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日乃まそら interview
- SPECIAL -

日乃まそら interview

本格的な活動開始からわずか4ヵ月。早くも3枚目のシングルをリリースする“日乃まそら”。着実ながらも大きな一歩で進み続ける彼女。4ヵ月の活動を経た今何を感じ、何を思うのか。徐々にプロの目になっていく彼女から目が離せない。

インタビュアー:ブッキングマネージャー窪田

-早くも3枚目の作品ですね。表現力が高まったなと感じました。

日乃まそら:ありがとうございます!今までも歌うのが好きではありましたが、歌についてしっかりと勉強したことはなかったので、ボイトレに通って表現方法をいろいろ学んでいる最中なので、徐々にではありますが身についてきたのかなと思います。抑揚がないってよく言われていて。。。苦笑

-正直、過去2作はその印象がありました。でも今作ではそれが大分成長したなと。

日乃まそら:少しずつ気持ちに余裕がでてきたというのも大きいかもしれないですね。7月から本格的に活動を始めて右も左もわからなかった状態でしたが、ライブの本数も増えてちょっとずつバンドで歌うということに慣れてきた感覚はあります。

-ライブは常にアップデートされたものを見ることができますが、音源作品ってその当時をパッケージしたものだから過去2作と比べると全然違いますよね。

日乃まそら:成長を感じてもらえたら嬉しいです。自分の中の感覚もいろいろ変わってきています。歌うことがさらに好きになりましたし、もっともっと学びたいですね。

-そんな成長を感じる今作の収録曲についても聞いていきたいと思います。『It’s Time To Go』はどんなコンセプトで作られた曲ですか?今までとはまた違った雰囲気の曲だなと感じました。

日乃まそら:今言ってくださったようにこれまでとはまた違ったジャンルの曲なんです。7月からこれまでの活動を経て、徐々に自分の中で芽生えてきた感覚とか、歌声とかを含めて私にはどういう楽曲が合うのかなって考えて制作を進めた曲です。自分の可能性を探りたかったというのもありますね。

-実際に歌ってみてどうでしたか?

日乃まそら:すごくしっくりきました。この曲を歌えたことによってまた新たな自分を知ることができましたし、さらにやりたいことも増えましたね。

-7月からの活動があったからこそ出来た楽曲ということですかね。

日乃まそら:まさにそうですね。7月段階ではこの曲は表現できなかったと思いますし、こういうタイプの楽曲に辿り着かなかったと思います。

-7月からスタートしたものの、実は今がようやく日乃まそらというアーティストのスタートといえるタイミングかもしれないですね。

日乃まそら:それはあるかもしれないですね。大きな一歩ではあると思います。これからのビジョンも明確になった部分もあります。

-そして2曲目は『Walk』のアコースティックバージョン。

日乃まそら:この曲はライブでの演奏や楽曲制作を含めてたくさん支えてもらっているTATSUKIさんが以前やっていたバンドでもやっていた曲なんですよね。ずっと彼が大事にしている曲。まだ一緒に活動を始める前にTATSUKIさんのライブを観に行った時にも演奏していて。

-その大事な1曲を譲り受けた形になるわけですね。

日乃まそら:初めてアコースティックでライブをやるときにこの曲を歌ってほしいと言われて。最初は戸惑いもありましたがライブで歌うのを重ねるにつれて、この曲への想いも深まっていって、今では私の中でもすごく大事な曲になっています。

-この曲をこのタイミングで収録したのにはなにか理由が?

日乃まそら:バンド形態でのライブをメインにはしていますが最近アコースティックでのライブもたくさんやらせてもらっているというのは大きいですね。日乃まそらというアーティストの今の活動においてアコースティックライブというのは切っても切れないもので。それこそ7月に活動を始めた時にはなかった私の新たな部分の一つ。バンド形態にはもちろんその良さがありますが、アコースティックライブだからこその空気感だったりとか、ごまかしのきかない表現の部分とかを音源としても聴いてもらいたいなと思って今回はアコースティックアレンジの楽曲を収録しました。

-ということは今回の2曲は日乃まそらの成長、今の日乃まそらを感じる作品ということですね。

日乃まそら:そうですね。今でなければこの2曲で音源を作ろうと思えないです。音源を作れることって自分を肯定できる数少ないタイミングなんです。だからすごく貴重でもありますし、毎回毎回その喜びを噛みしめています。

-今月で2018年が終わるわけですが振り返ってみてどうでしたか?

日乃まそら:人生が変わった1年ですね。変化の1年。しかもとてつもなく急速に。というか7月からが濃すぎて半年が1年以上に感じるくらいですね。今までも現状を打破したいという気持ちは持っていましたが、なかなか行動に移すことができなくてもがいていて。でもその中で良い出会いがあり、大きな大きな一歩を踏み出した年でした。わからないことだらけで悔しい想いもたくさんしましたが、本当に自分がやりたかった“音楽”というものをやれている幸せを感じられました。年齢を重ねて人生を振り返ってみてもきっと2018年は一番のターニングポイントと思うんじゃないかなと。

-そんな2018年を経て2019年はどんな1年にしたいですか?

日乃まそら:“自立”したいです。いろんな意味で。たくさんの方々に支えてもらって助けてもらっていますが、日乃まそらというアーティストの看板を背負えるのは私自身しかいないわけで、私がたくさんの人を引っ張っていけるような存在になりたいです。そのためにはもっともっと成長しなければいけないと思っていますし、大きな変化があった2018年の経験を2019年に活かしてさらに大きな一歩で踏み出したいですね。

-期待しています。これからもよろしくお願いします。

日乃まそら:こちらこそです!よろしくお願いします。