― 活動開始から6年目、初めてeggmanに出演してもらった時と比べて随分大人になりましたね、あの頃はみんな肌ツルッツルで(笑)。
■片桐航[Vo/Gt… 以下 “航”]:そんなに子供でしたっけ(笑)。
—バンドの状況としては、外から見ていても随分変わったと思うし、本人達からも見えている景色も違うんだろうと思うんですけど、地元の滋賀で活動していた時期に想像していたバンドの将来と今の現状、比較するとどうですか?
■航:前進したとは思ってるんですけど、結論から言うとまだまだだと思ってます。 昔はもっと…デビューもその後も、スムーズに行くと思ってたんですよね、無知がゆえに。 デビューして売れて、広いところでライブして、ってずっと思い描いてたんですけど、バンド活動続けてやっていくうちに、ここも鍛えなきゃアカン、ここも鍛えなアカン、って自分の無力な部分が分かって来て。 同時に、ここができるようになればここまでいけるっていうのが明確にわかってきたというか。 自分が出来てないところを出来るようになるとまた次のステップに行けるんやっていうのは、結局自分を見つめ直さんと上に行けへんっていう事だ、って年齢を負う毎に分かってきたかなぁって思います。 昔は、目標はあったけどその目標に対してどうクリアしていったらいいかが全然イメージできてなかったんですね。 いい曲書くだけで上に行けるって抽象的に思っていたんですけど、それだけじゃない、って細かいところまで自分たちの状態を把握できるようになったのは、僕の中ではすごく大きい成長でした。
―昔は「根拠はないけどある自信」みたいなものがあった?
■航:もうそれだけを原動力にしてたっていうのが十代の頃ですね。
―確かに当初のライブは見ていて「負けねー!なめんな!」みたいな気迫が(笑)
■航:そうですね(笑)、そういう十代の自信っていうのは当時の強い武器になってましたね。 なぜならそれしか持ち合わせてないから(笑)。
―逆にそれがなかったら今のステップにいってないんだと思いますよね。 “俺の方が絶対凄いね” って感じの何クソ精神がバンドの力の根源だったりしますもんね。 そういう意味ではあるべき状態でバンド初期を過ごして、それを経て今あるべき状態として良いステップアップをしているんですね。
■kazu[Ba]:最初、バンドをやる前までは航の言った通り、デビューすれば何もかもやりたいことが出来るようなイメージでしたね。 僕等の遍歴は準備期間も含めると結構長くて、デビューまでの流れというか、計画を立てて何をしていくかっていうのをデビュー直前にスタッフさん達と一緒にざっくりと考えた時に、”あぁ、デビューしても他力本願ではバンドの進み方としては大きく変わらないんだな” って実感したんですよ。 外から見たイメージ的には変わるっちゃ変わるとは思うんですけどね、でもそれは外見なだけであって。 だからこれまでに自分達がどれだけ自主的に中身の内容を詰めてやってたかで、その後のバンドの勢いが変わるっていう事ですよね。 漠然と考えてた ”デビューしました!完結!” っていうイメージよりも、デビューしてからやっとスタートって感じですね。 デビューをゴールやと思ってたらバンドはダメになるとか、デビューでやっとスタート地点やっていう言葉を周囲のバンドの先輩達からすごく聞いてましたけど、いざ自分がデビューするまではその本当の意味っていうのは分かってなくて、本当にその地点に立った時に初めて理解したと言うか。 一気に自分を見返す機会になって、楽しいとかいう浮ついた気持ちよりは、焦りと不安が大きくなりました。 メジャーっていう階段に上がってしまうと見られ方としては今まで僕達が憧れてた人たちと一緒の位置にいるので…下手な事出来ないというか、もう悪いところを見せられないというか、日々反省を繰り返して地道にステップアップしていこうと思うようになりました。
―なるほど。ちなみにKANDAIさんは今、加入して1年程ですか?
■KANDAI[Dr.]:今でちょうど1年位かな、自分はデビュー直前にこのバンドに入ったんですけど、やってきてみてメジャーでもインディーズでもやることは変わらないなっていうのは思いました。 それこそ自分が前のバンドでずっとeggmanに出てた頃から今も。 例えば僕達の理想の大きいステージに出て行きたい!ってなれば、自分たちが確実に勝負できるその時点での最大限の場所で、最大限のパフォーマンスをやって、そういうひとつひとの段階を積み重ねていくしかないじゃないですか。 それはメジャーデビューしたからって考え始めた事ではなくて、目標を決めてそれを達成するために何をしたらいいか考えるっていうのは以前からやっていた事で、メジャーでもそうやって上に上がってくんだなって。 ただ、ひとつ明確に大きなステップとして、色々クリアする必要のある目標を掲げるきっかけをくれたのがメジャーデビューだったなと思います。
―ソラ君も前のバンドからeggmanによく出てくれていましたけど、Lenny code fictionに入ってからは、バンド内のポジション的にはどんな感じなんですか?
■ソラ[Gt]:前のバンドとはポジションは全然違う感じですね。
■航:前はどんなだったの?
―前はリーダー的に引っぱっていく感じでしたよね?
■ソラ:そうですね、何でもかんでもやってましたね(笑)。 でもアイディア出しはやっぱりやってますね、このバンドでも。
―バンドに馴染んできたんですね。
■ソラ:馴染んできましたね〜やっと。最近敬語が取れました(笑)。
―そっか、歳は一番下なんですね、今。
■ソラ:そうなんですよ、入った当初は色々気を使いました(笑)。
■KANDAI:俺とソラが同時にこのバンドに入ったんですけど、そこからすぐデビューして、見え方はトントン拍子に進んでるように思えるかもしれないんですけど、俺的にはバンド人生の中で最も試行錯誤した期間であって、超濃密な時間だったんですよね。 メンバーで合宿した時は監禁状態でもう帰らせてくれ…みたいな感じでした(笑)。 でもそれがあって結構みんなの仲が深まったっていうのがあったんで、その時に一番バンドの実力が上がったと思います。 俺も前のバンドでeggmanに出てて、kazuと航とは4〜5年来の知り合いなんで、昔からの苦労もある程度見てきてたっていうのもあって、俺らがメンバーとしてバンドに入ったらどうしていくべきかっていうのもすごく考えました。 日は浅くてもデビューするまでにやるべき準備はちゃんとやれてきたと思ってたんですけど、いざデビューしてみて全然実力不足っていうのを痛感したんで、もっと練習しなきゃなっていうのは思いましたね。 まだまだ理想としている場所には行けてない、やっとスタート地点に立ったところだから、休まずこれからどうしていくべきかを常に考えながら活動していこうって思ってるところです。
―大変だったというのは、作曲の部分について?
■KANDAI:作曲っていうよりは、練習のツメの部分とか、お互いを知るっていう作業についてですね。
―プレイを固める作業ですね。
■kazu:そうですね。同時期にドラムとギターが新しく入るってことになるとやっぱりバンドとしてのグルーヴが一回リセットされちゃうというか、一からこのバンドらしい演奏っていうのを作る必要が出てきたので、お互いの距離感を一気に縮めていくっていう作業が大変でしたね。
―確かにメンバー1/2が新規だったら、ゼロからの構築に近いですよね。
■ソラ:序盤はしっかり喧嘩してましたね(笑)。
―まじですか!
■航:喧嘩してたね〜(笑)。
■ソラ:でもそれがいい方向にって進んでいって、着地してメジャーデビューのシングルが出せたって感じです。 あるべき経験だったと思いますし、そのおかげで今はバンドの絆が強まったんで、結果良かったですね。
―やっぱりバンドを前進させる事っていうのが最終目標でメンバー間でブレてなかったら、例えぶつかったとしても答えの出し方をみんなで分かってるというか、有意義な喧嘩だからいいですよね。 どこを引いてどこを押したほうが良いかっていうのを分かってるっていうか、すごく労力使って大変だとは思うけど逆にとてもアカデミックでいい時間ですよね。
■ソラ:全員がそこにケジメがあるバンドだなっていうのがこのバンドに入ってみての印象でした。 音楽のことで喧嘩して、あぁもうコイツ意見合わないから嫌いだ、みたいな人がいなくて、みんな良くしたいから言い合うんだっていうのをお互いが理解できてたからやり易かったです。
―それが一番のバンドの強みかもしれないですね。それが出来ればどんな問題があっても何とかなるっていうか。 色々ありつつ意識高い良いメンバーで固まったんですね。
■航:そうですね、色々ありながらも。
―今作、収録曲の3曲全部に一貫して “前進する欲” みたいな勢いを感じます。 歌詞にも音にも。 例えば歌詞的には、このバンドのコンセプトってあるんですか?
■航:全然曲によっては変わってくるんですけど、今回のシングルはライブ重視で作りました。特にカップリング2曲はサウンドから歌詞の意味からめちゃくちゃライブ重視。 表題曲の「Colors」は、僕等がライブ会場でいろんな人と出会う瞬間を通して、直接ライブに来た人へ、日々の出会いの素晴らしさをしっかり伝えたいっていうので作った曲です。 僕らが今自分たちの気持ちをお客さんに直接ちゃんと伝えられる場面ってライブしかなくて、目を見て直接言えるライブの場面で、一番ちゃんと言葉が伝わるような歌詞にしたかったんで、歌詞にある「あなた」っていう言葉で来てくれてる人を差してみたりだとか、そういう部分で聞いてくれる人と一対一の関係性を持てるように作りました。
―なるほど。作詞作曲は全曲航さんによるものだと思いますが、アレンジとか各フレーズはメンバー全員で作っていく感じですか?
■航:そうですね。
―ギターフレーズが所々、前のバンドからの流れのソラさんっぽいな、と。「Colors」平メロ部分の単音のギターフレーズとか。
■ソラ:本当ですか! 実際あの辺僕発案です、完全にリードは任せてくれてるんで。 やっと3枚目で確立したなって思いました。
―バンドとソラさんの個性がちゃんと混じった感じがします。
■ソラ:自分のバンド内での位置と、やりたいことの理想と現実ががっちりハマって、俺はこういうギタリストになるっていうイメージの入り口にこの3枚目で立てたかなって。 だから自分っぽいって言ってもらえるのは御馳走様です!って感じです(笑)。
―曲では真っ先にそこが気になりました。 音的にこれはDiezel(※)?。
■ソラ:そうです。2曲目の「Alabama」っていう曲が4つ打ちなんですけど、4つ打ちでギターを軽くしちゃうと流行りの感じというか、よくある感じになっちゃうんで、そこで敢えてガッツリDiezelを使うことによってLenny code fictionっぽさが出るんじゃないかなって。
―「Alabama」と「Romance」は前からライブでやってる曲ですか? ライブで聞き覚えが。
■航:そうですね。 前のバンドからやってる曲が「Alabama」へ変化していって、アレンジも結構変わってきてる曲です。 曲自体の構成とかも一回バラして、付け加えてとかで結構中身を変えました。
―「Colors」は最近の曲?
■航:「Colors」はもう本当に昔の高校時代にやってた曲をもう一回アレンジし直してって感じですね。
―編曲って実は一から曲を作るくらいの作業量だと思うんですけど、アレンジに関して今回こだわった所ってどういうところですか?
■航:「Alabama」に関してはライブのリズム感というか、体で乗れるフレーズっていうのをどこかでいつか使いたかったので、それをあくまで僕等らしくLenny code fiction色ある感じでまとめた曲です。 声とか音で変化をつけるような試行錯誤をしながら、がっつり攻める4つ打ちっていうのを目標に作りしました。 「Romance」は、それこそ自分の好きなガレージ感というかロックンロール感を全面にドーンと出しました。 「Colors」は、高校時代にはその当時好きだった感じのエモさしかないような曲だったのが、20歳くらいの時にまた別のパンクバージョンのアレンジに変えて、すごく激しい曲になったんですけど、なかなかこれだ!っていう最終的なアレンジに安定しなかったというか、収まりがつかずにずっと宙に浮いたままの感じでライブでも演奏していたんですよ。 でもどっちのアレンジ要素も良かったんで、両方のいいとこ取りで残したい部分は残して、自分が今までの人生でプレイしてきた音楽ジャンルの集大成みたいになればいいなって思って、今回改めて構成を作り直した曲です。
―思春期って特に、何か新しいものを好きになると、その対極にある要素とか、自分が過去に好きだったスタイルのものだとかを自分で否定してしまう傾向ってありますもんね。 でもそれを超えて、全部を肯定できるようになった時にその人のオリジナリティーに辿り着くみたいな。 航さんの人生背負ったアレンジな訳ですね、この曲。 ちなみに楽器陣のレコーディングでのこだわった部分も聞かせてもらえますか?
■ ソラ:やっぱりこだわる部分って音ですよね、ギタリストは。 弾き方とかもあると思うんですけど、自分の場合は音のきめ細やかさ。 例えば「Alabama」はギターだけで録音に10時間かけました。多分ベースも過去最大で時間かけて作ってますね。
■ kazu:ベースもこの曲のアレンジをする時に、やっぱりよくある様な普通なものにしてはダメだなっていう気持ちがあったんで、とりあえず僕らの楽曲の中でも最も重心低めなヘヴィーな感じにしようと思って、これまでで一番ベースを歪ませてます。 フレーズも運指が動く攻めるフレーズにしていったらギターも乗っかってきてくれて、お互いにハイブリットな感じに進んでいきましたね。 で、やっぱりリリース3枚重ねるとレコーディングの流れとか、場の流れとかを掴んで来た感覚があって、やっと編曲で入ってもらっているakkinさんとのコミュニケーションの取り方とかも掴めて、自分達らしさをこれまでより発揮できたんじゃないかなって思います。
■KANDAI:ドラムに関しては逆に過去最短で1時間で録り終わるっていう(笑)。
―光速ですね(笑)。 最近ドラムチューニングにハマってるって聞いたんで、チューニング等にもかなり時間をかけたのかと思ってました。
■KANDAI:チューニングは常にハマってますね(笑)。 苦戦もしながら。 レコーディングの時は、テックの方が入ってくれてその人と相談してどういう音にしたいかっていうのをakkinさんと3人で話した時に、理想の音が3人共近かったんでパッと決まりました。 あと、ドラムはスピード感を出したいからビートダウンした時の落差を大事にして録ろうっていう要点を課題として出したんですけど、意外と勢いで行っちゃえ行っちゃえ!って録ったらソッコークリアできてすぐ終わりました。 4つ打ちの中にも手数が多いところとかもあるんですけど、そういうフレーズもノリで良いテイク取れました。
―この曲は本当にドラムの手数で全編埋め尽くされてますよね、普通休符入れる所にも音入ってる的な。
■KANDAI:隙間全部埋めていこう!ってなって(笑)。
―確かにビートの部分でいえば、今回の3曲に通じて気持ちいいのが、疾走感のあるパートからのビートダウンで落とす部分かな、と。 多分これって自分たちの中でしっくりハマってるパターンだから違うカラーの曲に入れ込んでもちゃんと成立するんですよね。 ちなみに、先程話に出てきたakkinさんを迎えてのレコーディング作業。 元々メンバーだけで進めていたレコーディングと比べて、どういう変化がありました?
■ 航:最初から全然違和感なくてすごくやり易くて、びっくりしました。 それ以前に持っていた、いわゆるプロデューサーっていう人のイメージと良い意味で違った、というか。 例えばフレーズの引き出しの量とかが違うのは当たり前のことなんですけど、”こういう系で”とか、”こういうスピード感で”ってイメージを伝えると、そのままその印象が実際のフレーズとかコーラスパートになっていくっていう魔法がすごかったですね。 抽象的なイメージを形にしてくれるっていうのが印象的で。 僕等には発想ない引き出しもたくさん持ってるんで、編曲するにあたってイメージの共有から曲の完成に近づいていく過程がすごく気持ちよくできてます。 今回の作品は特にですね。
■ソラ:基本的にやりたいことはやらせてくれる、メンバーがやりたいことを「やろうぜ!」って言ってくれる人で、それがすごくやり易いし、akkinさんがいる事によって ”1ミリもリードギターはイジらせないぞ!”って自分の負けず嫌いなところも出てきてギターやフレーズに対するモチベーションが相乗効果で上がるんですよ。 実際1stシングルからお世話になってるんですけど、今回の3rdシングルまでの3作品、作業を重ねるに連れて自分のフレーズが使われることが多くなっていくことが嬉しかったりするんで、いい関係性が出来ていてとてもありがたいです。
■kazu:一緒にやらせてもらう前は、プロデューサーっていう存在はどうなんだろうって構えたこともありました。 akkinさんって結構色んなバンドをやられてるんで、我が強くてこのアレンジはこうだ!って言われるんかなって思ってたんですけど、いざレコーディングをやってみると「それいいね」って僕らの提案を飲み込んでくれて、更にもっと+αな感じに伸ばしてくれるやり方をしてくれるんで、レコーディングもやり易かったですし、ドンドン「こんなんどうですか?」って投げかけてみて、どれを選んでくれるのかっていうのを楽しんで作業できてますね。
■KANDAI:ドラムのパターンとかでもエロい感じの曲だったとしたら例えが面白いというか、「まだ若いね、とりあえず2回結婚して3回離婚して、8回浮気してから録ろうか」みたいな(笑)。
■ソラ:2回結婚して3回離婚て(笑)。
■KANDAI:そういう会話がすごく面白くて、レコーディングでちょっと行き詰ってもそうやってネタをぶっこんで来てくれて、リラックスしてレコーディングが出来るっていうのが精神的にすごく助かってたりもしてます。
―メンバー以外でのチームワークも着実に固まってきてるんですね。 ライブの面では、これからレコ発だったりフェスへの出演も決定してますね。
■航:そうですね、これまでも曲は納得のいくものを出して来れてるんですけど、その分そうやって作り上げてきた武器をライブっていう現場で自分の納得するレベルまで十分に使えこなせてなかった感覚があるんです。 ライブでもっと表現できるのに出来てなかった部分があって悔しい思いをした事もあるので、今回せっかく完成度の高い曲が出来上がってきたので、どれだけそれ以上のものでライブに落とし込めるか、っていう自分たちの課題を越えていくことによって、作品もライブも、どっちもいいよねってお客さんからも、自分達でも思えるようになっていくのが目標です。
―ライブは勝負ですね、楽しみにしてます! 今回のリリースを経て、例えば5年後とかはどんなバンドになってたいですか?
■航:5年後…みんな何歳? 28、9? そりゃ色んなところでライブやってきてる頃ですよね。
■ソラ:紅白に出れるバンドになってたい。
―紅白!
■ 航:組んだ時4人で「これだけは譲れん」っていう想いとして話していたのが”伝説的なバンドになる事”なんです。 伝説的なバンドって昨今出て来にくくなってきてるなって思うんですよ。 文化を取り巻くバンドっていうかバンドシーンの一部じゃなくて、世間的にも文化を作っていく伝説的なバンドになりたい。 だから自分達が好きなようにやってればいいってだけじゃなくて、上目指して色んな人を巻き込んでいけたら、って思ってます。
―その足掛かりとしては今作、いい作品になったなって聴いて思ったんで、ライブでもカマしてきて下さい!
■航: もちろんです!
※「Diezel」… ヘヴィーサウンドで定評あるギターアンプのブランド。 高価なのでバンドマン界隈では高嶺の花。