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LIVE report vol.7&8
- SPECIAL -

LIVE report vol.7&8

2011/09/03  seedleSs Party 2011

アメリカ/カリフォルニア発のアパレルブランドseedleSs主催による3年ぶりの開催となったseedleSs party’11。SHIBUYA-AXとeggmanの同時開催という今まであったようでなかったBIGなパーティーとなった。

彼ららしいHAPPY全開な雰囲気は出演バンドを通じて2000人の観衆に派生して神南の街を笑顔にしていた。eggmanに出演したバンドは計7バンド。豪華すぎる出演者に入りきらない観衆が長蛇の列を作り、全バンド入場規制という快挙を成し遂げた。中でも印象に残ったのは横浜出身のレゲエパンクバンド[SiM]。バンド転換の段階で入場規制をかけ、注目の大きさが伺えた。もちろんライブも期待を裏切らない。蒸し風呂のようなキャパ350人の箱を一瞬にして沸騰させるその様は、AXに出演する先輩バンドを上回る内容だった。2011.10.12にリリースする新譜にも大注目だ。道を1本挟んだだけのAXとeggmanという身近な環境で、遠くアメリカから来たアパレルブランド[seedleSs]は、2000人のPUNKキッズ、出演者、関係者などすべての人が「楽しい」という1つの言葉で繋がらせていた。次回の開催も期待したい。

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[text:YUMA]

2011/09/19  【振袖空中分解 其の十三】

今話題の新音源リリースをひっさげての3バンドが極上POPNESSサウンドを披露!

10/5にリリースを控えるのは、待望の5th album発売のご存知”フーバーオーバー”、インディーロックシーンの中でひときわPOPな異才を放つ”Czecho No Republic”の2組。また9月にリリースした1st E.Pが話題を呼び、一瀬正和氏(ASPARAGUS、the HIATUS)らも絶賛する新星ピアノPOPバンド”heliotrope”と、各フィールドで今騒がれている要注目バンドが9/19(月)、エッグマンに集まった。オープンからわずかに時間を空けて”heliotrope”のステージが始まると、ステージを包むスモーク越しのライトとvo.Keikoの透き通る声、リバーブがかったドラムとピアノの音が開場を満たして幻想的な画が広がった。このバンドの世界感は、ガラスのような透明性をダイナミックなドラムスタイルのリズムに乗せて響かせる繊細さと力強い説得力のバランスにある。どこまで進化するかが非常に楽しみなバンドだ。その数十分後、開場の空気感をバンドのカラーで一気に変えたのが2番手”Czecho No Republic”。前作の1st singleが各媒体でも大絶賛のインディーシーンきってのPOPSサウンドは、この日披露された新曲にも健在、vo.武井のほんわかMCも手伝って、会場は和みモード。からだを揺らして踊るファンの心地よさそうな笑顔がこの日も印象的。そしてラストを飾るはみんな大好き”フーバーオーバー”。この日のイベントタイトルは「振袖空中分解」。Vo.の岩沢はなんと現代風にアレンジされた振袖姿で登場!活動当初から映画やTV番組のタイアップなど、ライブ以外でもあらゆる場面で耳にするキャッチーなメロディーで、この日も会場を沸かせた。それぞれ活動フィールドの違う3組の極上POPNESS、連休最後の日にたくさんの笑顔を生んだ夜となった。

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[text:鞘師]