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ReN interview
- SPECIAL -

ReN interview

特殊なバックグラウンドを持ちながらも、今の世代の心にすっと沁み込む感性と感情。
それを「音楽」に詰め込み、「音楽」で代弁し、「音楽」で照らす今作「Lights」リリース!
ReNの渾身の一作目について語ってもらいました。

Talking Partner : TATSUKI

——–まずは1stミニアルバムリリースおめでとうございます!

ReN : ありがとうございます。

——–すごいアルバムが出来ましたね!

ReN : どういうものになるかは自分でもわからなかったんですが、7〜8曲くらいできた段階でやっと「あ、これってこういうのになるのかな」っていうイメージが少し出てきましたね。それから「Lights」という楽曲を作り上げて「締まったな」って思えました。

——–今回のアルバムの制作はいつから始まっていたんですか?

ReN : この中に入っている楽曲は全部去年作りました。去年はライブ活動をメインとして動いていて、とりあえずライブ100本終わったらここまで作ってきたものをまとめた、その名の通りのアルバムを作ろうという話になりました。なので、「Lights」っていうイメージはもちろんのこと、アルバムに対するイメージは何もない状態から始まりました。

——–リード曲の「Lights」は最後に出来たということでしたが、どのような経緯で出来たんですか?

ReN : とにかく「自分の作品を一枚にまとめる」というのをやっていって、7〜8曲出来た時に「光」っていうイメージが出来てきました。「Illumination」とか「Stars」とか光に関するものに好みがあるのかなと思えて。
で、最後の最後に「Lights」って楽曲が出来て、飛び込みで「これ入れたいです!」って言って。そのままタイトルにしました。
この曲は去年の100本ライブを終えて、それを背負って歌っていくっていう思いを込めて作った曲なんです。感じたものそのものが「Lights」だったんです。
今回はテーマが最後に出てきたので、もし次の作品を作る機会が来たら、先にテーマを決めて作ってみるのも面白いんだろうなって思っています。

——–ライブでは一人で全ての演奏をしていますが、今回はそれ以外の音もプラスされて音源になっていますよね?

ReN : 初めて作るものだから、これからの自己紹介になっていく訳だし、100%自分を出し切ったものにしたいという想いがまずありました。今回入れていった音達は最初にギター一本で曲を作った段階で頭の中でなっていた音なんです。だから、豪華にしたいから色んな音を入れようとしたわけじゃなくて、当初からのイメージを磨いていった形になっています。

——–本当にReNくんのライブスタイルから考えても無駄のないアレンジですよね。

ReN : そこは気をつけなきゃなって思ってました。やっぱり、今はライブを見てCDを買ってくれる人が多いので、その場で見たものとあまりにも違って世界観を変えすぎるのは僕の中では最初からNGだったので。
自分のやってるライブにプラスアルファのものがあって、そこで僕がやりたいことを100%理解してもらえるんじゃないかなって。

——–そこまで考えられるReNは、そもそも音楽始めたきっかけはなんなんですか?

ReN :昔みた「バックトゥザフューチャー」が衝撃的で、その世界の中に自分の好きなことが全部詰まっていたんです。車だったり流れてくるオールディーズの音楽だったり。そのオールディーズミュージックもチャックベリーに始まり、僕のルーツミュージックがいっぱい流れてたので、洋楽が好きになりました。
ギターは小学校2年生の時に習い始めました。その時はコードを弾けるくらいでした。小学校6年生までやってたんですが、そのあとモータースポーツの世界に行くので、一旦音楽から離れたんです。でもそれも、怪我でやめざるを得なくなってしまって。
そんなときにギターで弾いたAmっていうコードが僕の心境にぴったりな響きだったんです。その瞬間に色んなものがこみ上げてきて、溢れそうなものを紙に書き出して曲が出来たんです。それが曲をかき始めるきっかけでした。
そのあと「エドシーラン」っていう大好きなアーティストの来日ライブがあって、大阪まで見に行ったんです。目の前のそのプレイに圧倒されて、帰る頃にはニヤニヤが止まらなくて、僕の中で気持ちが一気に加速しました。全身で音楽を奏でてることとか、ループステーションを使って一人で表現をしていることとか、今でもとても大きな影響をうけてます。

——–なるほど。そんなバックグラウンドも随所に詰まった今回の作品「Lights」をもって沢山のライブ、そして12月にeggmanでのワンマンライブも控えてますよね。どんな心境ですか?

ReN : やっぱり同じライブなんて絶対に出来ないし、前回のワンマンから今回のワンマンまでの1年の間に自分が何をやってきたかっていうのが見に来る人が一番わかると思うので、1年間で変わったなってところは見せたいですね。今色々新しいことを作ってる最中で色んなイメージが膨らんでいってるので楽しみなんですが、想像するだけで緊張もしますよね。eggmanっていう場所でやるからにはeggmanの歴史に残るライブにしたいですし。そこを目標にやっているので、ピークをしっかりそのワンマンにもっていきたいですね!気合いが入りすぎて早めにピークがこないように気をつけないと(笑)

——–この「Lights」という音源をどんな想いで届けたいですか?

ReN : 「Lights」ってタイトルにしたのは僕の中で1つのものに特定したくなかったからなんです。人によって光のあり方って変わるから。「やり方」だったり「道筋」だったり「答え」だったり。僕が感じたLightsていうのは自分から放つものなんです。自分に何もなくなった時でも、それでも自分が光ることで人に明かりを与えられるんじゃないかなって。
僕の年代って皆苦しんでるんですよ。みんなキツいと思うんです。僕が感じてることって、実際にそれを感じてるの僕だけじゃないと思うから。
常に自分から輝いていけたらなってのがあって、この曲を書いたんで、真っ直ぐにそんな想いで歌ってます。届けたいですね。

——–最後になりますが今回の作品を敢えて漢字一文字で表すなら?

ReN : 「陰」ですね。
Lightsは「陽」だから「光」なんですが、影の部分も凄く見せた上での光なので。


REN-1002
¥2.500-(税込)
2016.06.01 Release

01. Illumination
02. Sheffield
03. Me&You
04. Stars
05. 時間切れ
06. Friends Forever
07. 生きる
08. Goodbye
09. Lights
10. 生きる(Acoustic Live Session)

LIVE

2016年12月17日(土)
渋谷eggman
ReN ワンマンライブ

手売りチケット>>>6/2よりライブ会場にて販売開始
プレイガイド>>>e+ 9月中旬発売予定