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Radical Radio interview
- SPECIAL -

Radical Radio interview

5年後のメロディックシーンの先頭に立っているのは
確実に「Radical Radio」だ!!僕の音楽人生を懸けてでも、そう断言します。
待望と言っても過言ではないくらい待ちわびた彼等の全国デビュー作は
その期待を興奮という2文字に変える作品となった。
このタイミングで、この音に出会って下さい。

interviewer:YUMA

―まずは、「Radical Radio」(=ラジラジ)待望の初全国流通おめでとうございます!率直にどんな気持ちですか?

こうへい(Ba/Vo):ありがとうございます。色んな人に聴いて頂きたいCDが出来ました。

-DEMO音源のツアーファイナルで新宿ACBをソールドさせたり、昨年の[NOID]-FINAL 2012-では、入場規制をかけたりと期待値の高さを感じますが、今のメロディックシーンに対してどんな立ち位置のバンドになりたいと思っていますか?
こうへい:個人的には、今のレジェンド的な位置にいる先輩達を超える事は不可能だと思っているので、ライブなのか音なのかは具体的にはまだ分かってないんですけど、新しいものを作って先輩バンドを超えるというよりは認めてもらえるようなバンドになりたいですね。もちろん先輩だけじゃなくて同世代や後輩からも。

-4曲入り1stシングル「attain nirvana」ですが、どんな想いが詰まった作品になりましたか?

こうへい:自分が16歳くらいの時からバンドを始めてきて、個人的にはバンドとしての集大成というよりも、7年間バンドをやってきたっていう自分のバンド人生を詰め込みましたっていう気持ちの方が強いですね。そしてここからのツアーとか次の作品とかで「Radical Radio」というバンドを詰め込んでいければ良いなと思うので、今作はスタートのキッカケになるシングルです。

カツヒロ(Dr/Cho):ここまで本当にがむしゃらにやってきたんですよね。CDを出すっていう目標は、上京した時からあったんですけど、それはすごく漠然としていたので嬉しい反面、怖い部分もありますね。こうへいも言いましたけど良いキッカケの1枚になればいいなと思っています。

-曲についても聴いていきたいと思います。

こうへい:全体を通して後から気付いたんですけど、曲のタイトルに”My”っていう単語が3曲も入っていて、コンセプトが自然に入ってるなって思ったんですよ。それもそれで作っていたその時のリアルだから良いなと思ったんですけどね。

-その時の生き様みたいのが自然に出たんですね。

こうへい:狙った訳じゃないんですけど、そうですね。

-1曲目の”attain nirvana”はどういう意味なんですか?

こうへい:成仏っていう1つのワードなんですよ。この曲は唯一、カツヒロが作詞してて。

カツヒロ:中学校2年生の時に、自分の姉が亡くなってしまったんです。実は、”attain nirvana”はその姉に向けて書いた唄なんですけど、20歳くらいの時にやっと心の整理みたいのが出来て、姉に向けての想いを記したいって思ったのがキッカケで出来た唄ですね。

-全国デビューの表題曲だし、お姉さんまで届くと良いですね。

カツヒロ:そうですね。届いてくれたらすごく嬉しいです。

-2曲目”My world lies to me”は、初のMVも公開されましたね。

CHU(Gt/Vo):MV撮影自体が初めてだったのでそうとう緊張して、映像がそれに出ちゃいました(笑)。

-それは見た時に思いました(笑)。この曲は、今作の中でもキーになる曲だなと聴いた時の直感で思いました。

こうへい:この曲は、レコーディングの3日前くらいにやっと形になった曲です。今までは、自分の届けようとする範囲が狭くて1人の人に向けて歌詞を書いたりしていたんですけど、この曲に関しては1人に向けて作った訳ではなくて自分の意見とか想いを色んな人に聴いてもらいたくてそれを歌詞に出来たのかなと思っています。

-”This is my song”は説明不要ってくらいのラジラジ定番曲だと思います。これはどんな経緯で出来た曲なんですか?

こうへい:いつもお世話になっている方に、シンガロング出来るキラーチューンがあったらラジラジはもっと成長するって言ってもらえた時にオムニバスに1曲入れてもらえるっていう話もあって書いたんです。サビの部分でThis is my song Yeahって言ってるんですけど、これは俺の歌だっていうのを唄ってくれているお客さんが口に出す事で、その気持ちがどんな想いでもいいから、唄ってくれている人の歌になれば良いと思っています。

-ラスト”in my way”は35秒という相当なショートチューンですが、今作に入れたのは何故なんですか?

こうへい:あんまり理由はないかもしれませんね(笑)。ライブでも最後にやったりするし、このシングルの最後に入れた事でライブ感のある音源になったのかなと思います。

-「Radical Radio」というバンドがここから飛躍していくのがどても楽しみです。ツアーへの意気込みなどあれば教えて下さい。

CHU:ツアーの本数は、去年より少ないんですけど、だからこそ1本1本大事にしたいなと思っています。

カツヒロ:今回1stシングルを出す俺らのツアーって、これから先も今回しかないので、是非見に来て欲しいし、絶対に良い夜にしますので会場に足を運んでもらいたいです。

-最後にこれから初めて出会う多くのキッズやリスナーに向けてメッセージをお願いします。

こうへい:今回、全国リリースとか流通音源ってみんなに言ってもらえるし、実際そうなんですけど、個人的な気持ちとしては、既存曲は1曲しか入っていないし、デモ音源だった時と流通音源の今とは別に何も気持ちとしては変わっていないので、俺らの事を好きだって言ってもらえる人にも、これから俺らを知ってくれる人にも聴いてもらいたい1枚になっているので特別な意識とかはないんですけど、手に取ってくれたら嬉しいなと思います。