―まずは、1st mini album「メグリメグル」発売おめでとうございます！

Amelie：ありがとうございますー！！！

－インタビューは初めて？

mick(Vo,Gt,Pi)：初めてです！緊張します！

－記念すべき初インタビューだ！気合い入れていきますね。まず初めての人ばかりだと思うので、”Amelie”というバンドはどうやって結成されたのかお聞き出来ますか？

mick：出ました！今日インタビューに来ていないBaのあっきーにその質問されたら「あっきーが組みました」って言ってこいって伝言を預かってます(笑)。結成するタイミングで、私がナンパされて一緒にバンド組もうよって何度も話をもらったんです。でもあっきーの事を嫌いだったのでずっと断ってて。

－そうなんだ(笑)。mickは当初何をやってたの？

mick：弾き語りを１人でやってました。で、彼がやってたバンドの活動が止まるのと、私が暇になったタイミングが一緒の時期くらいにあって、誘いを断りきれずに”Amelie”を組む事になったんです。

直人(Gt,Cho)：元々、結成当初はギターもドラムも違うメンバーだったんです。

mick：そうそう。その後に紆余曲折あって、mixiでメンバー募集サイトみたいのがあって、Drのアサケンさんに出会って、元々知ってるバンドのメンバーだったから「マジか！」ってすぐに連絡してスタジオ入って、即加入してもらいました。その後、直人さんがバンド解散してギターとして迎え入れるっていう。

－そうなんですね。それで今のメンバーに落ち着いたわけだ。ちなみに、”Amelie”ってバンド名の由来は？

mick：バンド名決めようとしてた時に全然決まらなくて、映画見ようってなったタイミングで「アメリ」って映画に出会ったんです。とても響きとして良かったし、カッコイイなって思って。そこから名前を頂きました。

－あの女の子が表紙のやつだ！

mick：そうです！結構映画を見るんですけど、映画を見て歌詞を書く事も多くて。

－曲を作るのは、mickと直人くんじゃないですか？要は直人くんが入るまではmickが作ってたんだ？

mick：完全にそうですね。だいぶ変わったと思います。とっても助かってるし、今の”Amelie”は直人さんいないと出せてないと思います。

直人：もっと繊細な感じだったし、中々の鬱バンドでしたね(笑)。

－今回ミニアルバムと言いながら、デモ音源なわけじゃないですか？めちゃくちゃ自信作だと思うし、今後これ以上のアルバム出てくるのかなって思うくらいです。

mick：あはは。だい…じょうぶ…でしょう！！

－全曲聴いて、全曲良いなって思えたし、このレベルでデモかよって思いました。

直人：今までのベストを作ろうって思って制作しましたね。今までは2~3曲入りのデモしかなかったからボリュームのあるものを作りたかったし、これに入れるのを前提で前作の「アネモネ」と「parade」も出したんですよ。

mick：アルバムを制作する為にメンバーで合宿に入ったりもしました！

直人：今まではmickの弾き語りをバンドアレンジに変えるっていう制作方法だったんですけど、今はスタジオに入って１から作り始めるっていう形に変わってきて、ここ1年くらいで曲作りのやり方も変わりましたね。今までは僕の立ち位置が、”Amelie+1″だったんですけどここに来てそういう感じもなくなりました。4人で”Amelie”なんだって。

－いいですね。mick的には、思い入れのある曲ってどれですか？

mick：「parade」ですかね。合宿でみんなでワイワイ作ったのが懐かしいです。Aメロで使おうと思ってたメロディをキー変えて口ずさんでたら、それサビで使おうよってメンバーに言われてこの曲が出来ました。今まで歌詞の中でカタカナを使った事がなかったから、そういった意味でも一歩踏み出した曲にもなってます。

－どの曲も日本語ですけど、日本語で歌おうと思う理由とかってあるんですか？

mick：日本語しか分からないからです！

－あははは(笑)。了解！とても単純な答えだわ！

mick：英語とか無理ですね。作った事ないし、二人とも英語分からないので今後も一生出てこないと思います(笑)。

－2曲目の「メグリメグル」ですが、”巡り巡る”ってとても耳に残る言葉だし、韻も踏んでるじゃない？普段なかなか使わない言葉ではあるけど、それをサビとして使うところにとても驚きました。

mick：この曲は、直人さんが初めて歌詞を持ってきてくれた時にビックリしましたね。

直人：なんでこの言葉が出てきたんですかね。mickの歌詞はストーリー性があるのでそこを大事にしているんですけど、単純に言葉として面白い曲を作りたいなって思ってこの曲が出来ました。韻を踏む事も意識して作りましたね。

－MVもとっても良い雰囲気でしたね。

mick：めちゃくちゃ楽しい撮影でした。ずっとふざけてたし！

－mickのライブでのイメージを一切排除する感じでしたね。打ち上げで酔っぱらってぺろんぺろんになった後のmick感が出てたからお客さん的にああいう姿を見られて嬉しいんじゃないかと。

mick：ブスカワ！？素は出せてるかなーって思います！見てくれた人には、mickっぽいって言われますね〜！

－4曲目の「月夜に君とランデブー」はもっとも”Amelie”らしい曲だなって印象でした。

mick：そうですね。今の段階ではベストって言えるアルバムですけど、この曲は最後に出来たんです。この曲出来た時にも思ったんですけど、今後の”Amelie”はこういう路線で行きたいなって思える曲でもありますね。

－後半の「discommunication」「うわのそら」「ジレンマ」「はなればなれ」もとっても印象深い楽曲でした。

直人：「はなればなれ」は、僕が”Amelie”に入ろうって思うキッカケになった曲なんです。入る前の3人の時、良い曲だけど寂しいイメージだったんですよ。そこに入った事で化学変化を起こせたと思うのでギターを是非とも聴いて欲しいなって思いますね。

mick：「ジレンマ」は、初めて出来た曲です。XのXくらいの感じですね。とても思い入れのある曲です。そうやって思うと、結成当初から数年かけて作り上げてきた楽曲達をこうやってアルバムとしてまとめてみんなの元に届けられると思うと、とても嬉しいですね。本当に１人でも多くの人に手に取ってもらいたいです。

－言い方変えたら、ベストアルバムだもんね！ジャケットも中々良い仕上がりでした！mzkさんさすがだなって。

直人：YUMAくんがTwitterで僕らの事を呟いてくれてて、[NOiD]を見に来てくれたのがキッカケです。ずっとお願いしたい人だったので、ご挨拶出来たタイミングで言っちゃえ！って。

mick：ジャケットの女の子が持ってる花がアネモネの花だったりするし、中面も雰囲気を感じ取ってくれて書いてくれたので是非ともそこまで楽しみにしてて欲しいです！

－”Amelie”としてこういう所を聴いて欲しいって思ってる事はありますか？

mick：む、むずいっ！(笑)

直人：ベストアルバムだと思ってるし、ひたすら自分達自身を詰め込んだ作品だと思ってます。だから全曲聴いて、ちょっとでも引っかかってくれたら嬉しいなって思いますし、もっともっと好きになって欲しいって思います。これだけ色んなものを詰め込んだらどっかしら好きでしょ？って思いで作ったので。

－mickは何かありますか？

mick：何か…(3分間くらいの沈黙) 私は、ライブ見て欲しい！あ、あと分かりにくい比喩みたいな歌詞を結構使っているので、アルバムを聴きながらそういう部分も読み取ってくれると、とても面白いと思います。

－了解！ありがとうございます(笑)。ツアーもあると思いますが、どんなツアーにしたいですか？

mick：どんなツアーにしたいですかね？

－え！聞き返す(笑)？

mick：(2分くらいの沈黙)

直人：今回、初めて行く土地も結構沢山あるのでそういう所で出会った人に、また巡り巡ってあえるような存在力を出せるように頑張ってきたいと思います！

－最後に音源を聴いてくれる皆様、インタビューを見てくれた皆様に一言お願い出来ますか？

直人：音源もめちゃくちゃ良いのが出来たので、もちろん聴いて欲しいし、そこからライブに来てくれたらもっと嬉しいのでまずは、手に取って欲しいなって思います。ライブで会いましょう！

mick：ライブに来てください(笑)！もうそれだけ！”Amelie”はライブ見てなんぼです！ライブ来て欲しい！