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2gMONKEYZ interview
- SPECIAL -

2gMONKEYZ interview

札幌在住の2gMONKEYZ(読み:ニグラムモンキーズ)から「MONKEY WORKS 2」というハッピーで、ポップで、でもエモくて、壮大で、なんだかよくわからないくらい盛りだくさんだけどスゲー良いアルバムが届いた。今作に込めた想い、そして11月にはZepp Sapporoでのワンマンという挑戦を控える彼らの気持ちを聞いてみた。2014年要注目バンド「ニグモン」を見逃すな!!

interviewer:ブッキングマネージャー窪田

―「MONKEY WORKS 2」聴きました。様々なエッセンスが入っていてすごくバラエティに富んだ1枚ですよね。

Yuguchi(Vo 以下…Y):ありがとうございます!良い意味で自分たちでもよくわからないくらいです(笑)。スタジオミュージシャンやスペクトラムのメンバーなどで構成されるBLUFF HORNSのみなさんとのコラボレーション、さらにはLA在住のスパニッシュサウンドプロデューサー・ラファエルとの共作もあったりで、なんかとてつもないことになりました。元々は自分たちの色を詰め込んだ物になる予定でしたが、こんなにもいろいろな方々の色が入って、自分たちの想像していたアルバムを遥かに超えた1枚になりましたね。

Kent(Ba. 以下…K):思い描いていた到達点と180度違いますね(笑)。

-具体的にどんな1枚ですか?

Y:自分たちとしては初体験づくしの1枚ですね。聴いてもらう方々にとっては今の僕らとこれからの僕がすべて網羅できるCDだと思います。

K:とにかく面白いアルバムだと思います。先ほども話しましたが、自分たちだけでは到達できなかった場所にたどり着けたので今までの僕らを知っている人たちには驚きを与えらえると思うし、新しく僕たちを知る人たちにとってもすごく面白いさを感じてもらえると思います。

Y:化学反応がすごいですよ。

-アルバム制作にかなりの時間がかかったとお聞きしたのですが。

Y:相当かかりましたよ(笑)。それこそ半年近くですね。去年末頃にレコ―ディングした曲もありますからね。

-制作で苦労したところなどありますか?

Y:ラファエルが制作した楽曲に歌詞を載せるのが難しかったですね。先ほども話しましたが、初体験だったことの一つで、自分の感性とミックスして掛け合わせるのが大変でした。でも苦労というよりは良い経験させてもらったなという感覚です。

K:ホント良い経験だったよね。すごく勉強になったし。こんなアレンジするんだとか、こんなアプローチでいくんだとか。

Y:そんな経験を経てようやくリリースできるので、早くみなさんの感想を聞きたいです。

K:楽しみだよね。一体どんな感想がでてくるのか。

-13曲収録されていますが、その中での推し曲は?

Y:バンドとしては2曲目に収録されているライブでも定番曲の『SHOW TIME』です。アップテンポで乗れるパーティーチューンです。

-ニグモンと言えばこの曲って感じですよね。ライブでも本当に盛り上がるし、この曲が推し曲じゃなかったらどうしようって思ってました(笑)。

Y:この曲はさすがに外せないですよ(笑)。でも今作は本当に様々なジャンルの楽曲が入っているので、きっと人によっての感じ方で好きな曲が分かれると思うんですよね。だから早く感想が聞いてみたい。ワクワクしますね。

-『SHOW TIME』以外で個人的に思い入れの強い曲はありますか?

Y:僕は13曲目の『shiori』ですね。この曲もラファエルとの共作なんですが、こういった壮大なバラードって今までの僕らにはなかった要素だったのでしっかりと表現しきれるかどうか不安でもありましたね。でも新たな僕たちの一面として自信を持ってオススメできる1曲になったかなと思います。

K:僕は『ダンシングシュガー』ですね。この曲は僕も歌っているので思い入れがあります。自称モテ男がいて実は裏では女の子たちにバカにされてるという内容の歌詞なんですが、ボーカルとは違う声が入ることによってその世界観を強くできるかなというコンセプトでやったんですが、それが良い結果になったと思います。しかもこの曲はBLUFF HORNSのみなさんとのコラボ曲なのでそのサウンド面にも注目してもらいたいです。

-ライブでも盛り上がりそうな曲ですよね。

Y:今作の曲たちはライブでやったことのない曲がほとんどなので、それもすごい楽しみなんですよね。

-今ライブの話がでましたがニグモンの魅力といえばライブだと思うんです。ライブに向けて心構えなどありますか?

K:それはもうYuguchiはすごいあるでしょ(笑)。

Y:カッコイイっていうのもアーティストとしてはすごく大事だと思うんですが、僕らがライブで意識していることはまずとにかく楽しんでほしいということですね。そこを追求していきたいです。ライブ終わって笑顔で楽しかったって言っていたらもう最高です。

K:エンターテイメント性で勝負したいという気持ちが強いんですよね。

-結成当初からそういったコンセプトで?

K:いや、だいぶ試行錯誤してたどり着いた感じですね。

-でもそのたどり着いた結果、非常に良いライブをしますよね。先日のエッグマンでのライブでも初めましての方々の気持ちをあれだけワーッと上げられるのってなかなかできることじゃないですよ。

Y:僕らを初見の方とのライブって楽しいんですよね。その人たちをいかに盛り上げられるかっていう勝負ですよ。そういう気持ちで毎回やってます。

-ライブといえば11月にZepp Sapporoでのワンマンを控えていますが、一見無謀とも言えるような高い壁への挑戦ですね。

Y:インディーズバンドでやる場所としては本当に高い壁だと思っています。ただ、だからこそ意味があるかなって。今年1年を飛躍する年にしたいと考えたときにとてつもなくバカなことやりたいなって思ったんですよ。それとライブ。それじゃあ地元でとてつもなく大きい場所でやってやろうと。

K:僕らが今までワンマンをやった札幌のライブハウスの何倍も大きいですが、そこでやることに意味があると思うんです。

Y:今は不安しかないですけど最高にバカで楽しい1日にするためにあと半年必死でニグモンやります!そしてニグモンの目標であるお茶の間バンド、一家に一枚的なバンドになるべくその先も突っ走っていきますので応援お願いします!

-eggmanとしてもこれからも応援させてください!