現代音楽独立勢力が集う狂演が開催決定！　各国のウェブ人や音楽雑誌等で高い評価を得た2nd. album「裏現」のリリースツアー日本国内公演のファイナルとなる本公演では、様々なジャンルで現代日本に於ける最先端音楽を更新しているバンドが集結。　今の時代の、ここ日本の音楽が多面的に体現されるアカデミックな瞬間を見逃すな！

【COHOL】

情報過密都市現代日本で圧縮された波形の最新鋭。透明度高い闇のレイヤーを重ねて出来る結晶で、人の裏側を暴く千里眼的音楽背景。2013年、フランスのDeath/Black Metalの名家”Osmose Productions”と契約を結び、2015年2nd.album「裏現」でワールドデビュー。過去オーストラリア産最新型Death Metal band “Portal”とのJapan tourで国内での名を上げ、Jesu, Russian Circles, monoを迎えた国内轟音フェス”leave them all behind”にも出演を果たしている。2016年には台湾ツアーも発表され、さらに外界へ広がりを魅せ続けている。

【ENDON】

2名のノイズ要員とギタリストを擁する非常階段を想起させるバンド編成ながら、従来のノイズ・ミュージックを独自の感性と理論でリロードした異形のエクストリームミュージックワーカーホリック集団。暴力的なライヴ・パフォーマンスと相まって東京アンダーグラウンドを震撼させてきた。ノイズ担当・愛甲氏がペダル・ブランド「M.A.S.F.」を主宰することでも注目を集めている彼らが、2011年リリースの『Acme. Apathy. Amok』から約3年の時を経ていリリースした1stフル・アルバム『Mama』は、プロデューサーにBorisのAtsuo氏、エンジニアに中村宗一郎氏（Peace Music）という精鋭スタッフ陣を迎えて制作され、世界各国驚異的な速度で注目を集めている。

【STORM OF VOID】

envy, Turtle Island、ex-FC-FIVEのメンバーから成る重低轟音トリオ。Doomでもない、Stonerでもない独自の進化で突き詰められた音楽性は、既存のヘヴィーミュージックと比べ、よりハイクオリティーな重低音質、よりキャッチーなフレージングでストイックながらに一触でリスナーを引き込むグルーヴを確立したエクストリームミュージックの突然変異的独創力を持つ。　

【Vampillia】

タスマニアギター、ノイズギター、魂だけファンキーベース、ピアノ、ストリングス、オペラのVelladon、きこりの恋幟モンゴロイド、ツインドラムの吉田達也（Ruins）と竜巻太郎（NICE VIEW、TURTLE ISLAND）、新メンバーの真部脩一ら10人（ときにはサポートなども含めた、それ以上）のメンバーからなるブルータル・オーケストラ。ポストロック、ポスト・ブラックメタル、ノイズ/アヴァンギャルド、エレクトロニカなど、非常に多岐に渡るアーティスト達と接触しながら活動を続けるこのバンドの体現するものは抽象的激情。ジャンルよりも音楽よりも根元にある人間の衝動を揺れ動かす表現を音楽を使って具現化する芸術集団だ。