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パーカーズ interview
- SPECIAL -

パーカーズ interview

「POPS日本代表」を掲げシーンを騒がせ始めている4人組パーカーズが、前作のリリースも記憶に新しい中、早くも最高にPOPな2nd Mini Album「描く未来に祝福を」をリリース!初の東名阪ワンマンツアーも決まり、等身大の目線と大きな野望を胸に秘め勢いのまま突き進むメンバー4人に、eggman初インタビューを決行!

Interview&Text:渡邊直人

ー 本誌初登場という事で、まずはバンドの事を少し聞かせてください!
パーカーズって、いつ始まったバンドなんですか?

■フカツ(Dr):2021年の3月に結成したバンドです。ライブは定期的にやっていたんですが、しっかり活動が濃くなってきたように感じ始めたのは去年の3月頃ですね。

ー 確かにその頃から名前をよく見かけるようになった気がします。そもそもなんでバンド名「パーカーズ」なんですか?

■ナオキ(Gt):名前は僕が名付けました。集まった時にみんなパーカー着てたとか、みんなパーカーが好きとかではなくて、語呂がいい感じ?響きも良くてみんな覚えられそうだなって思って。「パ」の破裂音から入ると覚えやすいみたいなのもあるらしくて。いろいろ狙って名付けました(笑)

ー 確かに、わかりやすさ・覚えやすさに振り切っていていいですよね(笑)

一同:ありがとうございます(笑)

ー そんなバンド名からしてキャッチーなパーカーズが掲げる、「POPS日本代表」って、バンド結成時から決まってたんですか?

■豊田賢一郎(Gt/Vo):ライブやると僕らどんどんハッピーになっちゃうんですけど、そういうところが「POPS日本代表」に繋がるのかなって、、、感じ?

■フカツ:そんな感じ?(笑)活動を重ねていく中で、目指すべきところはそこかな?みたいな感覚で定まっていって、自分たちの形が見えてきて。そこに「POPS日本代表」ってフレーズが当てはまった感じです。

ー そんな「POPS日本代表」の曲たちは、誰が作ってるんですか?

■豊田:主に僕と、ギターのねたろが作ってます。

■ねたろ (Gt/Cho):豊田がけっこうPOP寄りで、僕がけっこう邦ロックに寄ってる感じで。僕はもっともっと豊田の作る曲に寄せようと思ってパーカーズの曲は作ってます。

― 最初にライブを見た時、とにかくギターのハモり感が気になってしまって。音楽的なルーツもメンバーいろいろなんですか?

■豊田:僕はYogee New Wavesだったりnever young beachだったり、サーフ系というか海が見えそうな音楽が好きです。

■ナオキ:僕はギターのハモリと言ったらの、X JAPANですね。

―フレーズから90年代の香りがしますよね(笑)

■ナオキ:X-JAPANがルーツなので、ハモるギターが弾けて満足です。(笑)

■ねたろ:僕はMONGOL800が大好きで。最初はスリーピースのバンドしか受け付けなかったんですけど、気付いたら5人でライブやってましたね(笑)

― ギター2人は、ルーツが世代より懐かしい感じありますね(笑)

■ナオキ:家族が聴いてたりで影響受けたのかもしれません。

■フカツ:僕は元々UVERworldから入って、歌が大好きでボーカルやりたかったんですよ。いつの間にかドラムになってたんですけど。

― だからライブであんなに自己主張激しいんですね(笑)

■フカツ:そんなですか?!否定はできない、、、(笑)

ー eggmanにも昨年から定期的に出てくれていて、お客さんも着々と増えてる感じありますが、いつ頃から変わってきましたか?

■フカツ:今年の1月ごろに、TikTokで「運命の人」が使われる回数が増えた時期があって、その頃から変わってきた感触があります。

ー 昨年12月に1st Mini Album、そして4月に5曲入りのEPを出してからの、今回早くも2nd mini Albumリリース。けっこうなペースですね。

■豊田:みんなで協力しながら、ビシバシ作ってます。(笑)

― リード曲「BERRY」MVも一足先に拝見しました。冒頭から、これライブで絶対盛り上がるやつじゃん!感がすごいですね。

■フカツ:いつもは豊田かねたろが大枠のイメージを持ってきて、そこを肉付けしていく、みたいな作り方なんですけど、この曲だけは最初から全員で一緒に意見混ぜながら作っていきました。

― メンバーみんなに「こうしたい」イメージが湧いちゃったと。

■フカツ:そういう感覚は初めてかもしれません。みんなのイメージがまとまった曲です。

― 作品の中で曲ごとにリズムパターンが様々なところも強みだと思います。

■フカツ:作曲者の得意なパターンでだいたい区別は付けられているんですけど、自分の中でちょっとしたフィルとか遊びを織り交ぜつつ、できるだけ変化を持たせられるように工夫してます。

― 「一生かけて愛してあげてほしい」はまさかのツービート曲ですね。

■フカツ:初ですね。(笑) ライブでもまだやってないので楽しみです。

― 今作の中からも、リリースしてからライブで披露するような流れも増えてきたと思うんですが、曲作りの意識とかも変わってきましたか?

■フカツ:アレンジとか肉付けのタイミングでライブを想定して、遊びながらやってたら「これおもしろいじゃん」みたいになって完成していくことが増えました。

ー「中華で満腹」はまさに遊びが詰まってますね(笑)

■フカツ:これはねたろ曲だもんね。今回はねたろ曲も多いですね。

■ねたろ:普段からけっこう、これって曲にできそうだなってワードを探して生きてます。(笑) 

― 他にも聴きどころたくさんな今作だと思いますが、ここを聴いて欲しい!的なポイントありますか?

■豊田:メンバーそれぞれ違いそうだね。

― じゃあそれぞれください!

■豊田:「花束」という曲が、友達に向けて書いた曲で、個人的な想いもたくさん詰まってるんですけど、歌詞はみんな共感できるようなものになってるんじゃないかなと。パーカーズっぽさが出た1曲だと思ってます。

■ナオキ:僕は「BERRY」ですかね。ところどころ「ドレミファソラシド」でハモるんですよね。「ドレミファソラシドドシラソファミレド」けっこうやっていて(笑)で、全部ハモるじゃなくて局所的にハモるんですよ。あとギターソロ、今までで一番早いフレーズ弾いたんで必聴です!

■ねたろ:「中華で満腹」ですね。全体を通してライブでみんなで遊べるギミックがあるんですけど、特に2番のセリフパートの後半、1番楽しめるポイントがあるんで、音源聴いてライブにきて欲しいです!

■フカツ:「一生かけて愛してあげてほしい」一択ですね。僕のツービートを聴け、と。(笑)パーカーズには相反するツービートを遂に解禁してしまったので、ある意味欠かせない曲になるんじゃないかと。(笑)

― しかもけっこういいところに入ってますもんね。

■フカツ:毎回1曲はショートチューン的な曲を入れていて、その枠を楽しみにしている人にも届けたいなと。

ー そしてツアーが9月からスタートします。東名阪ワンマンツアー。ワンマンは昨年末のシェルター以来、名阪ワンマンは初とのことですが、、、

■豊田:とんでもないことになりますよ(笑)

■一同:(笑)

■豊田:いつも以上にもっと楽しいライブになると思うし、パーカーズが好きで集まってくれる人だけしかいないなんて、しかもどうやらソールドもできそうだし、楽しみで仕方ないです。

ー 100%パーカーズ好きだけの空間、それが大阪や名古屋でも開催されるってめちゃくちゃワクワクしませんか?

■フカツ:ヤバイですよね。実際これまでも名古屋大阪に遠征で行って、待っててくれる人がいることは感じていたので、ついにワンマンが出来て本当に嬉しいです。

ー 最後に、今後の目標や夢でも野望でも、これからのこと聞かせてください!

■豊田:もちろん「POPS日本代表」ということで紅白に出たいですし、武道館をワンマンで埋めたいし、ドームツアーもやりたいしですし、、、あとフジロックに出たいです!とにかくやりたいことがたくさんあるので、メンバーとお客さんと一緒に叶えられたらと思ってます!