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MY FIRST STORY
- SPECIAL -

MY FIRST STORY

結成から約1年半。
誰もが想像出来ない早さで2nd FULL ALBUM「THE STORY IS MY LIFE」という決意表明とも言える作品を世に放つ平均年齢20歳のアーティスト「MY FIRST STORY」。結成当初からeggmanに出演している彼等の本心に迫った。

interviewer:YUMA

–まずは、セカンドフルアルバム「THE STORY IS MY LIFE」発売おめでとうございます!

MY FIRST STORY:ありがとうございます!!

–結成2回目のライブがeggmanですよね?そんな「MY FIRST STORY」のインタビューが出来て嬉しいです。

Hiro(Vo / 以下:Hiro):こちらこそ本当に嬉しいです。

–いきなり余談ですがeggmanでの思い出とかあります?

Hiro:良く見に行っているライブハウスだし、バンド結成する前から行ってたから気軽に行けるって感じですね。

Sho(Gt / 以下:Sho):このバンドの前から出させてもらっているから落ち着きますね。あとはeggmanに出てなかったら”AIR SWELL”とかには出会ってなかったかもしれませんね。

Hiro:eggmanから仲良くなっていったバンドとか多いですね。

Masack(Dr / 以下:Masack):僕も去年eggmanで一緒にやった”a flood of circle”の渡邊さんと一緒に山に行ったりしています(笑)。

–えっ?何をしに山に行くんですか?

Masack:星を見に…。

一同:爆笑

–初ライブから1年2ヶ月で2枚目のフルアルバムリリースという事ですがリリースを迎える今、どんな心境ですか?

Sho:カツカツでした。すごい単純に焦る気持ちもありましたし。

Hiro:レコーディングしてみて言える事なんですけど、自分達の前回の作品を超えたいって気持ちが強かったので、各々の課題があって上手く乗り越えられたんじゃないかなと思いますね。

–大型のライブハウスにも多く出演していると思いますが、その焦る気持ちとかをどうやって合わせていったんですか?

Sho:勢いですかね?単純に大きい箱に出れる事は嬉しいから、悪い意味で半分は諦めだけど勢いでやってこれたって感じですね。

–勢いと言ってるわりにしっかりとアルバムが出来て地に足付けて来た感じがライブを見ていても思えますが…

Hiro:今回のレコーディングでもそうでしたけど、人間って追いつめられれば何でも出来るなって思いましたね。

Sho:ライブしてそのままレコーディング入ったりしましたね。スケジュールがちょっと空いてるから入ろうみたいな。

–今回もMY FIRST STORY節が炸裂しているなという印象だったのですが楽曲を作る上で意識した事などはありますか?

Sho:前回よりもサウンド面とかメロディックの面も失わないようにしようと思って作りましたね。歌詞に関してもあるんじゃないですかHiroさん(笑)。

Hiro:前回は英語主体だったんですけど、今回は、日本語を前よりも多く書いてみたり、ここにはこういうワードがはまるかなとかをShoと相談しあって作りましたね。

–日本語を前回より入れようと思ったのは意図があるんですか?

Hiro:特に日本語を歌うって事に対して抵抗があるとかはなくて、単純に日本語の方が伝わりやすいかなと思って。そんなに意識して入れたつもりもないですね。

–表題曲にもなっている「The Story Is My Life」はめちゃくちゃカッコ良かったです。まずタイトルに込められた意味を教えてくれますか?

Hiro:アルバムのタイトル通りでもあるんですけど、自分の人生の事を幼少期から今感じた事までをいろんな角度から見て書いたんですよ。正直にさらけ出してみたというか、全部ありのままをカッコつけずに書いた感じですね。「The Story Is My Life」では、それを象徴するワードというかそういう言葉を入れたくて歌詞の中にも出て来るんですけど、この言葉をアルバム名にしたいなってメンバーに話して決まりましたね。

–歌詞の内容がMY FIRST STORYの決意表明のようにも感じたのですがどんな楽曲になっているんですか?

Hiro:結構歌詞とかは、バンドに対しての壁だったり、自分個人に対しての敵だったりっていう障害を形容して表してみたんですよ。それに対する想いとか決意表明を題材にして置いたので歌詞の内容とかも一番リード曲っぽいかなと思いますね。

–PVも見せてもらいました。前作もそうだけど、すごくかっこよかったです。登場する女の子の意味を深く考えちゃいました。

Hiro:さっきも言った壁とか敵とかの障害を表現する時にあの女の子が形容されて出て来ているっていうイメージですかね。ピッタリハマったと思うし作品が出来てみて納得出来たのでPVも見て欲しいですね。

–今回BPMが遅めのイメージが強かったんですけど、これは意識していたりします?

Masack:そうですね。今までの中で最速の曲と最低の曲がありますね。全体で見たら遅い曲は多いかもしれませんね。

Sho:中間のテンポの曲があまりないですね。かといって2ビートの曲があるわけでもないし。今回は一番盛り上げやすいなっていう2ビードは使わずに前回とは違った感じでいいものが作れたら良いなって思って曲を書いたのでその辺は結構意識してやれましたね。

–前回と今回でやりたかった事の違いは何ですか?

Sho:前回はファーストって事で”MY FIRST STORY”というバンドを印象づける作品になるわけだからそれに悩んで細かい部分まで何度も確認してやったんですけど、今回はそれが見えた上で他の事をやったからダメとかじゃないなって事とかもちょっとずつ見えてきた所があって、前作から想像出来ない楽曲もあるし、もっと激しい曲もあったりっていう部分が一番違うのかなって思いますね。前作と同じようなものを作ろうとは思ってなかったので…。

–他のメンバーは、今作が出来てみてどんなお気持ちですか?

Teru(Gt / 以下:Teru):いろんな意味も含めて前作を遥かに超えられたかなって思いますね。

Nob(Ba / 以下:Nob):前作よりも音とかに気を使ってレコーディングが出来たのでサウンドメイキングの部分もこだわれたなっていう印象ですね。ベースの音も目立つというよりは音の奥行きとかに意識して作れたのでその部分も聞いて欲しいですね。

Hiro:前作もそうなんですけどSho君が作ってきてくれる曲は、どの曲も毎回全く違った色味でその曲にしか出せない味だったりがあるので、アルバム単位で考えて前回のアルバムとはまた違う、こういう感じにしたいっていうイメージの元、1曲1曲でいろんな色味を出しているので前回のアルバムのコンセプトとしてもあったんですけど、アルバム全てを通して飽きないもの、1曲1曲それぞれに個性があるっていうものを作れたので自分がイメージしている事に近づけたかなって思いますね。

Masack:そうですね。今Hiroが言ってくれたことと同じような事ですね(笑)。前作はファーストってことで緊張もしていたしストレスがあったので、今回はそういった意味で焦りもなかったしリラックスしてレコーティング出来たのでいいアルバムが出来たかなって思いますね。

–前作のジャケットは白で今回は黒という真逆の色ですが、これには何か意味などはあるんですか?

Hiro:今回は、曲調とか色味とかも全部違うので白盤の次に黒盤を出してみて対照的な色で見てもらってもいいんじゃないかって思ってこのジャケットにしました。

Sho:あとは、単純に黒盤から入ってくれた人に白盤を聞いて欲しいなって思っててそういう意味で対照的な色にしたのはありますね。

–次は、何色かわくわくしますね。

一同:(笑)。

–この色分けがあるから次も気になるというか、これからの”MY FIRST STORY”がどんな方向に向かって何をやっていきたいのかって言うのは最後に聞いてみたいです。

Hiro:前提として、俺らみたいなジャンルとかバンドの音楽を聴かない人達に知ってもらいたい、聞いて欲しいっていうのはずっと思っています。それと言葉には表しにくいんですけど、自分達の芯をまげずにこのままの様を音源という形にしたいって思っていて、バランスとか自分たちが好きな音色だったりを探していて、今回理想としているものに一歩ずつ着実に近づけたかなって思いますね。

–ありがとうございます。今回の音源も沢山の人に届いて欲しいなと思いますし、今後の”MY FIRST STORY”にも期待しています!

MY FIRST STORY:ありがとうございました!