タケシ(以下T):お前ら初めてなんだから自己紹介しろよ。
サンチェス(以下サン):俺がサンチェス。ベースボーカル、シャツはいつも全開だ。
ロドリゲス(以下ロド):俺はロドリゲス。ギターボーカル、ゲスとは俺の事だ。
トーレス(以下トー):俺が、トーレス。ドラムボーカル、とにかく女好きだ。メキシコからこの対談のためだけにやってきた。ギャラはずめよ。
リョウ(以下R):図々しい。しかもいらん情報まで言わんでええて。
–2バンドは以前から知り合いだそうですが、どういった経緯で?
ロド:といってもまだ三回くらいしか会ってないけどな。3年くらい前かな俺らが旅行に来てた時に日本の友達のやつらと溝ノ口でホルモン食ってた時に、こいつらがたまたま横にいて….
–意気投合したのですか?
ロド:いやしなかったが、こいつらが話したそうな目をしてたから、
T:してねえよ!
ロド:声かけてやった。まあ音楽の話というより女の話ばっかだったがな。
シンジ(以下S):ここで言うなよ….
ロド:お前は(タケシのほうを指差して)尻の軽い女が3人くらい欲しいっていってただろう。
T:言ってない!てかここでいうな。
S:まあ音楽をやってるらしく、メキシコ(!?)では、「B級パンクカバーバンド最後の大御所」なんて称号もいただいてるらしくて…
R:B級なんか大御所なんかどっちやねん!
サン:まあこいつらが日本でバンドの端くれをやってるって言ってたから、まあ上手く利用してやったらいいかと思ってな。
T:て、てめぇ!
トー:今回こうやって日本でアルバムリリースできたことはこいつらのおかげではあるからな。一応感謝していることにしとこう。
R:いちいち一言多いな、このタコス野郎が….
–先日行われたシクセブのツアーファイナルや中国のフェスにも飛び入りしたとか!?
R:そうなんですよ、こいつらいつもいきなり来てやらせろとか言いやがって。でもメキシコからわざわざこのために来てたみたいだから仕方なく…
ロド:誰がわざわざだ。世界中のハニーに会い行ったついでだ。しかもお前ら前座だろう。
T:て、てめぇ….お前あんときはそういっただろう!
サン:嘘も方便っていうだろう。
T:変な日本語ばっか覚えやがって、しかも使い方微妙にちげ〜よ!
–汗….で、なんでカバーバンドなんですか?
ロド:俺らの国ではフェスティバルやカーニバルがとにかく多いんだがそこで小さい頃からカバーソングを演奏してたんだ。ラテン系のミュージシャンは沢山いるけど、俺らみたいにパンクでやるやつらは他にいなくてな。
S:お前らしかいないのに大御所って、他におらんだけやん。
サン:パイオニアって言えよ。でも俺たちはカバーじゃなくて、今後はオリジナルやプロデュース業なんかもやるかも知れない。
T:できんのかよ!?
トー:まあ見てな。過度な期待は禁物だがな。まだ今後の展開は未定だ。今回は日本向けに作ったカバーアルバムだ。言うまでもなく最高の出来だぜ。
R:まぁたしかに出来がいいけど….なんかむかつく
–前回の来日公演は8月でしたよね?
サン:そうだ。8月に2本のライブをこなしたぜ。
–次は9月23日渋谷eggmanでレコ発ライブ?
ロド:そうだな、次はCDが出てから初ライブだ。お前らも前座やりたいって言ったらしいな。
T:言ってねぇよ!eggmanからお願いされたんだよ!
ロド:まあまあ、分かってるぜ、やりたいのは。盛大なパーティーにしようぜ。
R:まったくお前らのために….ほかのバンドさん達に申し訳ないよ….
トー:いや、みんなハッピーな気分にしてやるさ。
–それでは最後に日本のファンのみなさんにメッセージを!
T:ちょ、まだファンとかいないと思いますよ!
サン:俺たちはファンとすでにtwitter上で語りあってるさ。みんなドMで変態なやつらばっかだけどな。まあ興味のあるやつらはアルバム聞いて頭空っぽにして遊びに来な。まあ過度な期待と細かい突っ込みは厳禁だけどな。