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HAKAIHAYABUSA interview
- SPECIAL -

HAKAIHAYABUSA interview

約10年間。レゲエロックというシーンを日本中で広げ、音をかき鳴らしてきた”HAKAIHAYABUSA”がメジャーデビューをする。多くの仲間、そして愛する家族に支えられ自分達のスタイルを貫く彼等にインタビューを敢行した。

interviewer;YUMA

–メジャーデビューとなるミニアルバム「As Always」発売おめでとうございます。

HAKAIHAYABUSA:ありがとうございます。

–メジャーデビューという事でどんなお気持ちですか?

KZ(Gt,Vo / 以下:KZ):めっちゃ嬉しいのはあるんですけど、特に変わった点っていうのはなくて良い事ばっかり見えてますね。やっぱり一番は、多くの人に聴いてもらう、観てもらうチャンスだと思っていますね。

–メジャーでもインディーズでもハカイ先輩はハカイ先輩だと思ってます(笑)。逆に何故今回メジャーデビューをする事になったんですか?

KZ:デビューに関しては、今まで通りのスタイルでやってて、僕らから売り込んだわけではなくレーベルの方が偶然YOUTUBEを観てくれて気に入ってくれたっていう事が始まりでした。今まで手伝ったり助けてくれた人達への恩返しが出来ればと思ってメジャーデビューを決めました。

–アルバムを通して聴かせてもらってすごい満足感でいっぱいになりました。ざっくりと聞きますがどんな作品になっているんですか?

Wack(Gt,Cho / 以下:Wack):まずは、この4人になって初めての作品という事ですね。

KZ:もう最高傑作出ちゃったな〜って感覚ですね。逆に次に何をやったらいいか分からなくなってしまうくらいあらゆるものを突っ込んだっていうイメージですね(笑)。

Wack:次回はこれを超える作品を作らなきゃいけないですからね…。

KZ:本人達的には、今一番良いのが出来たから次が怖いですね。

–すごくいろいろな”HAKAIHAYABUSA”の面が見れたなという感覚が強かったです。

KZ:そうですね。同じ気持ちです(笑)。まぁ今まで積み重ねてきた事の集大成が出せたという気持ちですね。

–「As Always」というアルバムタイトルにしたのにはどんな想いがあるんですか?

Wack:これは本人達から出たというよりは、Alwaysというキーワードがあって、リード曲が「いつものmusic」だったので何点か提案を出してもらった中で一番しっくりくるタイトルだなと思って決めました。

–提案してくれる方がいたんですね。

KZ:そうですね。客観的に見てくれてる人がいてその人からポンと出た言葉ですね。

–そうなんですね。2曲目のタイトルも「ONE BIG FAMILY」ですけど、そういった家族と呼べる仲間が多いんですね。

KZ:お陰様でそうですね。レコーディングで携わった方も初めましての方が多かったりしたんですけど、飲みに行ったりもしましたしいろんな方にお世話になりましたね。

–レコーディング秘話などありますか?

KZ:”Long Beach Dub All Stars”のOPIE ORTIZ(Vo)が参加してくれた事ですね。これも前々から決まっていたわけじゃなくてタイミングが良くて当日とかに決まって歌ってもらいましたね。ものすごく神懸かってました。

–3つの有名ストリートブランドとのコラボレーションでバンダナがランダムで入っているとの事ですがこれは”HAKAIHAYABUSA”らしいなと思いました。

KZ:これは取って付けたようなブランドじゃなくて、eggmanとかのライブハウスで個人として出会った人が実は”BLACK FLYS”や”SeedleSs””CRIMIE”の人だったっていうノリで今回コラボ出来たので、無理していないというか自然体でこれが出来たのは良かったなと思っています。

–ランダムというのは買う側としても楽しみですね。

KZ:”BLACK FLYS”さんのルートとかでも扱ってもらうのでどうしてもそのブランドのバンダナが欲しければそっちでも買えるみたいです。

Wack:それかCDショップで当たるまで買ってもらうかですね(笑)。

–あははは(笑)。

Wack:何人かで買いに行って欲しいバンダナを友達と交換するとかね。

KZ:すごい宣伝上手やな(笑)。確かにいっぱい買って欲しいですからね。

–アルバムのジャケットもすごく可愛かったです。

KZ:今回のアルバムに対してすごい熱意を持って事務所の社長が動いてくれたんですよ。それでここまで形になったんですけど、彼の中ではPVの世界観とかが既に見えていて、僕らはそれでOKかちょっと嫌だとか言うくらいで彼が提案してきたものを話し合いながら表現しているという感じですね。

Wack:ジャケットに関してはケーキの上に、僕らが好きな物が乗っています。名刺代わりの一発なので”HAKAIHAYABUSA”とはどういうバンドなのか絵に表せられたという感じですね。

–そうなんですね。

KZ:僕らはプレイする事に専念出来たというか、信頼してなかったら口を出していたと思うので良いバランスで出来たと思いますね。1つ言いたいのは、僕らは10年くらいセルフプロデュースでやってきたのでここまでやってくると人から出る意見が新鮮で楽しかったりするんですよね。

Wack:絶対出ない意見とかが出たりしますね。

–そうなんですね。前のアルバムの”KOE”も再発売されるそうで。

KZ:市場に少なくなっているみたいで再発売されますね。ライブでやる曲とかもあるので興味があれば「As Always」からさかのぼってもらえたら嬉しいですね。あれを聞いて頂いていた方に今作を聞いてもらえるなら、奥行き横幅という意味でそういう所も重点置いて聞いてもらえたらなと思いますね。

–今もお話の中に出ましたが、今までもこれからも聴いてくれるリスナーとこれから出会うであろうリスナーに一言お願いします。

KZ:本人達も自由に一番やっていて良いと思う事をやっているだけなので、それを良いと思ってくれるのであれば近づいて来て欲しいし、気に食わないなら一旦離れてもらっても良いし(笑)。本当に自由な関係でいたいなと思いますね。これダメかな?(笑)

Wack:僕は逆に…(笑)。

KZ:(笑)。これまずいね意見割れてるのね。

Wack:一人でも多くの人にCD聞いて欲しいし、ライブで一緒に踊って揺れてお酒飲んでって出来たらいいですね。

–お酒飲みながら見に行きたいです!今日はありがとうございました!!

HAKAIHAYABUSA:ありがとうございました!