―まずは、2nd mini album 「Circles」リリースおめでとうございます!
SWANKY DANK:ありがとうございます!
-今までずっとファンをしてきた僕自身の率直な感想をお伝えしても良いですか?マジで最高傑作だと思います。
SWANKY DANK:ありがとうございます!!!!
-お世辞とかじゃなく本当に良い作品出来たなって。最初SHUNさんの車の中で聞かせてもらったんですよね。
SHUN(Dr):そうそう。企画の帰りだっけ?聞いてもらったんだよね。
-1曲目からキャッチーですし、最後の締めまで聞いた上でしみじみと良い作品だなって思いましたよ。eggmanでノルマ払ってたバンドなのに!
一同:爆笑
-出来上がってみて本人達的にはどんな感想ですか?
KOJI(Ba,Vo):いつも曲書くのが遅くなっちゃってタイトになるんだけど、やっと出来たなって感じてますね。「misery」なんかも4日くらいで出来たりして、ある意味自信にもなったし、次が楽しみだな〜って思いますね。
-もう次の作品の話?(笑)
KOJI:もう次の話を考えてるね(笑)。
YUICHI:今回、KO-TAが入ってくれて初めての作品だし、俺的には悪い意味じゃなくて楽だった。任せられる部分は任せられたし、信頼してるギタリストだからこういう感じって口答で言ったらちゃんとやってくれるし、すごく良かったですね。
-4人になって初の音源ですもんね。前回は、SHUNさんが入ってって話してたけど。
YUICHI:そうそう。前の作品は1人でギターのアレンジを考えてたけど、今回BONEDSって4バンドでまわるツアーを経験したのが大きくて、4人ともがライブを意識して曲を作れたっていうのはありますね。
-ツアーしながら曲制作をしてたってことですか?
KO-TA(Gt):そういう感じだったよね?
KOJI:それこそ、ツアー中にMY FIRST STORYのHiroの部屋をコンコンってしてフューチャリングやらない?って話して実現したっていうのもあったり。
-そうなんですね!なんかアルバム全体を通して聞いたら、ジャンル的な部分は、やりたい事やってるように見えるのに、SWANKY DANKらしさというかまとまりがあるように感じました。
KOJI:アレンジ変えたり、歌詞を英語にしたりしてそういう意味での統一感は意識したのかもしれないですね。
YUICHI:ライブを意識しつつも、前作と変わらず俺等にしか出来ない事をやりたいっていうぶれないところがSWANKY DANKらしさっていうのに繋がっているのかもしれないですね。王道なんだけど、ちょっとひねったギターリフを入れてみたりとかね。
-業界でも有名なエロギタリストが正式メンバーに入りましたからね!
KO-TA:なんでよ!有名じゃないでしょ!!
-いやいや、プレイの部分でですよ!あっ!プレイって書いちゃうと本当にそっちっぽくなりますね(笑)。
一同:爆笑
YUICHI:フィンガーテクもやばいですからね(笑)。
KO-TA:もう紙面上では、アウトですね!
-この流れでMVの話したらただのエロいバンドですね(笑)。1曲目「misery」は、どう考えてもリード曲に相応しいキャッチーな曲だと思います。どんなイメージで作った曲なのかお聞き出来ますか?
KOJI:俺等は、POPPUNKにも精通があってBONEDSのツアー後にみんなでワイワイ出来る曲が欲しいなって思って、当てにいくっていうよりも俺等に足りない部分を補うっていう感覚で作った曲ですね。
-MVも見ましたが、カッコイイという印象から最後の胸に文字を書く所で印象が全部それになっちゃいました(笑)。
KOJI:あれ見たバンドマンからめっちゃ電話かかってきて(笑)。結構他の部分大変だったのにね。
-なんか楽しそうな話しか出てこなそうなので質問変えます(笑)。2曲目「Sink Like a Stone」は、MY FIRST STORYのHiroのフューチャリング曲ですが、メロディの変わり方が印象的でした。しっかりお互いの良い部分が出てるなーと。
KOJI:フューチャリングするんだったらかっこいいものを作りたかったから、レコーディングのその場で、全く別のメロディを作ってこの曲の間にぶち込んだって感じです。シャウトがあったからそれでも大丈夫なんじゃないかって思ったし、Hiroが入ってくれたからこそ1個違った事にしたかったんですよね。
-このコラボのキッカケは、BONEDSの時に話して?
KOJI:銃のリロードする時の音とかもツアー中に話して曲に入れたりしました。
YUICHI:レコーディングの時もすっごいアイデア出してくれたりして、やってみたらめっちゃ良くなったりして助かりましたね。
KOJI:彼との絆がより深まったのかなって思いますね。
-3曲目から5曲目の「DESTRUCTION」「Gentleman of Fortune」「FROM ME」を聞いてみて、SWANKY DANKらしいなって思う部分ってこういう楽曲にあると思うのですが、それぞれどんな立ち位置である曲なんですか?
KOJI: 「DESTRUCTION」は約2年前に出した「THE LOVE WAS GONE…」からの流れもありつつ、サビは和メロっぽい感じなんだけど英語の詞をつけてみたりっていう一番工夫した曲なのかなと思います。
YUICHI:一歩間違えたらダメになりそうな曲なんだけど、自分達らしいアレンジで作ってみましたね。
KO-TA:結構細かくアレンジを入れましたね。
-これは、SWANKY DANKって感じがしましたね。その後の4曲目「Gentleman of Fortune」の歌詞を読んでみたんですけど、すごくエロ…SWANKY DANKらしい曲ですね!
一同:あはははは(爆笑)
-これは、何を歌いたいんですかっ!!
YUICHI:これ?これね…そういう曲を作ってみたかったの。そういうお年頃だったの。
-はい。作詞YUICHIっと。教えてもらえますか?(笑)
YUICHI:深くは語りません!
KOJI:深く語る為にインタビューしてるんだよ!(笑)
YUICHI:この曲は2人で歌ってて、2つの目線で男同士が話し合ってるみたいな感じでかけあう曲にしたかったんですよ。
-こういう経験があったという事?
YUICHI:いやいや、あくまで想像の世界です(笑)。
KOJI:お前、ここまで歌詞で書いたんだから自分のプライドくらい切り売りしろよ!(笑)
一同:爆笑
SHUN:でもさ、ここまで笑ってて原稿に(笑)とかつけられちゃったら、こいつ実体験だなって思われちゃうよね(笑)。
YUICHI:でもね。この曲はすごいPOPPUNKを意識してて、明るくて何も考えないで聞ける曲っていうのを作りたかったから是非聞いてみてほしいです!
-5曲目の「FROM ME」を聴いた時に、SWANKY DANKは英語詞と日本語詞に関して両方を匠に操っているなって思いました。この曲は日本語にしよう!とかってどういうタイミングで決まるんですか?
YUICHI:この曲は結構前から作ってあった曲で、いろいろアレンジとか考えててここまで引っ張っちゃったんです。元々は日本語で作って会っても歌うのはKOJIだから二人で相談して作るんですよ。この曲のこの部分は英語にしたいとかKOJIが歌いやすいように変えていくんですよね。
-なにか拘りとかがあるんですか?
KOJI:それはあるかもしれないですね。仮歌とかでも俺が歌ってるとそれにあわせた歌詞をYUICHIが作って来てくれたりとか。カッコイイニュアンスの曲は日本語にしたいし、明るい感じの曲は英語にしたいっていうのはあります。
YUICHI:俺は、理由をつけてここはこういう意味でこの歌詞って説明しても、KOJIが歌ってみて感覚が違ったらそれを受けてじゃあこうしようああしようって変えてたりするんですよね。
-KOJIさんはわがままなんですね!(笑)
KOJI:基本的にはそうですね(笑)。
-最後の楽曲「One Sided」ですが、前からある曲ですよね?
KOJI:これはファーストに日本語詞で入ってるんですよ。もう廃盤になっちゃったけど。もったいないって声をすごく言ってもらえて今回アレンジして入れようって話になりました。
-それ持ってないですわ!でも、アルバムを締めるって意味でもここにある意味がわかるなーと。
KOJI:最後爽快感で終わるからね。
YUICHI:SHUNちゃんしんどかったでしょ?
SHUN:しんどくないよー!
-その言い方文章で表せないんですよね(笑)。
SHUN:あはははー(笑)。
-KO-TAさんは、正式に入ってどうでしたか?
KO-TA:楽しかったね。レコーディングも曲作りも。すごく自然に入れたなって思ったかなー。
YUICHI:うちらレコーディングとか全然ピリピリしないからね。
-SWANKY DANKのどこにピリピリするタイミングがあるんですか(笑)!そのキャラで。
一同:あははは(笑)
-ツアーについてもお聞きしますが、こんなにやってきたeggmanが入ってないので、簡潔に言いたい事だけ言ってもらえれば。
一同:爆笑
KOJI:そうですね。全9箇所まわるってことだけ覚えててもらえたら(笑)。
-あははは。でもツアーファイナルは、代官山UNITということですが、これはSWANKY DANK史上最大規模なんじゃないですか?
KOJI:一番でかいね〜。単純にツアーファイナルだからね。どんなツアーになるかは分からないけど、絶対成長してきてると思うからいい日にしたいですね。
YUICHI:「Circles」って繋がりって意味で付けてるし、色んな所をまわって繋がりを作ってファイナルに戻ってきて初めてその日に「Circles」ってアルバムが完成してると思うから、そこに来てくれたお客さんとその日に作れればって思いますね。
SHUN:やるしかないでしょ〜!!
-やるしかないですね(笑)!
SHUN:いやいや、本当に重要でさ。ここでさ頑張んないとさ。めっちゃ必死なんだよ!!本当に。だからこそ最高の形で迎えたいねこの日を。取材してもらって、マンスリーを読んでくれて、この音源を買ってくれて聴いてくれてそれがファイナルに繋がればさ、「Circles」になると思うしさ、ファイナルで終わりじゃないからさ、その先なんだよっっっ!!!
YUICHI:修造さんじゃねーかよ!
SHUN:いやいや、いこうぜっっっ!!
-SWANKY DANKがeggmanでノルマを払ってた時期がとっても懐かしいですが、リリースをして、ファンも増えていますし、本当にeggmanとしても嬉しいです。最後に、この作品を聞いてくれるリスナーの皆様へメッセージをお願いします!
KO-TA:今回、インタビューを見てバンドを初めて知ってくれる人も多いと思います。もしちょっとでもいいなって思ってくれたらライブに来てもらったらもっと魅力が伝わると思いますので是非来て欲しいなって思います。
SHUN:BONEDSツアーを経て、今までは自分のプレイを難しい事やったりとか、目立たせたいとかっていう気持ちが強かったんだけど、あのツアーを終えて会場全体でライブ作るんだなって感じた時にすごく楽しかったんですよね。そうなった時にバンドの為に自分はどうしたらいいのかとかすごく考えるようになったし、あの〜。俺、進化しました。だから進化した俺を見に来て下さい。
YUICHI:ノルマ払ってた頃って俺とKOJIしかいなかったし、今はこの4人で良いピースが揃ったと思ってるし、みんなと一緒にライブという空間を楽しみたいなって思ってるので、是非マンスリー見て俺たちの事を気になってくれたりしたら、音源聴いてもらったりライブにきてもらいたいなって思います。
KOJI:SWANKY DANKを結成して7年。5年前とかは本当にまだ2人でやってたけど、やっとここ2年くらいで俺等の夢が叶うというか一歩近づけたって思ってるし、7年間かけて今の状況にいるから、もし夢があったりなにかやりたい事があるなら諦めずにやって欲しいなって思います。ノルマ払ってたバンドがこうやって表紙になってインタビューしてもらえるようになったわけだしね。それこそeggmanとSWANKY DANKで「Circles」が作れたって事だと思うし、そういう意味でもこのアルバムを聴いてもらえたら嬉しいなって思います。