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ハッカドロップス interview
- SPECIAL -

ハッカドロップス interview

面白い新人が現れた。その名は”ハッカドロップス”
新鮮だけど懐かしい、懐かしいけど新鮮。絶妙なニュアンスの楽曲に力強い芯のある歌声にすごく不思議な気持ちになりつつも惹き込まれる。
これから注目を集めていくであろう彼女にロングインタビューを慣行!4/15に○○○にて行われたライブレポも写真と共にお送ります。

インタビュアー:ブッキングマネージャー窪田

-まずはメジャーデビューおめでとうございます!デビューを直前に控えて(取材日はメジャーデビュー前の4/14)の今のお気持ちから聞かせてください。

ハッカドロップス(以下…ハ):来週にCDが出るので、どんな反応があるのかすごく楽しみでワクワクしているというのがまず一番ですね。あとは今までライブハウスでのライブを中心に活動してきて、CDは手売りのみという状況だったので、そんな私のCDが世の中に出るということがまだ少し実感がわかないというところではあります。CDショップにCDが並んだときにきっと実感しますよね。バレないように写真撮りに行きたいと思ってます(笑)。

-デビューあるあるですね(笑)。

ハ:あとはこういった取材やラジオに出たりとかしてお話ししていく中で、改めてハッカドロップスというプロジェクトに対しての自分の気持ちとかに気が付く部分もありますし、非常に新鮮で面白い経験をさせてもらえています。

-今回のデビューでハッカドロップスというアーティストを知る人もたくさんいると思います、デビュー以前のエピソードも含めていろいろ聞かせていただきたいと思います。音楽の道は幼少期からの夢が叶ったという感じですか?

ハ:歌をうたって生きていきたいという事は、小さい頃からずっと思っていました。

-そこから音楽の道に進むことになったきっかけがあったということですか?

ハ:東京へ行って音楽をやりたいなという気持ちがどんどん大きくなっていて、大学を辞めようか悩んでいるタイミングで、地元が一緒で大学を辞めて上京してお笑い芸人も目指している友達と電話していて、「そのうち東京にいくからその時はよろしく」と伝えたら「そのうちとか言っている人は絶対来ないよ」って言われてしまって。その時にハッとしたんですよね。確かにそうだなって。大学辞めようか悩んでいるのにそのうちとか言っていたらきっと上京できないと思って、電話を切った直後に親に話して、大学を辞めて上京する準備をしました。その友達の一言がなければ今の現状はなかったでしょうね。

-すごい偶然ですね。偶然といえばこのプロジェクトの発足も偶然からのスタートだったというお話を伺いましたが。

ハ:そうですね。東京では、音楽活動をしながら音楽関係の会社でデスクのアルバイトをしていたんですけど、そこでプロデューサーの多保孝一さんと出会うところから始まります。多保さんは以前から尊敬している方だったのですごく嬉しかったです。そこからこのプロジェクトがスタートしました。今思えばあの時の出会いがなければ今の自分もいなかったのかなと思います。

-そこから歌謡曲の世界というものに驚きはなかったですか?

ハ:元々、親の影響で幼少期から歌謡曲を耳にすることが多くて、その後も日本だけでなく、それぞれの国のそれぞれの音楽の雰囲気という物がすごく好きで、その国の歴史だったり風習だったりとかが音楽には染み込んでいて、聴くだけでその国に行ったような気持ちになれるというか。そこで私は日本人だから日本の音楽というものを表現したいなという気持ちを昔から持っていたので、驚きはなかったです。多保さんとの出会いでさらにその世界にはまりましたし、自分の声と合わさった世界観がすごくマッチしていて、運命の出会いだったんだと思います。

-歌謡曲というものを表現するにあたっての難しさはないですか?

ハ:歌謡曲というものを今一度世の中に広めたいという気持ちはありますが、当時の歌謡曲という形式に縛られるつもりはないですし、それをそのまま真似して表現したいというわけではなくて、歌謡曲の良いところをしっかり捉えつつ、私だからできる表現をハッカドロップスというプロジェクトでやっていきたいなとは思っていて、今の音楽として発信していきたいという気持ちなのでそこに難しさというものはなかったですね。

-なるほど。デビュー作はどんな仕上がりになっていますか?

ハ:このプロジェクトが始まってからの3年間で積み上げてきたものをベースに、この1枚のCDには1人の女性像を描きたかったという気持ちがあって、それを表現できた1枚かなと思います。

-その女性像とは?

ハ:女性の母性という部分に私はすごく惹かれるものがあって、そんな女性を表現できたらなと。

-1曲目と3曲目とかはガラリと雰囲気が違いますが1人の女性なのですか?

ハ:そう言われることも多いんですけど、1人の人間の中にもいろいろな面があって、そんな人間の振り幅を持たせたかったんですよね。私の中でははっきりと1人の女性像があって、歌詞の中に実は少し共通点はあったりするんです。

-その女性像はハッカドロップスとして演じるという感覚なのかそれとも自分に近い女性なのかどちらですか?

ハ:人間って普段の生活の中でも大なり小なり演じて生きていると思っていて、素の自分って思っていてもそれはもしかしたら本当の素ではないってこともあると思うので、曲を表現するにあたって完全に自分の素で挑むということはあまりないかもしれないですね。この1枚に関しては、女性像を演じるという部分が特に強かったかもしれません。

-その演じるという部分に関して意識していることはありますか?

ハ:曲を歌っていると自然に入っていく感じがありますね。普段本を読むとき映画を見るときでもストーリーより登場人物の人間像のほうをいつも気にしてしまう癖があって、そういった部分が曲の主人公を演じるというところに繋がっているかもしれません。

-収録曲3曲について1曲ずつオススメポイントを教えてください。

ハ:1曲目の『衝撃リバイバル』はサビに行く手前の一瞬の空白からサビに向けて一気にウワッとエネルギーが爆発するところですね。ライブで歌っていてもそこが1番気持ち良いので、音源でも味わってほしいなと思います。あとは歌詞の細かいフレーズとかにも細かい心情が込められているので歌詞もじっくり読んでもらえると面白いかなと思います。2曲目の『名古屋特急』は私が愛知出身なのもあるんですが情景がすごく浮かびますね。思わず感情移入しちゃいます。原曲やアン・ルイスさんが歌っているオリジナルも聴いて、今作との違いとか比べてもらえたら面白いかなと思います。そして3曲目の『手紙』は最初にメロディを聴いたときからすごくお気に入りの曲で、サビのメロディがフワッと上がる浮遊感が素敵なのでそこに注目してもらえたら嬉しいです。

-最後にハッカドロップスとしての今後の目標を聞かせてください。

ハ:先ほどもお話しさせてもらいましたが、歌謡曲というものを今の音楽として私にしかできない表現で今一度世の中に広めたいという気持ちはあります。今作もそうなんですが幅の広い音楽をやっていきたいです。それは芯がブレていると捉えられてしまうこともあるかもしれないんですが、ハッカドロップスとしての芯は変えずどんな音楽を発信してもハッカドロップスだねって言われるような存在感のアーティストになりたいなと思います。


4/20発売
衝撃リバイバル
【初回生産限定盤】CD+DVD
¥1,389+税
SRCL-9019 ~ SRCL-9020
【通常版】CDのみ
¥1,111+税
SRCL-9021

CD収録内容(通常版、初回生産限定盤ともに同様)
1. 衝撃リバイバル
2. 名古屋特急
3. 手紙(acoustic ver.)

DVD収録内容
衝撃リバイバル
衝撃リバイバルミュージックビデオメイキング
4/15(金)@恵比寿クレアート
4/16(土)@TSUTAYA坂戸八幡店[オープン記念イベント]
4/19(火)@タワレコ渋谷店[インストアライブ]
4/21(木)@タワレコ梅田NU茶屋町店[インストアライブ]
4/22(金)@名古屋パルコ西館[インストアライブ]
4/23(土)@名古屋 イオン小牧店[インストアライブ]
4/23(土)@名古屋 ナディアパーク[インストアライブ]
4/30(土)@名古屋市公会堂
5/5 (木)@幕張メッセ[オープニングアクト]
6/5 (日)@SAKAE SP-RING 2016 ※4/27情報解禁