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日乃まそら interview
- SPECIAL -

日乃まそら interview

新年一発目のリリースにはぴったりの「Brandnew Day」。そして自身で初めて作詞作曲をした「だいじょうぶ」。しっかりと着実に成長をしている日乃まそら。活動開始から1年半。2020年どんな成長をしていくのか楽しみ。

インタビュアー:ブッキングマネージャー窪田

―まさに新年一発目という雰囲気のある新曲「Brandnew Day」。どんな楽曲に仕上がりましたか?

日乃まそら(以下…日):タイトル通り“新しい1日”という意味合いを持った曲なんですが、個人的には色々切り替えて、気持ちを一新して新たに進んでいきたいなという想いがあって、活動開始から本当にすべて手探りで試行錯誤を繰り返して、自分自身に自信が持てないこともたくさんあったんですが、その時期を経て、2020年は絶対良い1年になるっていう根拠のない自信がなぜかあるんですよね。というかしなきゃいけない、してやるっていうほうが正しいですかね。今がそんなモードなので、この曲がとてもぴったりだなと思っています。そういった心境でレコーディングに臨んだのも影響したのか、今までリリースしてきた音源の中で一番力強い歌声になっていると思いますね。社会人も経験したし、アルバイトをしながらアイドル的なことをやっていた時期もあったし、いろいろなことを経験してきた中で自分を救ってくれる物ってなんだろうって改めて考えたときに、それはやっぱり音楽だったんですよね。だから2020年はその音楽に賭けてやっていきたいという想いがとても強くて。今までどうしても周りの目を気にしてしまったりとか、ごちゃごちゃ考えてしまったり、自分の生活とのバランスとかを天秤にかけて揺れていた時期とかもあったんですけど、そこを吹っ切っている感覚があるんです。1年の始まりでもあるから節目にちょうどなりますし、この曲とともに新たなスタートを切るというイメージを持っています。そんな曲になったらいいなと思いますし、きっとなるんじゃないかなって思っています。聴いてくれるみなさんにとってもそういった曲になってもらえたら嬉しいですね。

―そんな新たなスタートという意味でいうとついに自身初の作詞作曲した「 」も収録されるというのは今作の注目ポイントの一つかなと思います。

日:今までずっといつか自分の作詞作曲した楽曲を形にしたいとは言っていたので、ついに形なって嬉しいです。

―インタビューでも言っていましたもんね。

日:でも制作は本当に大変でした(笑)。作詞作曲を自分でやってみて改めてその生み出す苦労を知りました。自分が想っていることを歌詞にすることってこんなに難しいんだなって。歌詞にするということはただ言葉にするだけではダメで、ちゃんと伝わるように、作品として成立する必要もあるし、それにメロディーのことまで考えるとさらに難解になっていって。スタジオに何時間とか入っても上手く進まなかったりとかを繰り返しました。

―でもやはりそれを経験しているかどうかで経験値は変わりますよね。

日:そうですね。この1年半でライブをやることや歌うことは学んできましたが、楽曲制作をした経験を持ってないと本当の意味で音楽をやっていますって言えないのではないかなってずっと思っていたんです。だからどうしても2019年のうちに1曲は作りたくて。楽曲を作って人に聴いてもらうことって自分の音楽を誰かに評価してもらうことになるじゃないですか。それがとても怖かったんですけど、それを乗り越えないとさらなる成長はできないなって思いましたし、それが自分の自信にも繋がると信じて。自分自身のお守り的な曲になったので、この曲を作詞作曲できて本当によかったなってとても思っています。

―この曲はアコースティックverなのでレコ発イベントである1/21のオープニングアクトで披露することになるということですかね?

日:そうなると思います。自分でギターを弾いて。なによりも緊張しますね(笑)。しかも見ているお客さんも緊張しているんですよね。大丈夫かなぁって。子供の発表会を見るような感覚なんですかね。

―それはめちゃくちゃわかりますね。僕は当日絶対そうなると思います(笑)。

日:プレッシャーですが頑張ります。楽しみにしてほしいです。って言えるのは強くなったのかななんて思いますね。

―確かに。今まではそうは言えていなかったかも。

日:この日のイベントに関しても今まではこのバンドさんが出るから見に来てとか言っていたんですけど、それじゃダメだなって思ったんです。日乃まそらを見てほしいし、私の主催イベントだから来てほしいって。もちろんたくさんの方の力を借りるんですが、とにかく自分に自信を持たなきゃっていう意識で動けるようになったのは大きいかなと思います。

―その意識で挑む2020年は楽しみですね。