–まずは「僕がCDを出したら」発売おめでとうございます!
KANA-BOON:ありがとうございます!
–今回が全国流通として1枚目ということですが、信じられないです。
谷口 鮪(Vo.Gt 以下:谷口):遂にって感じですね。溜め込んできてやっと出せるので嬉しいです。
–今年1番の期待のバンドがリリースという事で飛んできました。メンバー的にはどんなお気持ちですか?
谷口:まだCDショップに置かれているわけじゃないので実感がないですね。
古賀 隼斗(Gt,Cho 以下:古賀):でもいろんな所で自分達の事を展開してくれているのを見て高ぶってますね。
飯田 祐馬(Ba 以下:飯田):異常なくらい押してくれている人もいて本当に有り難いですね。
小泉 貴裕(Dr 以下:小泉):とにかく気持ち的には、フワフワしてるよな(笑)。
–フェスの出演なども決まっていますがメンバー的にはどんな気持ちなんですか?
古賀:フワフワしてますね(笑)。でもフェスに出るのもずっと夢だったんで嬉しいですね。
–作品に関しても聞かせてください。僕はデモ音源の時代から何曲も聞かせてもらってて沢山楽曲があると思うのですが、今回の1st mini albumに入れた6曲はどうやって決めたんですか?
谷口:既存の曲も新曲も全部をあげていって一番バランスの良い6曲にした感じですね。「眠れぬ森の君のため」と「さくらのうた」って2曲は絶対に入れたいって思ってて選んだんですけど必然的な6曲になったというかこれで良かったなって思えましたね。
–アルバムタイトルは5曲目の「眠れぬ森の君のため」の歌詞からだと思うのですがこのタイトルにした理由は?
古賀:アルバム名ってどうやってつけたらいいんやろってなったんですけど、これがいいんじゃないって話をして…。
谷口:古賀の意見はいつも通らないんですけど、今回初めて意見が通ったんですよね。ジャケットの案も古賀の意見なんです。
–初の全国流通なのに初めての意見が通ったと。でも全員納得しているんでしょ?
谷口:そうですね。全員一致でこれがいいねって話しました。
–ジャケットもいいですよね。
谷口:これも自分達のじゃないCDみたくなっているやつも一個一個デザインを作ってもらってこんなジャケットになりましたね。
–「ないものねだり」は自分の中で1番好きな曲です。YouTubeの再生回数も10万回を超えたそうで。
谷口:有り難いですね。キラーチューンは絶対必要だと思ってて今回のアルバムに入れさせてもらいました。MVも撮ったので見て欲しいですね。
–この曲はどんな気持ちで作られたのですか?
谷口:いつもの作曲パターンだったので曲をスタジオに持って行って面白い歌詞入れてっていう感じでしたね。
古賀:すぐ出来たイメージでしたね。作った数日後にレコーディングするみたいな。
–そうなんですね。歌詞だけ見るとゆらゆらしか書いてないイメージですけど(笑)。
谷口:決して手抜きではないです(笑)。
–1つの言葉をここまで使うのもすごいなって思いました。先ほど絶対に入れたいって言ってた「眠れぬ森の君のため」はどんな曲なんですか?
谷口:昔好きだった人との話の曲なんですけど、本当に嘘偽りなく書けたし書き上げてから見てみると別にその人にだけじゃなくて応援してくれているファンの皆さんに対しても当てはまる良い歌詞だなって思いますね。最近では一番良くかけたなって思います。
–ここまで1個1個の言葉がすっと入ってくるのもすごいなって思いながら聞いてました。KANA-BOONというバンドとして今後どうしていきたいなどありますか?
谷口:夢物語を現実にして行きたいですね。
–バンドとしての目指すものってあるんですか?
谷口:アジカンくらいというか超えれるくらい、シーンを牽引出来るバンドになりたいですね。
–本当に2013年KANA-BOONが世間をにぎやかすと思ってます。最後にこれから出会うであろう多くのリスナーに一言お願いします!
谷口:信頼してくれていいバンドですと言うか、一時的ないいねこのバンドっていうのじゃなくて、一生を懸けて寄り添いたいと僕らは思っているので使い捨てじゃなくてそういう風に思ってもらえたら嬉しいです。