このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

ANNA☆S interview
- SPECIAL -

ANNA☆S interview

ダンサー出身の平均年齢若干14.5歳、本気系アイドルグループANNA☆S。
地元で集まった3人がグループを結成、近所のダンサー事務所の門を叩いて自ら振り付けを依頼。
今では学校と両立しながら月20日以上稼働するスーパー中学生&高校生グループとなった。
とにかくビジョンをはっきり抱くこのグループ、多忙なスケジュールも楽しみながらこなす無限のバイタリティーを持っている。

interviewer & text:鞘師 至

―本紙初登場ということで、自己紹介からお願いします。

■小池優奈(以下 “Y”): 「はい!アンナの妹、中学3年生のユウナです。」

■ 小池杏奈(以下 “A”): 「はい、ユウナちゃんのお姉ちゃん、高校2年生のアンナです。」

■田沢涼夏(以下 “S”): 「アンナとユウナの幼なじみ、中学3年生のスズカです。よろしくお願いします!」

-今回4枚目となるシングル、「人生!本気(マジ)もったいないよ!」、タイトルがまずパンチありますね。

■ A: 「そうなんですよ、いろいろ候補があってすごく迷ったんですけど、その時みんなで話していたのが「ここで勝負しなかったらもう次はない!」って事で、聞いて印象に残るインパクトがあるタイトルにしたい、ということになってこのタイトルにしました。」

-前作までの3作品と比べて、今回のシングルではANNA☆Sのどんな側面が感じられる作品ですか?

■ A, S, Y: 「今までPOPな...」

-息ピッタリですね(笑)

■ S: 「タイミングかぶっちゃった(笑)。今まではけっこうPOPな明るい曲が多かったんですよ。」

■ A: 「そう、でも今回はリード曲がかなりROCKで今までにない感じです。 メンバーの衣装も初めて革ジャンを着ていたり。」

■ Y: 「蛍光色のね。」

■ A: 「そうそう、蛍光の革ジャンです! 元々ユウナちゃんのカラーは青なんですけど、今回は元気な感じの蛍光色でいくことになったんで、ユウナちゃんは緑、あたしがピンクで、スズカちゃんが黄色の蛍光色の革ジャンを着てます。」

-1曲目の「人生!本気(マジ)もったいないよ!」は作詞をメンバーさんが担当されたということですが、普段作詞はメンバーさんがよくやられるんですか?

■ Y: 「全国流通版のCDでは今回が初ですね。過去自主制作のCDではソロで作詞したり、3人で作詞したりしました。自主制作のリリースの時はまだみんながそんなに忙しくなかったんで、ライブも今ほど多くなかったんで、紙に歌詞を書いて回し読みして、話し合って進めていったんですけど、今はそこまで時間が取れなくなって来ていて、3人でLINEで作詞してます。」

-LINEで作詞!? 超現代的じゃないですか!笑

■S: 「そうなんですよ、”◯◯時にLINEに集合ね!”って送っておいて、時間になったら皆その場でコメント送り合いながら作詞するんです。

■ Y: 「作詞用のLINEグループ作ってあるもんね。」

■ A: 「そうそう、便利ですよ。」

-皆さんそれぞれ中学生、高校生ということですが、学校は皆さんバラバラ?

■ Y: 「全員バラバラです。」

-なるほどね、じゃあ直接会う時間の短縮でLINE作詞なんだ。

■ S: 「でも最近はライブとか、キャンペーンとか練習とか、365日会わない日はない、っていうくらいだよね!」

■ Y: 「うん、毎日会ってる。だって休みの日もあたしアンナといるか、スズカといるかどっちかだもん(笑)」

■ A: 「ユウナちゃんはね、あんまり友達いないんで(笑)」

■ Y: 「いいから!そういうの言わなくて!(笑) いないんじゃなくて、作らないんです!信用できる友達が2〜3人いればいいんだよ(笑) 」

-メンバーさん仲良さそうでこっちまで元気になります(笑)。毎日一緒とのことですが、2曲目の「カ・ワ☆イ・イ」、友人や恋人とのショッピングの場面を描いた歌詞になっています。メンバーさん同士でオフの日にショッピングやどこか遊びに出かけたりもするんですか?

■ S: 「オフの日は、一緒に温泉に行くか、マッサージに行くかですね。」

-お、温泉行くんですか!?

■ Y: 「全然行きます!プリクラ行ったりカラオケ行ったりっていう同世代の女の子の遊びは本当に稀ですねー。」

■ A: 「そう、最近ライブも多いし、踊って全身が疲れてるんで、行くとしたら温泉とかになっちゃうんですよね。」

■ Y: 「あと3人でマッサージ行って、その後ごはん食べて、バイバイ!みたいな(笑)。明日オフだ!ってなってみんなでどっか行こうってなったら、大体そんな感じになりますね(笑)」

■ A: 「何歳だよ!?って感じだよね(笑)」

-確かに、OLじゃないですか(笑) 学校の周囲の友達はそれこそプリクラとか、カラオケとかで遊んでるんでしょ?

■ A: 「そうです、周りの友達は”パンケーキ食べ行こう!”とか、そういう話題になるんですけど、”ごめん、あたしマッサージ行くわ!”みたいな(笑)」

■ S: 「”疲れてるからごめんね!”ってね(笑)。マッサージには他の友達誘えないから結局ANNA☆Sのメンバー誘ってしまうんですよね。で、結果オフもずっと一緒。」

-ちなみにそういう生活観、趣味や時間の使い方に周囲の友達との差が生じてきて友達となかなか一緒にいれない寂しさだったりは感じない?

■ A, S, Y: 「感じないです。」

■ S: 「逆に自分みたいに歌をやってたりする人が周りにいないから、自分にしか出来ない経験を出来てるって感じが楽しいです。」

■ Y: 「辛さより充実してるほうが勝ってますね。」

-確かにライブも今では月20本以上あったりする時もあるくらい忙しいスケジュールで動いてますもんね。楽しさを感じながら前進していってるんですね。ちなみにANNA☆Sのライブ、どんなライブですか?

■ A: 「最初あたし達ダンサーだったんですよ。ダンスの事務所に入って、別の先輩歌手の方のバックダンサーをずっとやってて。その時に経験したことが今自分達のライブで活かせてる気がします。歌手の人の後ろで踊る時は、前にいる歌手の人、あと後ろにいるバンドの人と、気持ちが一体になってないといいステージが作れない、って事務所のボスに教えられてやってきたんです。その気持ちのまま作詞をする、っていうのもその時からやり始めた事で。歌手の気持ちで作詞して、ダンサーの気持ちで踊って、バンドの気持ちでリズムを取る。こういう意思で練習をずっとしてきたんで、そういう一体感を感じてもらえるライブだと思います。」

-今回のシングル3曲はどれもライブで盛り上がりそうな曲ですが、既にライブでは歌っているんですか?

■ A: 「どれもライブで既にやっていて、ライブに来てもらったら聞ける曲なんですけど、”人マジ”とかはもう毎回やってますね。」

■ S: 「人マジは「人生!本気(マジ)もったいないよ!」の略ね。アンナちゃん説明しないと分かんないから(笑)」

■ A: 「あ、そうです、人マジ!。略でした。これからも「もういいよ!」ていうくらいやると思うので是非ライブで聞いて欲しいです。」

■ Y: 「そう、ANNA☆Sを今まで4年続けて来て、結成当初と1年前と今とでは、それぞれ全然ライブの感じも違うし、同じ曲をやっていても人マジとかもどんどんパワーアップしていってるんですよ。最近になって忙しくてちゃんとリハの時間がスケジュールに入れられなかったりする時もあるんですけど、そういう時はあたし達必ず、ライブ会場の舞台裏で練習してるんですねすよ。少しでもいいものにしようと3人で言いながら。だからいつライブに来てもらっても毎回楽しんでもらえるライブだと思うんで、ライブに何度も足を運んでほしいです。」

-4/29から始まったANNA☆S主催のイベント「全力道2014」、こちらはshibuya eggmanでこれからも定期開催されるイベントということですが、どんなイベント内容?

■ Y: 「これはですね、ANNA☆Sのメンバーの中で「この人達と勝負したい!」って思ってるチームが沢山いるんで、そういうチームと対バンしていこう!というイベントです。 対バンは誰でもいいんじゃなくて、本気でANNA☆Sが勝負したい、と思ってライバル心燃やせるチームだけにお願いをしているので、絶対本気のいいライブができると思います。」

-なるほど。じゃあこれからその対バンアーティストを片っ端からバッタバッタやっつけていって、相手がいなくなったらアリーナクラスでワンマンライブですね!

■ A: 「そうですね、まずは武道館から!(笑)」

■ Y: 「まずは、ね(笑)。」

■ S: 「それ以上も目指してがんばります!」