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MAN WITH A MISSION interview
- SPECIAL -

MAN WITH A MISSION interview

前作はアニメ版で、今作では映画版にて、2度目のフィーチャーとなる話題作映画『いぬやしき』の主題歌、並びにTVアニメ『ゴールデンカムイ』OPテーマを含む最新シングルでは、世界的な音楽の流行や進化とのコネクトだけでなく、自らのオリジナリティーに深くフォーカスする事にも重点を置いたという楽曲には、確かなネオクラシックを感じる。 ワールドワイドでアピールする今の日本の音楽の代名詞。 これは作り手がこれまでにこよなく愛した音楽遍歴と、今のこのバンドの国境をまたいだ活動、双方あって初めて生まれる産物なのだろう。 アップデートが続くMAN WITH A MISSIONの音楽、今作でもまた悠に前作を飛び越えて、目線はまた更に次の意識へ向いているように思えた。

Interview & Text : 鞘師 至

― 今作も前作に続き、両A面シングルとなってますが、「Take Me Under」(M1)、これは映画『いぬやしき』の主題歌ですね。 前回のアニメ版『いぬやしき』の主題歌担当と同様に、書き下ろしの曲ですか?

■JKJ: ソウデスネ、前回アニメノ『いぬやしき』ニ引キ続キ、有難イコトニ、今回モヤラセテ頂キマシタ。

―今回もいぬやしきチームからラブコールを受けて?

■JKJ: ハイ、コウイッタ形デ作品ニダイレクトニ2作続ケテ関ワレルッテイウノハ、メチャクチャ嬉シイ事デスネ。

― この曲、映画の台本を見てから、イメージを膨らませて書いたんですか?

■JKJ :実際楽曲ソノモノハ、デモ状態ノモノガ先ニアッテ、ソコヘ『いぬやしき』ノオ話ヲ頂イテ、ソノインスピレーションデ歌詞トアレンジヲ詰メテイッタ感ジデスネ。 アニメ版ノ時ニ「My Hero」ヲ作ッテイタ時カラ、ダークヒーロー物ヲ題材ニシタ歌詞ヲ書イテミタイナト思ッテタンデ、ソレヲ今回ヤッテミタンデスネ。 『いぬやしき』ノヨウナダークヒーロー物ノコンセプトッテ、ROCKテイストノ詞ヲ書クノニハ、メチャクチャハマル良イ題材ナンデスヨ。 

― 歌詞での『いぬやしき』感と楽曲にあるバンドのカラーが混ざる感じ、こういうのが書き下ろしの醍醐味ですよね。 聴いていて楽しいというか。 楽曲の方はどんな部分から構成を広げていったんですか?

■JKJ: 一ツ絶対的ニ最初カラアッタノハ ”弾キ語リフレーズカラ始マル” ッテ所デスネ。 イントロノギタートボーカルダケノ部分。 入リ口ハアアイウ歌カラ始マル静カナフレーズデ、ソノ後勢イ良ク爆発スル、ミタイナ楽曲ッテ実ハ我々ノ曲ニ今マデナカッタナッテイウノガアリマシテ。

― 確かにそうですね。

■JKJ: ソレガ一番最初ノキッカケデ。 ギターニ関シテハ凄ク単純ナフレーズナンデスケド、疾走感ノアルモノガイイナト思ッテイテ、コンセプトトシテハソノ2ツヲ根ッコニシテ作ッテイキマシタ。

― この曲、個人的な印象なんですけど、これまでのMAN WITH A MISSIONのベーシックになっているワールドワイドなROCKサウンドっていうだけじゃなくて、フレーズにJ-ROCK感あるな、と思ったんですが。

■JKJ: ソウカモシレナイデスネ、メチャクチャ自分ノ中ノ畑トイウカ、聴イテキタ音楽ノ感覚ヲ如実ニソノママ出シタノハ事実。 以前アレンジャーニ中野サン(BOOM BOOM SATELLITES)ヲ迎エサセテ頂イタ時モ、ソノ根ッコニアル部分ニ中野サン独自ノ近未来的テクノロジー的ナエッセンスヲ加エルッテイウ事ニフォーカスシテレコーディングシタ事ガアッタンデスケド、今回モ自分ノ根ッコハ意識シテ作リマシタネ。 

― そういう根っこの部分、自分たちの音楽ってこう!ってご自身で認識しているご自身のオリジナリティーって、なにかこれまでと変わっていってたりします?

■JKJ: ン〜… フレーズトカニ関シテハ実ハソンナニ変ワッテナイ。 コレマデ途中デ “チョット変ワッタカナ?” ッテ自分デモ思ウ所ハアッタンデスケド、ココ最近タマニ思ウノガ、ソコヲ変エテシマウト聴イテル方ガ迷ッチャウンジャナイカッテ事。 フレーズノ手癖トカデバリエーションヲ見セルッテ事モ勿論大事ナンダケド、ソレト同ジ位“コノバンドハコノ手癖ダヨ!”ッテイウ分リヤスイキャッチフレーズミタイナ音楽ノ癖ヲ見セツケルベキナンダヨナ、トモ思ッタリモシテ。 ダカラソノ自意識ニ関シテ言エバ、途中変ワリツツアッタンダケド、今ハ元々ノ自分ノ癖ヲメチャクチャ押シ出シタホウガイイト思ッテル時期デスネ。

― やっぱり一巡してそうなっていくんですかね。 ちなみに狼さんたちは地球に現れてから活動拠点は日本ですけど、土地ごとの風土が自分たちの音楽に影響を与えてるところってあると思いますか?

■JKJ: 日本ノ環境ガ自分ニ影響シテルカ?ッテ事デスカ? 日本ッテ実際世界ノ中デモROCKバンドノ活動ガ元気ナエリアデハアルシ、シカモ自分達ガ世界デツアーヲシテイル時ニ、アル地域デハ確実ニ日本ノ音楽ガ根付イテタリモスル。 ソウイウノヲ目ノ当タリニシタ時ニ、ココデハ凄イ豊カナモノガ生マレテルンダナッテ感ジルコトガ多インデスヨネ。 自分達ガ日本ッテイウ土地ノ音楽性ヲ意識シテルッテイウ事ハナインダケドモ、日本ノ音楽ヲ以前ニ増シテ誇リニ思ウヨウニナリマシタネ。 昔ハ ”日本ハ音楽的ニ遅レテル” トカ言ワレル事モアッタケド、実ハ凄イカッコイイモノガコノ国デ生マレテルンダナッテイウ意識ニ変ワッテイッテルトイウカ。

―やっぱり外に行ってみて初めて直感する事ってあるんですね。

■JKJ: 手前味噌デスケド我々ハ、特ニ僕ナンカハドチラカトイウト、洋楽トカテゴライズサレタモノニ物凄イ影響ヲ受ケタ狼ナンデ、拭ッテモ拭イキレナイ憧レガアルンデスヨ、洋楽ニ対シテ。 タダ、ソレヲ聴イテ憧レテ育ッテキタ日本ノROCKシーントイウノガ改メテ外ニ出タ時ニ、逆ニ海外カラハスゴイエッジガ効イテテ、カッコイイッテ感ジテモラエルモノダッタリスルンデスヨネ。 ダカラ可能性モ感ジルシ、ヨリ日本ノROCKヲ洗練シテッタ方ガイインダロウナッテ思ウ事ガ最近多イデスネ。

― 確かに10年、20年前に比べると日本のアーティストがどんどん海外に出ていくようになってるから、そういう意識を持ってる日本のミュージシャンっていうのも増えているのかもしれないですね。 洋楽に憧れをもって始めた人達がそれだけで終わらずに、それを超えていくっていうか。

■JKJ: 絶対ニソウ有ルベキダト思イマスシネ。 凄ク良イ事ダト思イマス。

― ちなみにこの曲が主題歌になってる『いぬやしき』の映画はご覧になりました?

■JKJ: ハイ、観マシタ。 シカシ出演者ノ皆サン素晴ラシイ演技デシタネ。 作品ヲ元々知ッテル身トシテハ特ニキャスティングトシテ木梨サンヲ起用シタノガ凄イナト!

― トレーラーで見ましたけど凄いですよね、抜擢感が。

■JKJ: アソコマデオジイチャンジャナイノニ、ピッタリナ役柄ダナッテ思イマシタ。

― ジャンケンさんないし狼さん達は、日本のバラエティとかも詳しいんですか?

■JKJ: 勿論。 『とんねるずのみなさんのおかげでした』ハモウスグ終ワッチャイマスヨネ。 悲シイ。

― めちゃくちゃ詳しいですね(笑)

■JKJ: 『みなさんのおかげでした』ヲ『みなおか』ッテ略スノハ最近知ッタケドネ!

― (笑)。 さて、2曲目の「Winding Road」はTVアニメ『ゴールデンカムイ』のタイアップですね。こちらは作詞作曲は?

■JKJ: 作曲ハKamikaze Boyデス。 作詞ハ僕ト共作デスネ。

―歌詞は何について書いた曲なんでしょうか?

■JKJ: 普遍的ナ、人ガ生キテイク中デノ紆余曲折ッテイウノヲ書イタ歌詞デス。 『ゴールデンカムイ』ノオ話ヲ頂イタ時ニ、アニメノ主題歌ノメッセージ性トシテハコノ歌詞ダトメッセージ性ガ広スギルノカナトモ思イツツ、タダ作品ソノモノガトテモドラマチックデ、人ノ生キ様トカガ如実ニ出テクル場面ガ多イノデ、ソウイッタ意味デハメチャクチャハマッタンジャナイカナッテ思イマスネ。

― 排他的な風景の描写があったりしても、どこかで希望に繋がっていくようなメッセージにまとまってる感じがこのバンドらしい歌詞の曲だなと思いました。 「The world is painted in dark grey」っていうフレーズも、ブラックではなくあくまでダークグレーなんだなっていう。 真っ黒闇じゃなくてグレーの中に微かに含みのある白とか光のイメージが素敵だな、と。

■JKJ: 世ノ中灰色ノ事ガ多イト思ウンデスヨ。 真ッ黒デモ真ッ白デモナイ。 決メ付ケルノハ個人デ、実際誰モガ○×ナンテ付ケラレナイノニ勝手ニ○トカ×トカ言ッテルダケデアッテ、本当ハ灰色ノ物事ガ多カッタリモシテ。 ダカラコノ表現ガハマルト思ッテネ。 

― 3曲目の「The Anthem」は以前に何度もコラボしているプロデューサー、Shaun Lopez(ショーン・ロペス)との共作ですね。 この曲は非常に静かな感じのアレンジメントですね。

■JKJ: 元々自分ガ持ッテキタ時ハモット真ッスグナROCKバラードヲイメージシテ作ッテタンデスケド、プロデューサーノShaunハROCKバンドガ今ノ時代デドウイッタモノヲ鳴ラスベキナノカッテイウノヲシビアニ考エルタイプノプロデューサーデ、ソンナ中デ方向性的ニコッチノ方ガ良インジャナイカッテイウ話ニナリ、同時ニ自分トシテモ昨今ノROCKトPOPSノ架ケ橋ニナッテルバンドノシーンヲ見テイル時ニ、コウイッタ類ノ曲ハヒトツノ武器トシテ打チ出セルナト思ッテイタンデ、結果的ニ静カナアレンジニ持ッテイク事ニシマシタ。 本来我々ガ聴イテイタ90’sノ洋楽ノバンドシーンデハ、例エバ高音ノギターデカキ鳴ラスバラードッテイウノガ流行ッタリシタケド、ソレハソノ時代ニ合ッテタモノダッタンダト思ウンデスヨ。 ダケド今ハ2018年。 今ノ時代ダトドウダロウ?ッテ考エタ時ニ、コノ「The Anthem」ミタイナ形ノモノモROCKバンドノ血肉ニハ絶対流レテルモノダシ、一ツノサウンドアレンジメントトシテヤッテ然ルベキ形ナノカナッテ思ッタンデスヨ。

v― そう考えるとShaunとMAN WITH A MISSIONのコラボって凄い良いコンビネーションですね。以前の曲もそうでしたけど、ジャンケンさんが元々言ってる今でも引き続き好きなバンドサウンドって部分と、今の音楽の最先端の音楽っていう部分のクロスオーバーの領域を切り取ってくれてるっていうのが凄く強いな、と。

■JKJ; マタオモシロイノガ、ソウイッタ意見ヲ飛ビ交ワスタイプノサウンドプロデューサーデモアルノニ、元々彼自体ハコテコテノオルタナメタルノ人ッテイウネ(笑)。

― 両面性エグいですね(笑)。

■JKJ: ダカラ凄ク説得力ガアリマスヨ、彼ノ話ヲ聞イテイルト。 バンド側ガヤリタイ事、バンド側ガ今マデ聴イテキタ音楽ッテイウモノニ凄ク精通シテマスシ、組ンデテ余計ナストレスガナイッテイウノガアリマスネ。

―Shaunとやるのはこれで何曲目ですか?

■JKJ: モウメチャクチャイッパイヤッテマス。 マダ発表シテナイモノヲ合ワセタラ8曲位ヤッテマスネ。

― 相当マッチしているんですね。 そして最後に収録されている「Dead End in Tokyo」はJagz KoonerのRemixなんですよね、この方はUKの方ですか?

■JKJ: ソウ、UKノ人デスネ。 OasisトカノRemixモヤッテル、90年代ノUK ROCKノ要人デス。 サウンドヲ聴イタ時ニ、良イ意味デ懐カシイナッテ思エル、時代ニ流サレナイ芯ノアル人デス。 我々ガ今マデRemixヲシテ頂イタモノハ、石野卓球サンヤKen Ishiiサン等ノ、サッキノ話デイウ今ノ時代感ヲ色濃ク出シテルテクノサウンドダッタリシタンデスケド、今回ノRemixニ関シテハ凄クド直球ノアノ頃ノサウンド感(90’sオルタナロック)ガ出テルンデスヨ(笑)。 僕的ニ今回コレヲ出ス事デ我々ノRemixヲ今マデ聴イテクレテタ人ニ、「実ハコウイウアレンジノ時代アッタンダゼ」ッテ打チ出セルノガスゲーイイナッテ感ジテテ。 今ソウイウEDMトカクラブサウンドトカ聴イテル人ハ「ナニコレ?」ッテ思ウンジャナイカト思イマスケド、ジャンル感ヲ打チ出スッテ意味デハ、凄ク良イRemixヲ出セタカナト思イマス。

― Remixって自分たちの世界観と比べて出てくる音がガラッと変わるじゃないですか、それってどう感じてます?

■JKJ: 僕ハスゲーRemixシテモラウノ大好キナンデスヨ。 ブッチャケ元々ノ曲ノフレーズナンカ所々使ワレテル位ナンデスケド、結局ソノアーティストガ自分達ノ曲ニ反応シテ何ヲ想起シタカッテイウノガ聴キタイデスシ、僕達ト観客以外ニ違ウアーティストガ入ルッテメチャクチャ格好イイ事ダカラ、ブチ壊シテ頂イテ全然構ワナイナッテ。 Jagzニ関シテハ先日ノUKノワンマンライブニ来テクレテ、凄イ楽曲ノコト気ニ入ッテクレテ。 「楽しかった!」ッテ言ッテクレテ嬉シカッタデスネ。

―アレンジャーとの出会いって普通の活動と違う楽しみがあるんですね。

■JKJ: ソウデスネ、僕等ノ場合凄ク有難イノハ、自分達ガ聴イテキタ音楽ノ畑ノド真ン中ニイタ人ダッタリ、ソノ延長線上ニイラッシャル人ト会エル事ガ多クテ、チャント話スト共通言語ガイッパイ出テクルトイウカ、「アノバンドカッコイイヨネ!」トカ、感動スルンデスヨ。 ソウイウ共通言語ガ出テクルト自分ガ今マデ聴イテタ音楽ッテ、間違イナカッタンダナッテ感ジサセテクレル場面モアッタリシテ。 

― しかも世界を旅しているからこそ、その人たちの土地で会って会話できるっていうのもいいですよね。バンドをやってる醍醐味というか。 ちなみにそのJagzに会ったUKツアー、つい数日前まで行かれてましたが(本取材日は3/12)、今回はどんなツアーでした?

■JKJ: 凄ク良イツアーデシタ。Don BrocoッテイウUKノバンドト一緒ニ周ラセテモラッタンデスヨ。 ソノ前ニハマズ彼ラニ日本ニ来テモラッテ我々ノDog Days Tour 2017ニゲストデ出テモラッタンデスケド、「こんな大人数の前で演った事はなかった!」ッテスゲー感動シテクレテ、タチマチ仲良クナリマシタ。 勿論当タリ前デスケド本国デハ彼ラ、人気ガ凄マジクテ。 シカモ今ノ若イ世代ノファン達ガ彼ラノヨウナROCK バンドニ馳セテイル期待感ッテイウノヲ目ノ当タリニシテ、「アァ、良イバンドト周ラセテモラッテルンダナ」ッテイウ実感ガアリマシタ。 何ヨリモ自分達ヲソコマデ知ラナイオーディエンスノ前デ演奏スル事ガデキタノガ、今回ノ収穫ダッタシ、UK内デ全8箇所周ッテ自分達ノワンマンヲ最後ニロンドンデ演ラシテ頂イタンデスケド、年数ヲ重ネル毎ニ我々ガヤレルワンマンライブノ会場キャパモドンドン大キクナッテキテ、今回500キャパデSOLD OUTヲ出セタンデ、凄イ手応エヲ感ジナガラ帰国デキマシタ。

― UKで500人SOLD OUT…凄いですね。 今回UKっていう限られた土地の中で周られましたけど、そういう時ってそこの土地の人が集まるんですか? それとも他の国とかからもツアーにくっついてくる人とかもいるんですか?

■JKJ: 僕ラノワンマンノ時ハ、フランスカラモドイツカラモオ客サンガ来テマシタネ。 ソレゾレノ土地ノファンッテイウノモイマシタケド、全通シテンナッテ子モイマシタネ。 コノ子毎回イルナッテ(笑)。 ソウイウノハ日本モヨーロッパモ変ワラナインデスネ。

― Don Brocoとのカップリングライブとか、初見の人達の前でライブをする時って、今の日本での状況と全然違うわけですよね? 最初から盛り上がってる訳じゃないって事ですか?

■JKJ: 勿論ソウデスネ、最初ハ様子見ミタイナ。 デモソウイウノッテ徐々ニ温マルモノダト思ッテマスネ。 1,2曲目ハ数学的ナコトヲ言ウトバンドノジャンル感ヲ相手ニイメージ付ケサセテ、コウイウ音楽ヲ演ッテルヨ!ッテアピールスル段階。 デ、3,4,5曲目辺リカラ慣レテイッテ、最終的ニ全体像ガ見エテキタ時ノ反応ッテイウノガ純粋ナバンドニ対スル反応ダト思ウンデスヨ。 ソンナヒリヒリスル数十分間ダカラ、途中途中ドコデ盛リ上ゲヨウカナッテ事ヲ、セットリストヲ組ムKamikaze Boyハ毎回考エテマスネ。

― じゃあ1曲目とかバリバリ緊張しないですか?

■JKJ: 緊張トイウヨリハ気合ガ入ッテルカナ。 ナンカ方向性ガ違ウヨネ、自分達ヲ知ッテル人ノ前デ演ル時ト、知ラナイ人ノ前デヤル時。 演ッテル事ハ殆ド一緒カモシレナイケド、メンタリティーハ全然違ウ。 初見ノ人達ノ前デヤル時ハ、見テクレヨッテイウスイッチガ入ルカンジナノカナ。 挑ム時ノ前傾姿勢ッテイウカ。

― 今回はUKでしたが、次に回ってみたいツアー先ってあったりします?

■JKJ: 最近僕ガ気ニナッテルノハアジアノエリアデスネ。 デモ本当ニドコニデモ行ッテヤッテミタイ。 今ハSNSデ簡単ニ海外ノ方々ガ反応シテクレル世ノ中ニナッテルジャナイデスカ。 僕達ノ活動ガ日本デマダ色濃クナッテナイズット昔カラ応援シテクレテル海外ノ方ダッテイロンナ国ニイマスシ、ソコニ本当ニ直接行ッテ、ライブヲ見テモライタイナッテイウノハ正直ナトコロデスネ。

― 会いに行くってことですね

■JKJ: ハイ。

― あとはツアーもそうですし、レコーディングもツアー行く前ギリギリまでやって、ツアーに行って帰ってきて取材など他の仕事もあって、もうバッタバタで常に動いてるかと思うんですけど、ここまでやって大変さを背負ってでも今も続けてられる、やりがいを感じる瞬間ってジャンケンさんにとってはどんな時ですか?

■JKJ: 一番ヤリガイヲ感ジル瞬間デスカ、ライブヤッテル時ナノカナ。 ライブヤッテ、特ニ更新感ッテ意味デハ新シイ曲トカヲヤッテソレニキッチリ反応ガツイテキタリスルト、ヤッパリヤリガイト同時ニモチベーションニモナリマスヨネ。 作リ手トシテ常ニ次ノ作品次ノ作品ッテイウノハトドウシテモ考エテシマウトコロナンデ、ソレニ対スルダイレクトナ反応ダッタリ、声ヲ聞クノハ一番ヤリガイヲ感ジマス。

―普通のバンドキッズと全く同じ精神なんですね。

■JKJ: 全ク同ジダト思イマスヨ。 

― ロックヒーロー達は普段どんな事考えて活動してるのかなって思って。

■JKJ: 多分ドノバンドデモソレハ変ワラナイト思イマスヨ。 ナンカ凄イ突キ詰メテ言ッテシマエバ、結局ハ喜ビトシテ一番勝ッテルノッテ、名声力ダト思ウンデスヨ。 金銭力トカ以上ニ。 例エバ若イバンドマンガライブハウスデ演ルノダッテ、名声力ノ為ダト思ウンデスヨネ、自分ノ楽曲ヲ認メテ欲シイ、自分ノ曲ヲ届ケタイッテイウ。 CDガ何枚売レヨウガ、ドコノ国デ演奏シヨウガ、何歳ニナロウガ変ワラナイ動物的ナ欲ナノカナ。 僕モ単純ニソレニ引ッ張ラレテヤッテルダケデスネ。