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井上苑子のコラム”のぞきみ。”
- SPECIAL -

井上苑子のコラム”のぞきみ。”

10月5日、私にとって大きなライブが終わりました。
6月に”来年からお休みをする”という大きな決断をして、9月からツアーが始まりました。
10月5日はそのツアーのファイナル。
見にきてくださった皆様、本当にありがとうございました。
このツアー自体、活休を決める前に決めていたので、最初に考えていたものとは全く違うライブになるかなと思ったのですが、
7月に10周年を迎え、ベストアルバムをリリースしたこともあり、そもそもこのツアーはこれまで私の音楽で日常を過ごしてくださった皆さんに少しでも恩返しを。と思う気持ちでライブを作りたかったし、活休を決めたからこそ、これからの私も楽しみにしてもらえるライブをするぞ!って心から思っていたので、前向きにステージに向かうことができました。
数週間経った今、ライブ中の自分を振り返ると、こうやって家で静かに過ごす自分とは別人のような人があそこにいたような気もします。笑
ほんっとうに弾けてたね。?
歌いたい歌を歌えたし、喋りたいことも喋れた!!
ずっとこれまで100点満点を目指し続けては届かなくて、悔しくて自分に腹が立って恥ずかしくて。、って生きていたような気がするけど、
私はそもそも人間的にも100点満点ではないし
学校のテストでも100点とったことなんてほとんどないや。^_^
そもそもが違うじゃん!ってどこか振り切れた気持ちでステージに立てました。
今回のツアーのモチーフにもなっている蝶のように、どこか歪だったり完璧ではない蝶なんだけど、あの瞬間はそれでも力強く飛べる羽根にみんながしてくれたような、本当にありがたい時間でした。私の目の前にいてくれたみんなの表情や存在自体が尊くて忘れられないなぁ。
本当にありがとうございました。
ツアーは終わりましたが、10月末から数校学祭に出演させていたただきます。
全て弾き語り。
ここ数ヶ月はツアーのリハも含めてバンドで音楽をやっていましたが、
弾き語りはやはりまた一味違います。
声とギター、この二つで挑む感じが
ずっとヒリヒリしていたし、いつからか少し怖かったりもしたけど
もう残すところすぐなってきている今、
後悔の残るライブをするわけにはいきません。
紛れもなく私の声と私のギターだけで、目の前のあなたに届けます
たのしみにしててね!!!
ほなほな!また会いましょう。