから入門編って言ってもいいんじゃないかなって思いますね。

–すごいボリュームですからね。アンコールの時にやったGREEN DAYの名曲は入ってないんですか(笑)?

内田:著作権料なんぼ取られんねん(笑)!

–すいません(笑)。シングルの曲についても聞かせてください。「DEAD UNICORN」は、すごく壮大なイメージでした。どんなイメージで作られたのですか?

ジョーイ:元々は、冬っぽいイメージの曲を作りたいねって話をしていてスタジオに入った時に、たまたま弾いたギターリフをメンバーがめっちゃいいやん!って言ってくれてそのままの勢いで本当10分くらいかな?Aメロからサビまで出来ましたね。

内田:その時にパーンって閃いてしまって、俺に曲の構成考えさせて!って持って帰りました。

ジョーイ:帰ってパソコンに入れてみて歌詞とか考えて気づいたら出来上がってたような感じでしたね。

–バンド組んだ当時の初期衝動みたいな?

内田:めっちゃ出来るの早かったね。こっちの方がいいかなって脱線しそうになったけど結局最初に組んだのがいいよねって最終的に戻りましたね。俺が入った時に出来た「SEVENTEEN」とかも聴いた瞬間に閃いたし、良い曲になったら良いんじゃないかなって思いますね。

ジョーイ:すぐ出来た曲は名曲なんじゃないかって良く言われるやつやし、そうなってくれると良いなって思いますね。

–「DEAD UNICORN」とはどういった意味なんですか?

ジョーイ:バックの曲が出来た時に、歌のメロディも仮であって歌詞を考えてて雪が積もってる草原みたいなイメージが頭の中にあってユニコーンが似合うなーって閃きもあって書いていきましたね。歌詞的に、ユニコーンがいなくなっちゃうっていう事もあって「DEAD UNICORN」ってしたんやけど…(笑)。

内田:歌詞の内容は後から見たんやけど自分がイメージしてたものとすごいリンクしてて一緒や!ってビックリしましたね。

ジョーイ:ほんまに作っている時から3人の向いてる方向性が一緒やったから曲もすぐ仕上がったと思うし、みんなが1つのイメージに向かって作っていった感覚があったから良かったですね。

–リリックビデオっていうのもあまり見た事がなかったので斬新でした。このビデオに関しては何かイメージを伝えて作ったんですか?

ジョーイ:こういう風にしてっていうのはお任せでやったんやけど、両A面やしどっちの曲もPVを作りたいっていうのがあって、「VITAMIN」の方は演奏シーンもある従来のPVになってるから、違った感じのを作りたいっていう話をしてリリックビデオになりましたね。メンバーが登場しないPVとかを見た事があって前からこういうのやってみたいなって思ってて。

内田:出来上がった時にジョーイからメール来て「うおーーー!イメージと全然違うーーー!けどカッコいいーーー!!!」って書いてあって笑いましたね。
ジョーイ:歌詞にsnowとかUNICORNとか出てくるからもっと白い感じのイメージだったんですけど、めっちゃ赤で(笑)。でもこれはこれでカッコ良かったから、作ってくれた人のインスピレーションがそう働いたんだって思って。良い意味で裏切られましたけど、満足してます。

–そして全くタイプの違う「VITAMIN」…

ジョーイ:ビタミンちゃうで。「VITAMIN」(ヴァイダミン)ね。

内田:「VITAMIN」(ヴァイダミン)は、もっと長いタイトルやったんですよ。でも分かりやすくしようやって言って、ジョーイもみんなビタミンって読むだろうけど本当は「VITAMIN」(ヴァイダミン)なんやでって話題になったらいいなって言ってて(笑)。

–本当はどんなタイトルだったんですか?本誌限定で教えてください!

ジョーイ:歌詞にも出て来るんやけど「Vitamins for victims」ってタイトルにしようとしてました。

内田:本誌限定とかやらしいやつやな。

–この曲は、今までのEGG BRAINにあるようでなかった曲というか挑戦したような気までしました。

ジョーイ:これは、もろにツアー中に得た経験というかライブでこういうのあったら盛り上がるよねっていうのを意識して作った曲ですね。ある日、クンちゃん(Ba 田畑 邦彦)から「ギターリフでガツンとくる曲作ってくれ」ってバリ大雑把なメールが来て、いっつも作りたいと思ってるけど!って考えたのがイントロのフレーズで聴かせたら「こういう事!こういう事!」ってメール来て(笑)。

–でも本当にライブで盛り上がりそうですよね。

ジョーイ:それでしかないよね。新しさもあるし。

–SKAっぽい感覚もありました。

内田:速いテンポの裏打ちみたいな曲はなかったかもですね。

–お客さんは、EGG BRAINの曲でスカダンス出来るし嬉しいんじゃないですかね?

ジョーイ:でもスカの部分に関しては、定番の感じにしたくなかったからドラムのリズムとかギターのリフは意識したかな。

内田:あのパートだけずっと悩んだよな。Aメロどーしようって。でもドラムが変にいじったらグチャグチャになるかもなって思って結局普通のリズムをキープしたけど、ギターのリフとかでアレンジしてもらって良い感じにまとまりましたね。

–歌詞の内容は、結構刺激的でしたけどジョーイさん何かあったんですか!?

ジョーイ:若者に向けてって言ったらあれやけど、10歳とかしか離れてないけど理解出来ないような行動もあるし、でも彼等にとっては今の社会を生き抜く為の大事な事なんかなって、逆に彼等はどう思ってるんやろって考えてみて書きましたね。若者達は、こういう事を「VITAMIN」にして今をしっかり生きてるんやなって。

内田:そういう意味なんや(笑)!結構刺激的な歌詞もあるよな。

ジョーイ:俺もしたい事あるけどね!

–えええー!!

(この後、ジョーイ/内田の掲載出来ないような会話が続く。)

–最初の話に戻りますが、DVDのボリュームすごいなと…。

ジョーイ:もちろんツアーファイナルの映像も見て欲しいけど、当日のリハーサルシーンとかライブ後のシーンとかも入ってるからEGG BRAINって普段こんな感じなんやっていうのも見れて面白いんじゃないかなって思いますね。

内田:特典映像で50PUSHクイズってのも入ってるから見て欲しいですね。見てのお楽しみやけど。見事にやられてるんで。

ジョーイ:あれ、ほんまに辛かったわ。それだけは伝えておくわ。

–楽しみにしています。最後に本誌を読んでくれる皆さんに何かメッセージを頂けますか?

ジョーイ:毎回そうなんやけど、常にEGG BRAINらしさを残して新しい事にチャレンジして新たな道を切り開いていけたらいいなって思ってて、今回も良い形で両極端な2曲が出来たから俺ら的には満足しているしDVDとかも良い内容になってるんで是非聞いて欲しいですね。最初は試聴機とかYOU TUBEでも良いけど是非手に取って欲しいなって思います。

–1月23日にこのCDを買って、1月26日に渋谷eggmanにEGG BRAINを見に来ると!そういうことですね!

ジョーイ:是非、遊びに来て欲しいですね!よろしくお願いします。