このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

ROACH interview
- SPECIAL -

ROACH interview

—-今日はよろしくお願いします。

ROACH:よろしくお願いします。

—-2nd mini album[No Reason in the Pit]発売おめでとうございます。いきなりですがアルバムに込める想いを聞かせて頂けますか?

taama:今年1年間ずっとツアーに回ってて、色んな人に出会って色んな事を感じてそこで刺激を受けたものが作品になってますね。自分の中でのライブ感っていうのが詰め込まれてる作品になってます。

—-1回聞いただけでも覚えてるくらいキャッチーな歌詞とメロディだなぁと思ったんですが、ライブではどういう気持ちを込めて演奏してますか?

taama:見てくれる人がいて僕らが色んな事を感じられているし、自分達から発してる言葉ではありますけど、もらってる事も多いのでそれを言葉として返して行きたいなと思ってます。ライブでも後ろの方まで届けたいし、みんなで笑って終われるのが一番の形だと思ってるから、そこは意識してます。

—-ROACHの音楽のジャンルはラウドシーンっていうイメージが強かったのですが、沖縄出身という事もあってか琉球独特の雰囲気も持ち合わせてる印象を受けました。これに関しては意識してますか?

taama:最初はそんなに意識してなかったです。最近は周りにそういわれる事が多いのでそれが自分達らしさなのかなって意識はあります。でも今回のアルバムは、あんまりそこにこだわってなくて、もっと違うメロディーも入れて今までと違った事にも挑戦していきたいなと。前回のアルバムはほぼ日本詞でやってたんですけど…

Daisuke:今回は3〜4曲くらいしか入れてないので。

taama:なので英語が乗りやすいメロディーにしたいなと思って作りました。

—-そうなんですね。そこまでこだわってなくても琉球らしさを感じるという事は体に染み込んでるのかもしれないですね。

taama:たぶんそうですね。(笑)

—-沖縄っていう島から日本中へ出て来て、今年1年ツアー回ってみて他のバンドとか、お客さんからどんな刺激を受けましたか?

taama:人と会うってことはそれだけで刺激を受けてます。色んな人に出会ってどんなライブしてるんだろうとか、どんな楽しみ方してるんだろうとか、触れていく事でこういう曲作ろうとか、こういう事伝えようとかを考えて出来ていったのが今回のアルバムですね。

—-ROACHのライブを見させてもらうとステージ上ったり…自由なお客さんが多いなと(笑)その自由な雰囲気はROACHらしさなのかなと思ったのですが。

taama:困りますけどね。(笑)

一同:爆笑

—-本当に嫌だったらここの場で言った方が良いかもしれないですよ!?(笑)

taama:俺が見えてないですからね。

勝也:俺も気を使って後ろ下がる時ある!(笑)

taama:ここ一番の時は目立たせてって思いますけどね。

Daisuke:楽しんでもらってるならいいけどね。沖縄のステージがないBarとかでライブやってた影響が多いですね。

taama:沖縄に金武町っていう街があって、今回のアルバムでもその街の事を歌ってるんですけど、そこは軍人の街でステージもないしライブやる所の横にビリヤード台とかもあってみんなで歌ったりマイク渡して酒飲んでたり自由な空間なんですよ。そこでの影響はライブに出てるのかもしれないですね。

—-アメリカっぽいですね。自由な空間で育ったROACHらしさがライブに出てるんですね!今のお客さん達もそれを楽しんでるんだと思います。逆にアルバムをリリースしてこれからROACHを知る人達にはどうしてほしいですか??

taama:ライブに来てくれるなら友達を作りに来て欲しい。俺もツアー回ってて友達が増えて行くし、遠征で付いて来てくれる人もいるんだけどライブ終わって帰ったらなにもないじゃないですか?だからそこで友達つくって帰って欲しい。そこで友達になったらプライベートでも遊べるしまたライブで一緒に楽しめるし。俺らはお客さん同士を紹介するんですよ。

—-ROACHが紹介するんですか?(笑)

taama:そうです。早くケータイ出してって。(笑)

勝也:楽しんで下さいって。

Daisuke:Twitterでも上がってるもんね。チームROACHって。

taama:そうなんだ。でもお客さん同士で壁作ってもしょうがないですからね。

—-それって新しいけど大事な事ですね。最後に、今回アルバムをリリースして長いツアーもありますがどんなツアーにしたいですか?

taama:ライブでいつも言ってるんですけど、自分が学生時代の時にライブに1人で行っても帰る頃には友達が出来てたし、ダイブしたら支えるし転んだら助けるしっていう中で色んな事を学んで自分の真の部分が出来た。自分の人生の中でライブハウスっていうのは本当に大事な所で、例えば不器用な生き方をしてる人がいるとしたらそういう人達にライブハウスに来て笑って欲しい。そこには損得もないし、ダイブした人を助けるのにも理由はいらないと思うんですよね。自分が経験して来たものをステージに立って今のキッズ達に伝えていきたい。その伝えたい言葉が[No Reason in the Pit]っていうアルバムに入ってます。モッシュピットには恩返しがしたいです。

Daisuke:見てもらえば分かると思うんですけど、自分達が出来る事は楽しいライブってところで、今回は初めて行く所も多いんで来てくれるお客さんとも仲良くなれれば良いなと思ってます。そして自分達が作れる楽しい空間っていうのを全国に広げて行ければ良いなと思います。成長して出来ていったROACHらしさをまだ見せれていない所にもまたツアーで行けるんで楽しみです。

勝也:俺は体調管理ですかね?(笑)そういう所にも気を置きつつ、バンドを形成するのはライブだったりツアーを回るっていう事をコツコツと積み上げるってことだと思うんです。それが、バンドでも個人でも考え方とかに刺激を受けて成長出来るし、いろいろこのツアーで培えるものがあると思うのでとても楽しみです。そして今回受けた刺激を次の作品とか来年、再来年とアウトプットしていければ良いなと思います。

—-力強いお言葉ありがとうございます。ツアー楽しみにしてます。頑張って下さい。今日はありがとうございました!

ROACH:ありがとうございました!