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DeNeel interview
- SPECIAL -

DeNeel interview

“OSAKA REVIVAL POP”を掲げる新鋭バンドDeNeel。
満を辞してリリースされた3rd mini Album「興味ない」は彼らの持つ音楽エッセンスが十二分に発揮された一枚だ。
今作品に懸ける想い、そしてコロナ禍を乗り越えた今、彼らが目指す景色とは。

Interview&Text:渡邊直人

ーまずはeggmanマンスリーマガジン初登場!ということで、DeNeelの掲げる“OSAKA REVIVAL POP”について教えてください!

中野:メンバー全員の故郷である大阪の名前と、そこに、どこにも当てはまらない自分たちの音楽性を、継承されていくようなものとして形にしたくて「REVIVAL POP」と名付けました。平成に生まれ令和に音楽をやっている僕らが、時代と共に進化してきたサウンドを吸収しつつ、歌謡系の懐かしいメロディや古臭いギターリフを現代風のPOPSに昇華していく、というジャンルと考えています。

ーなるほど、しっかりその感じ出てますね。結成当初からこの音楽性は固まってたんですか?

浦野:最初はもっとバラバラで、洋楽っぽいのが多かったんです。

龍野:前身のバンドが英詩でファンキーな感じだったんですが、浦野の加入でロック色も混ざって、今の方向性に近づいてきました。

浦野:日本語の歌詞になったのも結成して2年ぐらい経ってからだったんです。

ー日本語にこだわり始めたキッカケがあったんですか?

中野:日本人に生まれたからには日本語で歌いたいなって、年齢を重ねるごとにその想いが強くなって。自分がずっと使ってきた言語の方が言葉に気持ちが乗るじゃないですか。日本語を追求した方が、日本人にとっても海外の人にとってもかっこよかったり感動したり伝わるものがあるんじゃないかと。

ー歌詞を見ると本当に言葉選びにこだわりを感じます。

中野:よく見てくれてますねー(笑)
   和歌みたいに、日本語にしか出せない響きを大事にしています。

ーそして今回の本題、3rd mini Album「興味ない」リリースおめでとうございます!

一同:ありがとうございます!

ーリリースしての手応えはいかがですか?

中野:前作のミニアルバムからリリース間隔もあまり空いてなく、最初はなんだかあまり実感がなくて。

日野:配信やEPも常に出し続けてたしね。

中野:この前店周りをして店頭に並んでいるCDを見て、一気に時間が湧いてきました。

ー今作の楽曲制作にあたって、意識していた部分などありますか?

浦野:ライブで盛り上がれる曲を作ろうっていうところを意識していて、みんなで歌いやすい曲や覚えやすいメロディが多くなってます。

ー確かにアップテンポだったり、シンガロング的な部分が増えた気がしますね。

龍野:ライブハウスでの声出しも解禁になってきたところで、良い景色に繋がればなと。

ー他に今作でのポイントなどありますか?

浦野:「群青」は昔からのライブ曲で、ずっと音源化を待ってくれている人もいたので、今回やっと音源化したことで喜んでくれる人も多いんじゃないかなと。曲も自信作なので聴いてほしいですね。

ー先日リード曲「興味ない」のMVも公開されましたが、こちらどんなMVになりましたか?

中野:時代と逆行しただいぶバイオレンスな仕上がりになってます(笑)

浦野:サビ頭でいきなり人が殴られてるもんね(笑)

ーコンプラの時代にだいぶ攻めましたね(笑)

一同:(笑)

中野:アーティスト仲間の反応もやたら多いですね(笑)

龍野:反応はかなりいいよね。メンバーは中野くんしか出てないんですけど、中野くんがかなりカッコよく仕上がってます。(笑)

ーいよいよ東名阪ツアーが始まりますが、どんなツアーになりそうですか?

龍野:対バンが各地様々な感じになってますね。

中野:ジャンルの多様性というか、僕らのカメレオン的な良さが発揮されるツアーになりそうです。

ーそしてファイナルは6/16 shibuya eggman。こちらはどんな日になりそうですか?

中野:新曲たちを提げて、よりライブ感が強い、より一体感のあるライブにしたいと思います!

ー最後に何か一言あればどうぞ!

中野:……………………

中野:ツアー来てね!!!!

龍野:溜めてそれか(笑)

ーありがとうございました!ツアーファイナル楽しみにしております!