窪田:早速なのですが、今回の新バンド驚きました!!結成の経緯を教えてください。
AIMI:春に行ったアメリカツアーの時に、現地で私たちの面倒を見てくれている方がEvanをライブに招待していて、そこで見てもらったことが最初のきっかけですね。
NOHANA:その時に楽屋でお話しさせてもらって、なにか一緒に面白いことやりたいね!!みたいな話が出て、バンドを組むとか具体的な話ではなかったんですよね。それで楽曲制作を一緒に行っていくうちに自然と今の形になっていって、気付けばエバンポニーという名前で浸透してました。バンド名はステレオエバンという案もあったんですけどね。
窪田:国籍も違う著名なギタリストと一緒にバンドを組むことになって、コミュニケーションとか大変じゃなかったですか?
SHIHO:正直最初は緊張しましたね(笑)。言葉も通じない訳だし不安もあったんですけど、一緒に演奏してみたら全然違和感がなくて、緊張も不安も吹っ飛びました。音楽って世界共通なんだなって思いました。
AIMI:音で通じ合える感覚ってすごく良いですね。元々私たちのライブを見てもらって、この話が始まったので言葉ではなく音楽でコミュニケーションをとれました。
窪田:エバンポニーで活動する時とステレオポニーとして活動する時は感覚が違ったりしますか?
AIMI:エバンポニーいう名前で活動はしていきますが、自分の中ではそこまでの感覚の差はないですね。アルバム制作の時に色々な方々と協力しながら進めたり、前回のツアーでもサポートメンバーを入れてライブもやって、ずっと3人でやっていた頃より柔軟性を持ってバンド活動ができているのでスッと入り込めました。
窪田:確かにバンド名は違えど違和感はあまり感じないですね。今回作詞はNOHANAさんが担当されていますが、どういったコンセプトで書いたのでしょうか?
NOHANA:エバンに受けたインスピレーションと、私にもっとついてこいよ!って感じの意気込みを歌詞にしました。5月にアメリカでレコーディングがあったんですけど、レコーディングの最中に完成させましたね。日本で歌詞のネタはいくつか考えていましたが、アメリカの空気感も入れ込んだ物を作りたかったので良いものができたと思います。歌詞を読んでいただければわかると思うのですが、かなりノリ重視な感じですね。
窪田:今作は洋楽テイストとステレオポニーが良い感じで融合していると思うのですが、なにか制作の際に気を付けたことなどありますか?
SHIHO:特に気を付けた部分は意外にないですね。歌詞も曲もノリ重視だし、レコーディング自体がノリ重視だったのであまり深く考えずに自然体で臨めました。
AIMI:レコーディングのやり方が日本とは違うのでそこに初めは戸惑いましたが、良い意味でノリ重視でいけたのでよかったです。
NOHANA:レコーディングだけじゃなく、MVもアメリカで撮ったんですけど本当にすごいですよ!早く皆さんにお見せしたいです!!
窪田:レコーディングやMV撮影のやり方は日本とは全然違いますか?
SHIHO:そうですね。ガラリと違うという訳ではないんですが、日本よりリラックスすることを重視していましたね。気楽にいこうよ!みたいな。良い意味で大雑把なんですよね。ドラムのキックが動くから固定しようってなってもただのブロックを数個置いて終わりですからね(笑)。でもそこから生まれるグルーヴ感とかノリは良い物ができますね。
窪田:それぞれ聴きどころなどを教えていただけますか?
NOHANA:最後のベースソロですね!※ドヤ顔で(笑)。特に難しい事をやっている訳ではないのですが是非聴いてほしいところです。
AIMI:洋楽っぽくもあるけどシンプルにカラッとした楽曲なので聴きやすいかなと思うので、あまり洋楽を聴かない方でも一度手に取ってみてほしいですね。
窪田:ドラム的な聴きどころなどありますか?
SHIHO:先ほども話したアメリカで録ったからこそのグルーヴ感とかノリを体感してほしいですね。
AIMI:グルーヴ感とかノリも含めて、久々にハイテンションでアッパーな感じの楽曲のリリースなので、ライブでも盛り上がる様子も目に浮かぶし、ライブで早くやりたいなって思います。
窪田:まだライブでは披露していない楽曲ですもんね。ライブではエバンさんも含めてでライブで演奏するのですか?
NOHANA:色々企み中です(笑)。
窪田:意味深ですね(笑)。ライブで見られるのを楽しみにしてます!