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鶴 interview
- SPECIAL -

鶴 interview

高校の同級生で結成した3人組「ウキウキ&切なさの伝道師」を名乗るバンド鶴。2008 年のメジャーデビュー以来常に話題を世間に振りまいてきた彼ら。そんな中2012年3月一杯でトレードマークでもあったアフロを引退という突然の発表。そ して映画4月18日には待望の3rd album「我がまま」がリリース!今回はVo/Gの秋野温にインタビューしてきました。

interviewer:谷

――3rd album「我がまま」完成おめでとうございます。鶴にとってこの作品はどんな作品に仕上がっていますか?

秋野:ありがとうございます。今回の作品は鶴というバンドがそれなりに年数を重ね、歳を重ね、、、というように俺達こうなんですっていう曲を集めました。昔は妄想的な恋の歌とか多かったんですけど、今回は地に足をつけるというか何というか、生きてきて思った事っていうのが多いですね。ハッピーな事は相変わらず大好きですけど、やっぱそれなりに生きてくると、傷だってつくし、痛みだって伴うわけです。そういうものを自分達らしくやったアルバムです。

――「夜を越えて」が映画アフロ田中の主題歌に起用されてますが、どの様な経緯で決まったのですか?

秋野:アフロ繋がりということで取材してもらったり、原作ののりつけ先生にCDのジャケットを書き下ろしてもらったりと、色々絡みは元々ありました。それで映画化の話を聞いて、誰が曲をやるのかなあ、話きちゃうかなあ、そしたら嬉しいなあって思ってたら本当にきました。ありがとうございますですよ、ほんとに。

――それは嬉しいお話ですね!鶴は普段はどの様な流れで曲を制作してるのですか?セッションから作ったりする場合もありますか?

秋野:主に僕とドラムの笠井くんが曲を持ち寄る感じです。僕は大体コードに乗っけてワンコーラスをスタジオでいきなり歌ってみます。それで2人が反応したらそのままゴーってな感じです。笠井くんの 曲はピアノで持ってくるのでそれを僕がギターに直して、、という作業からですね。その中からバンドにしようぜってなった曲は全員で組み立てます。

――ピアノで持ってくるのは意外ですね!詞に関しては意識してる事などありますか?

秋野:日本語の妙というか綺麗さってやつはいいなと思っていますが、僕は結構響き重視で言葉を選んじゃったりしますね。「あ」でのばしたいとか「お」でのばしたいとか。笠井くんは言葉を慎重に選ぶタイプなので、いつもその視点と表現に驚かされます。物書きになれるんじゃねえかってくらいね。笑

――なるほど(笑)そしてアフロ引退のニュースにはビックリしました!どんな経由で引退を決めたのでしょうか?

秋野:アフロに笑い、アフロに泣き、とにかくアフロに寄せたバンド生活を送ってきました。それも心行くまでやりました。その先に僕らが見たのは「素」であることのカッコ良さとカッコ悪さ。だからこそ伝わる何か。自分達がやったらどうなるのか。興味をそそられちゃったってのもありますが、そういうバンドになりたいと思ったんです。やりたい表現の枠がアフロを越えちゃったんですね。

――この冊子が完成する頃、メンバーの皆さん30代になると思うのですが20代から30代にかけて意識する事とか何かありますか?

秋野:特にありませんね。ああ、なったな、、、と。笑
どちらかというと楽しい感じですね。うわーやべー!いい大人!でもまーいっかー。の繰り返しです。心地よい適当感が芽生えてきました。

――デビューしてから変わった事とかありますか?

秋野:デビューしてからはやっぱ応援してくれる人がぐんぐん増えているってことですね。続ければ続けるほど、そのありがたみが身に沁みます。あとは物事の判断が少しは早くなったかな。鶴はバンド全員が結構考え込むタイプなので、結論までに時間がかかったりするんですけど、最近滅法早いです。30歳の良い適当感と共に。笑

――これからの鶴の目標などあればお願いします。

秋野:いつも鶴が思ってきたことですけど、曲聴いたりライブ観たりすると、元気になるとかパワーもらえるとか単に楽しいとか、それだけでもいいんです。その人の生活の中のほんの一部でいいんで、影響を与えられるようなバンドになりたいです。

――最後に読者に一言お願いします。

秋野:アルバ ム「我がまま」よろしく!今のあなたにハマる一曲が必ず入っているよ!そして、いよいよアフロを引退するわけだけど、鶴は鶴でしかないからやっぱり鶴だよ。音楽は楽しく!ライブも楽しく!ライブハウスで会いましょう。ツアーやるから来なさいよ!