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UNDERLAND interview
- SPECIAL -

UNDERLAND interview

今や東京のみならず全国規模で活躍する五人編成正統派ロックバンドUNDERLANDが、遂に待望の全国リリース音源を5/9に発売!激しくも切ない彼らの楽曲は、一度聴いたら忘れることができない中毒性と、解き放たれる強いメッセージを併せ持つ。すべてのラウドロックファンを興奮の渦に叩き込む彼らから代表して、Vo.小倉信哉にインタビューを行った。

(インタビュー:タニカズヒコ)

—–初めましての人も多いと思うので、まずUNDERLAND結成の経緯を教えて頂いても宜しいですか?

小倉:元々僕がKILLING SKILL 48というバンドをやっていたのですが、それが活動が止まり、その後解散になって。すぐにバンドをやりたくてメンバーを探しだしたのがスタートですね。半年ぐらいでメンバーが集まって、最初は僕が全部曲を作ったりしてたので、前のバンドの曲調の流れもあったりしながら、活動していました。

—–UNDERLANDのメンバーは1から探したんですね?結構探しましたか?

小倉:メンバーはメチャクチャ探しましたね。知り合いや仲間など近い所から探したり、webで探したり、専門学校に探しに行ったりもしましたね。

—–今回の作品「SAIL AWAY」が初の流通音源になると思うんですけど、完成してみての感想等お聞きしても良いですか?

小倉:今まで制作していた曲もあれば、リリースに向けて作った曲とか色々あるんですけど、今回の作品は音も理想の状態でレコーディング出来たし、曲調もテンション上げる勢いのある曲からミドルテンポの曲まで幅広く形に出来て、自分達の中で一番納得のいく作品になっていますね。「SAIL AWAY」というタイトル通り、前向きなメッセージを込めたいなと思っていて。10年前よりも界隈というかシーンも元気が無いように感じていて、前向きに動き出す何かの切っ掛けになれば良いなと。

—–今回タイトルにもなっている曲「SAIL AWAY」に込められた気持ちとかあるんですか?

小倉:この「SAIL AWAY」って曲が今回のアルバムの軸っていうのはもちろんなんですけど、この曲が一番「ロックで激しくてキャッチー」という自分達らしさの要素が込められてる曲ですね。

—–歌詞は英詞と日本詞両方ありますが、その辺のこだわりとかありますか?

小倉:洋楽をメインで聴くので英詞からのスタートではあったのですが、自分自身リスナーとして自分に響く日本詞の歌詞もあるし、表現は様々ですね。やっぱり前よりも、より伝えたい気持ちっていうのはあるので日本語を使う事も多いですけど、英詞の聴き心地が良いというか、ノリが合う曲とかは英詞になっていたりしますね。

—–曲作りはどんな流れで作っているんですか?

小倉:大体僕かギターのキヨがPCでワンコーラス作って、それをスタジオでバンドで仕上げたり、セッションして音を作ってメロディーと歌詞をのっけたりする流れですね。

—–割と音から作るんですね。メロディーに対する意識とかありますか?

小倉:でも僕が作ってくる曲はメロディーを作ってきますね。結構キャッチーなのが好きなので、出来上がったオケが凝ってるとより勢いを殺さないまま逆にメロディーをキャッチーにしてやろう!って気持ちは常にあります。世界中のどこに出しても恥ずかしくないような音とアレンジと、誰が聞いても耳とか心とかに残るような曲作りを心がけてますね。

—–今回のレコーディングの苦労とかありました?

小倉:毎回なんですけど、アレンジをして来てるのに毎回録ってる最中に色々と壁にぶつかる事が多くて苦労しますね。途中でフィルとかメロディーや歌詞も変更したし、あとは打ち込みも以前より沢山入れてるので、打ち込みに関しても入れるのであれば必要性のあるかっこいい使い方をしたかったので時間は使いましたね。

—–今回一番苦労した曲ってなんですか?

小倉:6曲目の「Starting Over」っていう曲とか、今までの自分達だと絶対に入れなかったなっていう曲であり、自分達的にはPOP過ぎるかなと思っていたんですが、レーベルの古賀さんに曲を聴いてもらってた時にアドバイスを色々もらって自分達なりに消化して完成した曲ですね。

—–今のレーベルでやろうと思った切っ掛けはなんですか?

小倉:最初にライブを見てくれて1発でやろうっていってくれた心意気とか、これからの明確なヴィジョンを話してくれたりとか、色々ズバッと言ってくれて、曖昧な事を言って寄ってくる人って沢山今までもいたんですけど、一緒にやっていて気持ちが良いというか、自分達的にも非常にやりやすいですね。

—–自分達のこれからのヴィジョンってありますか?

小倉:まずは音楽とかバンドとか伝える物をやっている以上、より多くの人に聴いてもらったり、より多くの人を元気にしたりしたいですね。小さいライブハウスももちろん素晴らしいですけど、より大きい会場で多くの人に届けたいって気持ちはあります。その環境が来た時には、また新しいヴィジョンが見えてくると思います。

—–自信作のアルバム、どういう風に聴いてもらいたいですか?

小倉:ロック好きな人に聴いてもらいたいです。前作はゴリゴリな曲が多かったですが、自分達の軸はズレずに振り幅を広げられた作品なので、テンション上げたい時に聴いて欲しいですね。

—–最後にメッセージをお願いします。

小倉:今回のアルバムはライブで十分楽しんでもらえる様な作品になったと思うので是非ライブに来て一緒に歌って欲しいし、ライブに来れなくても自分達がテンション上げるツールにして欲しいし、歌詞も聴く人なりに自由に解釈して欲しいし、色々な楽しみ方が出来ると思うので是非まずは聴いて下さい!