3月で31年目を迎える渋谷eggman、そのアニバーサリー月間の初日となる3/1に鶴、吉田山田、枕本バンドのスリーマンとオープニングアクトでカムロバウンスの出演。3マン+OAで31周年を祝うというイベントを開催した。まずは人と音が繋がった感性コミュニケーションバンド、カムロバウンスがOAとして登場。ポップな共演バンドが多い中1曲目から彼らのロックな彼らの名曲「感性コミュニケイション」を披露し会場を暖める。2組目は枕本バンドの登場。ライブ中にMCが無いという事からまさかのMCからのスタート!(笑)それぞれバンドマンとしてのキャリアが長いだけに安定した貫禄のステージとお客さんの盛り上げ方を解っている素晴らしいライブで会場を盛り上げた。そしてこの日出演の1週間後に最新アルバムの発売を控えた吉田山田の登場、今回はバンドでの出演で、キラキラしたサウンドと等身大の歌詞を武器にライブを展開。発売直前の新譜からも数曲披露したが、もはやライブバンドである事を証明する盛り上がりであった。そして映画「アフロ田中」の主題歌を務めた事も話題の鶴がトリで登場!3月一杯で結成当初からのトレードマークであった「アフロ引退」という事で都内のライブハウスでアフロの鶴を見れる残り少ない貴重な日であった。満員のお客さんをすぐさま鶴ワールドに引き込んで行き、お決まりの「こんばんは鶴です!」というかけ声の時点で会場の熱気は最高潮!アンコールでは「踊れないtoフィーバー」でバンドとお客さんが完全に一つになり、31周年の初日を飾る相応しい一日となった。
text:谷
前回の第二回もSOLD OUTとなり大盛況だった音龍門presents「LIVE DROGON GATE #003」!今回も今話題の豪華出演バンドがオーディエンスを湧かせた。この日1番手、残響レコードのバンドの中でも、メロディーラインで一線を画す「KUDANZ」。彼らの音楽は誠実であって、幾多のジャンルのバックグラウンドを感じさせるセンスの高さがライブにもにじみ出る。同じくこの日出演した「Lyu:Lyu」も然り、初見のオーディエンスの、演奏中棒立ちガン見状態からの曲終わりでの拍手喝采を聞くと、彼らの発揮する音の説得力は、我々リスナーがジャンルでなく、”いい音楽”を基準にして聴いていることを認識されてくれる。トリは対照的に、バンドの空気感を一瞬で会場に広げ盛り上げる「グッドモーニングアメリカ」!ここ最近のライブでしばしば目にするBa.たなしんの奇怪な登場シーンから始まるステージで、爆笑から入り、そのままオーディエンスのこころの窓を開けまくる流れは誰もがハッピーになれる彼らの特許スタイル。音龍門が紹介する激アツメンツでのライブは今回も間違いなし!これからも目が離せない一押しイベントだ。
test:鞘師至
2011年3月11日。日本中に衝撃が走った1日から早1年。復興の兆しは見えていてもまだ十分に復興したとは言えない状況なのが現状。何か自分達に出来る事をしたい。その気持ちからバンドやライブハウスが出来る事を考えチャリティーイベントを開催した。今年の1月7日と同様、ストリートカルチャーを発信する全国紙Ollieとタッグを組んで。この日のチケットは発売からわずか2日でSOLD OUT。3月11日という同じ日に開催する事に少し迷いもあったが会場はOPENから人で埋め尽くされた。もちろん今回もアパレルブランドが参加してくれて会場も賑わっていた。そして熱いライブを披露してくれたMAN WITH A MISSION,RED CLAW SCORPIONS,THINK AGAIN,sfpr,COUNTRY YARDの勇姿にも感謝したい。中でもMAN WITH A MISSIONは登場していきなりモラトリアム,RAIN OF JULYとバラードを2曲続けて披露。その後は攻撃的なナンバーを次々とDROPし会場を最高に盛り上げた。最終的にこの日集まった募金は¥267,120-。皆様のご協力に心から感謝し、しっかりと被災地に届けたいと思う。そして東北が元気になるその日までeggmanはこういったイベントを続けていきたいと思います。
test:YUMA
加藤ミリヤ、中島美嘉、GLAY、KREVAなどで活躍するミュージシャンから編成される「namatama BAND」。今回はレギュラーメンバーを基調にShinji(Ba), 白根佳尚(Dr), BLADES(G), MAKOTO(Key),TAMA(Cho), AKINA(Cho)で編成し、普段はオケや、弾き語りでのライブが多いアーティストを迎え、クロスオーバーなステージで会場を湧かせた。アーティスト枠、前回に引き続き出演の2アーティスト、「ANYTHING GOES」、「白鳥吏南」。また初登場の「中村舞子」、「熊木杏里」、本前身イベント「ナマオト」にて過去出演のある「ふくい舞」、合計5アーティストで”シンガーソングライター x R&B / HIP HOPシンガー”のスペシャルコラボとなったステージは、”他じゃなかなか見れない!”とオーディエンスからの声があったように、”生バンドだからこそ出せるグルーブ”の一体感で、イベントを作り上げていた。次回公演のキャストにも、期待が高まるイベントだ。
test:鞘師至