——おはようございます!
全員:おはようございまーす!
——なんか、ラフに…
悠.:はい!
——ラフにいきましょうね。
悠.:はい!!
全員:(笑)
悠.:はい!よろしくお願いします!(←寝坊でインタビューに遅刻してきたため低姿勢)
——じゃあよろしくお願いします!
悠.:はい!よろしくお願いします!(←寝坊でインタビューに遅刻してきたため低姿勢)
——まずはメジャーデビューおめでとうございます!
全員:ありがとうございます!
——いやー、すごいっすね!10周年でのメジャーデビュー!
悠.:ねー!
manao:なかなかいーひんよな。
——狙ってた訳じゃないですよね?
悠.:全然狙ってないです!ほんとにたまたま縁があって。
——結構急展開だったって言ってましたよね?
shingo:急やでー。全てが急やった。
悠.:四月末くらいに決まって、そこから一気にって感じで。
shingo:そう、それでそこから発表出来るものはライブでも発表していって。
GALA:shingoが口を滑らせたやつな(笑)
shingo:そうそう(笑)メジャーデビューの発表を口を滑らせてしまってな。
そこからバタバター!っと決めていった感じで。
——なんせ、13曲入りのフルアルバムだからなー。いきなり。すごいなー。
聴かせてもらいましたが、「iMagic.」ってタイトルが似合うアルバムだなーって。
manao:集大成やな。
——俺にしてみても本当にこのタイトルやなーって思えて。ですよね!?悠.さん!?(笑)
悠.:ソウデス!僕タチノ魂ノ結晶デス!!
shingo:やかましわ!(笑)まだ目が腫れてますやん(笑)
全員:(笑)
悠.:いやー、ほんま申し訳ない。
全員:(笑)
shingo:TATSUKIは半分くらいは知ってる曲やんな?
——ですね、半分以上はそうかな!今回の新曲達は初めて聴いた感じで。過去にリリースした作品も再録してるんですよね?
悠.:そう。
——今回特に思い入れのある曲について語って欲しいなーと。manao君どうですか?
manao:んとー、俺は「CHANGE」!このアルバム作る時に、レコーディング始まる時点でもまだアレンジを突き詰めていってる段階だった曲なんですが、サポートギタリストも新しくなって平行して色んなことを進めていっていたのがしっかりハマったなと思えた曲で。このアルバムの中でも一番爽やかで、いいテイストになったなって。この曲のお陰でアルバムのバランスも良くなったし。iMagic.の中では珍しい感じだし、俺はすごく好きだなって。
悠.:この曲なかったら結構濃いもんな。ドロッとしてるよな(笑)
manao:途中にサラダ挟んだ感じ。
悠.:レモンみたいな、な。
manao:そう。爽快感のある。
——まあ、いい歳ですしねー。
悠.:うん。……。え、どゆこと?
全員:(笑)
manao:この夏に凄く合いそうな曲になったなって。聴いてもらいたいですね。
——特にこの曲でこだわった部分ってありますか?
manao:オーソドックスな8ビートなんやけど、LUNA SEAのJさんを意識してドライブ感のある感じにしたかな。
shingo:あー!そうや!この曲に関しては、manaoからオーダーがしっかり入って、そこにドラムが合わせる感じにしたわ!
——なるほど。そんな秘話も!ありがとうございます。shingo君は?
shingo:んー。今回レコーディングして、自分の想像以上によくなったなーって思えたのが「swallow」かな。昔からある曲だから、ライブでも何度かやってきてるんやけど、とにかく音数がメチャクチャ多いしテンポも速いし展開も多いしで、ライブだけではなかなか伝わりきれない部分があったなって思ってて。いざ冷静にしっかりレコーディングして、ミックスしてもらったりして出来上がった時に、「こんなかっこよくなるんや」って感動したのがこの曲やな。
ドラムレコーディングに関しては、完全な新曲はやっぱりまだ身体にも入ってないのは当然で、昔の曲は叩き慣れてるはずって思ってたけど、いざやってみるとプレイの甘さにも気づけたりして、昔の曲の方が勉強になったなって思ったかな。
——なるほど。…。shingo君コメントまじめっすね。
全員:(笑)
shingo:やめとけ(笑)!どんな感じかまだわからへんやん(笑)徐々に合わせていくから待ちーな!
——GALA君はどうですか?
GALA:思い入れというか、制作の時に色々思い出があるのは「NEVER ENDING STORY」と「CRAZY×CRAZY」かな。前回のアルバムを出した後にアーティストとして見直す点がいっぱい見えて、いろんな迷いも感じながら悠.と相談しながら作った曲ですね。「NEVER ENDING STORY」は悠.が朝方に仮歌の入ったデモを送ってきてくれたんだけど、それを聴いて泣いた。久しぶりに音楽を聴いて泣いた曲なんよね。
悠.:へー!そうなんや。
GALA:この曲絶対よくなるなっていうのが確信出来たかな。「CRAZY×CRAZY」もこれから「iMagic.」ってバンドをどうやって世間に提示していけばいいんだろうって考えて作った曲で、みんなでかなりディスカッションを重ねて作った曲。思い入れがあるっていういい方とは違うけど、思い出が蘇ってくるなーって。
——なるほど。
悠.:なるほど(笑)
——じゃあ悠.くん。
悠.:ベストアルバムで過去曲を収録するアーティストっていっぱいいるやんか?で、それが再録でがっかりすることが今まで結構あって。アレンジが綺麗になりすぎたりしてて。今回俺等が収録する過去曲って、なるべくライブに近い形で、テイク数も重ねる訳ではなく今の俺等をありのままに録りたくて。
「太陽と三日月の流星群」っていう曲はリリース決まってるのにリード曲がまだ決まってない状況で、やっと作り上げられた曲で、歌詞もアレンジもぎりぎりまで詰めて。語りの部分も録り終わったのに、もう一回詰め直したりもして。過去曲とは逆に新曲はぎりっぎりまでこだわった、iMagic.らしい世界になったんじゃないかなって。
——過去作がまた違う並びで新しい作品に収録されると、新鮮な感じで聴けますよね。「0or100」にしても、このCDに入ってるこの曲だからっていう部分。「GET FIRE!!」の前に収録される「0or100」はやっぱ今回が初めてな訳だし。
shingo:ライブは結構意識してるね、この並び。ライブのセットリストみたいな曲順かな。
悠.:うん。ワンマンセットリストな。
manao:最後にManifesto.とかもな。
GALA:8、9、10曲目の並びとかよくやるし。
——iMagic.ってバラードにも定評があるなって俺は思ってて。今回バラードを入れなかったのは敢えて?「響鳴花」とか「結ぶ絆」とか「冬来」とか…
shingo:「冬来」(笑)「Arrival」な(笑)冬来っていうのTATSUKIくらいちゃう(笑)?
悠.:いや、たまにおるで(笑)今回に関しては、「LAST HOPE」とか「NEVER ENDING STORY」とか、バラードではないけどパワーを信じてるし、十分かなって思えるないように出来たからかな。過去曲のバラードも大好きやけど、今回はこれがベストやったんちゃうかなって皆思えたんよな。
「アンブレラ」とかもおもしろいし。
って、思うっす。。。(←寝坊でインタビューに遅刻してきたため低姿勢)
——13曲全部聴いたら結構エネルギー吸われてたもんなー。
悠.:あ、まじ?
——うん。聴いてるこっちが出し切った感が結構ある。
悠.:へー。俺等まだ誰にもこの作品聴いてもらえてないから、感想が全然わからへんのよ。
shingo:1枚通して部外者に聴いてもらったのってTATSUKIが初めてやもんな。
——いや、部外者て。
全員:(笑)
悠.:他人!他人に聴かせたの初めてやな(笑)
——他人!?
shingo:部外のヤツに聴かせたの初めてやな!
——今日からもう敬語使いますね…。
全員:(笑)うそうそ!
悠.:いやー、でもめっちゃ嬉しい。そう言ってもらえたら。
——すっと入ってくるというより、曲に心が付いていこうとする感じ。こんなに引っ張られるかっていう感じ。聴き終わったら疲れるもんなー。
いやー、ずるいよなー、このアルバム。
悠.:iMagic.らしいよな。フルアルバム作ったらこうなんねんで!みたいな。
——タイトルもね。正直言うと、最初資料を見た時に、「デビューアルバムに自分達のバンド名もってくるのかー」って思ったけど、聴いたらすぐ納得した。これは確かに「iMagic.」ってタイトルつけるなーって。
悠.:ぎりぎりまで決まってなくて、どうするの?って言われて、「iMagic.」でよくね?ってなって。
GALA:俺等も普通やったら嫌やで。自分等のバンド名をタイトルにするなんてありきたりやし。ただ、会議の時に悠.がそう言った時に「うん、ええな。」ってなったんよな。
manao:5秒くらいで決まったよな。
悠.:一周して「iMagic.」でいいんじゃない?って感じかな。
——一周してって表現は確かにそうかも。そして、リリースツアーがありますね!
悠.:8月末から。福岡、大阪、滋賀、名古屋、そしてファイナルが東京!
——各地、盟友たちが参加してくれる感じになっておりますが、、、やっぱりその中でも一番の推しは名古屋ですかね?(←インタビュアーはiMagic.ツアーの名古屋編2マンライブの対バンとしてsince i RE:MADEとして出演します)
悠.:そうやなー。対バンはしょーもないヤツやけど、場所は好きかな(笑)
——おい。
全員:(笑)
shingo:東名阪ツアーでも悪くはなかったんやけど、小倉FUSEは何年もお世話になってるハコやし、滋賀はもちろん地元だからってことで決めた感じかな。今回はメジャーデビューっていうお土産ももっていけるし。
悠.:土地にも対バンにも一切の無駄がないというか、思い入れのある形かな。対バンも。名古屋は特に←。
——(笑)どんなツアーにしたいですか?
manao:今回また新体制で挑むツアーになっていて、このツアーでどんどん固めていって、最後のファイナルのワンマンでそれを提示出来るような「固めるツアー」かな。心の面も見せ方も。
shingo:俺はねー、もうiMagic.の打ち上げ番長なのでね。前回のリリースツアーはメンバーにめっちゃ迷惑かけたりしたけど、今回も各地で皆と一緒に呑めたらなって思ってます。
GALA:毎回そうやけど、レコ発ツアーって今までやったことない曲を初披露した時の各地のお客さんのリアクションを見れるのが楽しみかな。この曲はこんなノリ方するんやーとか、この曲のここ口ずさんでくれるんやーとか。期待してもらってる部分にはしっかり応えていきたいなと。あと、shingoの二日酔いとは違うんやけど、俺はよくツアーで体調崩すから、健康第一でいきたいなと思ってます!(笑)
悠.:聴いてもらう人、繋がってくれる人がいてくれるから、リリースしたりツアーに回れたりすると思ってるから、自分の為じゃなく人の為に届けにいきたいなって。それがしっかり縁を結んでいける内容にしたいと思うし、もちろん新曲もどんどんやっていく中で、自分等がどうやるかじゃなくて、どう届けるかっていう意識に全身全霊尽くして、一日一日大事にしたいなって。初日から本当に楽しみで、ファイナルにもっていくっていうよりは、全てをワンマン級の熱量でやりたいなーって思ってます。
——リード曲のMVはもうすぐ?
悠.:来週かな?(※MVアップ1週間前のインタビュー)
shingo:昨日初めて観たんよな、俺等も。
悠.:俺もう10回くらい観た。
——どんな感じですか?iMagic.って感じ?
GALA:そうやけど今までのテイストとは全く違う感じ。
悠.:曲自体は激しいんやけど、見せ方は完全にバラードっていう感じかな。
——あー!わかった!星空が北極星を軸に回るやつだ!
悠.:回らへんなー。
——回らへんかー。
shingo:センスないなー、自分。
全員:(笑)
——shingo君、帽子とTシャツが同じ色っすよ。
shingo:これセンスないってか(笑)
——今回のMVは自分達のプロデュースですか?
shingo:いや、全部お任せした。
悠.:丸投げ。
——えー。不思議!
shingo:今までのiMagic.を知ってるTATSUKIからしてみたらそうやんな。
——そう。ここはこうでー、ここはああしてー、みたいな感じで進んでそう。
悠.:これ内緒やけどな、ちょっと言ったら怒られてん(笑)
全員:(笑)
GALA:今回の監督さんもしっかりアーティストやったんよ。それが俺等も伝わったから任せられたっていうのはあるかな。
shingo:今回は結構周りの人たちのアイデアに任せた感じよな。アー写にしても。
GALA:10年やってやっと人を信じるということを覚えたかな。
全員:(笑)
悠.:MVに関してなんやけど、曲作った時に思い浮かんだ画が、しっかり入ってて。だから、それだけイメージを曲にちゃんと魂を込められたんやなーと思えたし、受け止めてもらえたんやなーって。
GALA:周りの人にも恵まれて、実際の時間は短かったけど、かなり濃い時間を過ごさせてもらいました。
——なるほど。MVも楽しみにしてます!
じゃあ、最後に悠.くん。今回の作品を敢えて漢字1文字で表すとしたら?
悠.:漢字1文字?漢字やろ?漢字…。うわ、むっちゃ難しいこと言うな。
…。shingo言うてや!
shingo:なんでやねん(笑)考えてはいるけど!
manao:あ、はーい!
——お、manao君!
manao:「想」っていう字かな。
悠.:くっさ。
shingo:(笑)
GALA:おもんな(笑)
manao:じゃあ言えや(笑)
shingo:いや、俺そんなんないでー。
悠.:難しいなー。。。
全員:……。
——あ、GALA君浮かんだっぽい顔してる。
GALA:浮かんでへんわ(笑)shingoがうまいこと言って終わらへんかなーって思ってる。
shingo:なんでやねん!
悠.:うーん、じゃあ。まーちゃんが言った「想」っていうのもこもってるけど「縁」かな。結局10年やって来れたのも、楽曲も繋がってきたものがあるからだし、縁があってここまでやれてるし、縁があってこれからも届けていけるから。そういう意味で「縁」かな。
GALA:俺もそう思ってた!
——(笑)shingoくんももちろんそう思ってたっすよね?
shingo:あぁ、そういうことや。
——じゃあ、これからも応援させてくださいってよりも、これからもずっとよろしくお願いします!
全員:こちらこそー!!