ー eggmanマガジン2回目の登場となります!かほすけさん(木村花穂/Dr)加入おめでとうございます!この3人になって、どんな変化がありましたか?
松尾あかり(Gt/Vo):どこを目指したいか、バンドの理想みたいなところが今までふわっとしていたところがあったんですけど、この3人になって明確になって、同じ方向を向いて進んでいけるバンドになったと思います。
ー かほすけさんは加入早々にSNSをざわつかせてましたね(笑)
木村花穂(Dr/Cho):うちのお風呂に鏡がなくて磁石で貼れるタイプのやつを見つけて買ったんですけど、ぱっと見たらすごい歪んだ顔で(笑)おもしろすぎて、Xに上げたら30万いいねぐらいついてびっくりしました…
泉遼馬(Ba):その日一日でXのフォロワーが100人増えました(笑)
木村花穂(Dr):MVのコメント欄にも「鏡から来ました」みたいな(笑)
― そんな珍エピソードもありましたが、いよいよmurffin discsからのCDパッケージのリリースですね!1月の所属発表から周りの反応はいかがですか?
松尾:そんなに?!ってなるぐらいに、自分たちが思ってる以上に喜んでくれる人が多くて、改めてしっかり背負っていかなきゃと思って気合い入りました。
泉:大阪の先輩バンドマンに飲み会呼び出されて、Chimothy→のためにって言ってケーキが出てきたりして、本当に愛されてるし応援されてるんだなって実感しました。
― 今作のタイトル「mishmash」とはどういった意味なんでしょうか?
松尾:ドイツ語に由来する言葉で「ごちゃ混ぜ」みたいな意味の単語になるんですけど、今回の作品は私たちなりにジャンルの壁を越えた曲たちをかき集めて、今できる最強の盤が作れたと思うので、このタイトルにしました。1つの路線に縛られず、Chimothy→らしいPOPさは残しつつ、いろんなことに挑戦した新しい1枚として届いてくれたら嬉しいです。
ー ジャケットもPOPで素敵ですね!こだわったポイントがあれば教えてください。
松尾:過去作からずっとジャケットデザインを私が手掛けていて、”この感じ 今までで一番Chimothy→っぽい!”みたいなところに落とし込めたと思います。アルバムカラーみたいなところで黄色がいいなと思って、その上に収録曲を思い浮かばせるようなものを伏線みたいに散りばめて、まさしく「mishmash」したデザインにしました。メンバーに見せた時もイメージ通りって言ってくれたので、Chimothy→がこれからどう進んでどういうものをこれから作っていくかっていうところに対して、このジャケットが一つベクトルを決めるような存在になったと感じてます。
ー 店頭に並ぶのも楽しみですよね。
松尾:ジャケ買いしてもらえるようなCDになったんじゃないかなって。プリントアウトして壁に貼りたいぐらいかわいいなって思ってるんで、みんな聴くだけじゃなくて、インテリアとして飾ってもらえたら嬉しいです!
― M-1「猫ニモマケズ」はChimothy→らしさ全開の等身大の曲ですね。
松尾:この3人でmurffin discsから出す1曲目だったので、まずはChimothy→らしさ全開の前向きな1曲を出したいなと思って。3人でしっかり進んでいくぞ!みたいな私たち自身を投影するような曲でもあるんですけど、それだけじゃなくて、誰が聴いても自分のことのように落とし込んで聴ける部分があったり、背中を押せるような曲になっていると思います。
― MVにもそれが溢れてますね。SNSにアップしているオフショットからも楽しい現場だったのは伝わってきたんですが、MV撮影のエピソードなどあれば教えてください。
木村:私と遼馬があかりを遊びに誘って、遼馬が「凧揚げしようよ!」みたいに誘ってあかりが断る、っていう場面があるんですけど、押し問答みたいになった末に凧が破壊されてしまって(笑)
泉:最後に凧上げで遊んでるシーンがあるんですけど、凧がもう上がらないんで、自分で手で上げて走り回りました(笑)
松尾:ファンの方でも「最後凧壊れてたよね?」みたいに、気付いてる人がいてびっくりしました(笑)その他にも細かい見所がいっぱい入ったMVなんで、何回も見て欲しいです。
― M-2「さよならファットネス」なんとなく聴いていると普通にかっこいい曲なんですけど、よくよく歌詞聴いたら最高でした(笑)
泉:この曲、Chimothy→で初めて僕が作詞と編曲をした曲なんですけど、かっこよさの中に、ダサさみたいな要素があるバランスが、Chimothy→っぽさが出るんじゃないかなと思って、編曲は真面目にやって、歌詞は遊び倒して書いてみたいな感じで作りました(笑)みんなが踊ってくれるような景色をイメージして作ったので、ライブでやるのが楽しみです。
― M-3「夢見るボイジャー」は昨年10月にデジタルリリースされた曲ですが、もはや定番曲的位置付けになってそうですね。
松尾:毎回ライブでもやってますし、バンドが変わっていくことを実感した曲というか。それこそmurffin discs協力してもらって作った一つ目の作品でもあるので、個人的に思い入れが強すぎる1曲です。
― M-4 「OUR HOLE TOWN」これって1st mini Albumのタイトルですよね?
泉:今回のタイミングで、僕らのバンドの結成の地である高知のことを歌った曲を書こうってなって、故郷という意味で最初”MY HOME TOWN”みたいなタイトルだったんですけど、1st mini Albumからとって「OUR HOLE TOWN」にしたら自分たち的にもすごいしっくりきたんです。思い入れの強い場所に向けて書いた曲だからこそ、その時の気持ちを残せたらなと思っていたので。僕の中で、Chimothy→の曲の中で一番ぐらいに好きな曲になってます。
松尾:聴く人みんなに自分の故郷を思い出してほしいという意味もありますし、このタイトルにしたことで、その頃のChimothy→を知ってくれてる方にも届いてほしくて。状況は変わっていくけどあの頃から根本的な気持ちは変わらないし、背負っていくものも変わらないので、そこがこの1曲で伝わったらいいなと思ってます。
ー アレンジの幅がかなり広がったように感じました。
泉:今回アコギとオルガンが入ってるんです。今までのChimothy→にはないけど、今までのChimothy→のことを歌った曲、みたいなところも僕の中で好きな要素になってます。
― M-5「カーテン」はこれからのChimothy→の可能性をたくさん感じる曲ですね。
松尾:曲調的に、Chimothy→にありそうでなかった雰囲気が出せた曲だなと思ってます。歌いたいことを歌詞にできて、ライブでこの曲をやったときの景色をイメージできている曲なので、早くライブでやりたいよねってずっと言ってます!
泉:ベース的に、僕がやりたかったアレンジができる曲をずっと待ってたんですけど、この曲でやっとできたんです。レコーディング直前まで悩み抜いて、僕的な遊び心もたくさん詰め込んだので、ぜひそんなところも聴いてもらえたら嬉しいです。
松尾:この曲に限らずアルバム通しての話で、私とかほすけ(木村花穂/Dr)って結構声質が違うんですけど、コーラスで重ねたときにめちゃくちゃ相性いいなって思うんです。今回かほすけにも結構歌ってもらったところがあったので、声も一つ一つの楽器として合わさって、新しいものが生まれるみたいな感覚をどんどん前に出していきたくて。このアルバムではそれが実現できたと思ってます。
木村:声質が違うってわかっていたので、最初は噛み合うのかなって思ってたんですけど、ライブでもコーラスを褒めてもらえることが多くて。
松尾:私が平成初期の曲が好きなんですけど、2人の声が重なったらその頃の雰囲気が出るんですよ。ただハモってるだけじゃなくて、メロディが交差してたりもするので、そんなところも注目して聴いてもらえたらと思います。
― 6月には東名阪ツアーも開催されますね!このツアーの目標を教えてください!
松尾:全公演ソールドアウトを目指していきたいですね!今のChimothy→としても初めてのツアーで、ファイナルはずっとお世話になってる大阪のBRONZEなので、めちゃくちゃ気合入ってます。
― 今回のリリースを機にChimothy→に出会う方もたくさんいると思います!最後に読者のみなさんにメッセージをお願いします!
泉:Chimothy→はとにかくポップで笑顔になれるようなバンドでありたいと思っていて、それを求めている人が世の中にはたくさんいると思うので、そういう人たちに届いてくれたらいいなと思ってます!
木村:この「mishmash」っていう作品やChimothy→のライブが、みんなのハッピーの一部、とは言わず、大部分になって欲しいです!
松尾:音楽が好きでもライブハウスに行ったことない方って多いと思うんですけど、そういう人がライブハウスに来るキッカケになるような自信作が今回できたと思ってます。”Chimothy→の音楽が聴きたくてライブハウスに来ました!”って言ってもらえるようなバンドにこれから必ずなっていくので、東名阪という限られた3ヶ所なんですけど、ぜひ遊びにきてください。そしてその先にも繋がる関係性をいろんな人と作っていけるようなツアーにしたいなと思ってるので、この「mishmash」リリースとリリースツアーをChimothy→との出会いの窓口にできたら嬉しいです!!