このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

DROP DOLL interview
- SPECIAL -

DROP DOLL interview

現役女子高生バンド「DROP DOLL」のニューシングル「シークレットボイス」が届いた。今作は自身も出演する全国公開の映画「JK☆ROCK」の主題歌にもなっている。リアルな女子高生の思う心の声を聞かせてもらいました。

Talking Partner : TATSUKI

—eggman マンスリーマガジン初登場ということで自己紹介からお願いします。

チヒロ:Dr/Voのチヒロです。K-POPが大好きな17歳の高校2年生です。
ユイナ:Gt/Voのユイナです。高校2年生17歳AB型です。9/27生まれ、球技が大好きです!特にテニスとバドミントン、卓球、バスケが好きです。
ユキノ:Ba/Voのユキノです。高校2年生17歳です。好きなものは抹茶と少年漫画です。

—4月3日ニューシングル「シークレットボイス」リリースおめでとうございます!

全員:ありがとうございます!

—どんな楽曲ですか?

ユキノ:この曲は今の私たちの心情や気持ちがそのまま表れてるって言い切れるくらい気持ちにリンクした楽曲です。
ユイナ:高校生のリアルな思いが詰め込まれているので、同年代の方には共感もしてもらえると思います。
チヒロ:特に歌詞に「ヒトリじゃ見れない景色があるから隣にいてほしい」とか「奏で重ね刻んでゆく」など自分自身だけじゃなくてDROP DOLLとしての気持ちを表現した部分も多いです。

—そして今回は、DROP DOLL自身も出演している全国公開の映画「JK☆ROCK」の主題歌にもなってるんですよね。皆さんはどういう役を演じたんですか?

チヒロ:私は「中島桜」という役柄を演じたんですが、彼女は真っ直ぐではきはきしていて、主張も強いし思ったことをすぐ言う行動派です。ここは本当に実際の私そのままですね(笑)。喜怒哀楽がとっても激しくて素が出るから、その行動がいい方向に動いたり悪い方向に動いたりするんですが、映画の中ではそこをドキドキしながら観て欲しいですね。
ユイナ:私が演じた「佐々木真緒」は天真爛漫という言葉が似合う、明るい素直な性格です。家が貧乏でおばあちゃんがお母さんみたいな存在で一緒に住んでいるんですが、だからこそ誰にでも優しくできる女の子です。学校の体育の先生に恋心を抱くんですが、先生に恋する女子高生も少なくないと思うので、恋の行方も楽しみにしてて欲しいです。
ユキノ:ガリ勉とか根暗というイメージの女の子「吉沢リナ」を演じました。音楽をやりたいのに親が厳しくて自分のやりたいことをやれない家庭環境なんです。役柄が私の境遇にもそっくりで、私自身、芸能活動やバンド活動をやりたいのに反対されていた時期があったんです。高校生ってやりたいことも親の許可がないとできないことも多いと思うんですが、同じ境遇の同世代の人たちに、一歩踏み出す勇気をこの役を通して伝えられたらいいなと思っています。

—お互いにそれぞれに本人と役が一致してるなって思ったところはありましたか?

全員:ほとんどそうでした(笑)
ユキノ:チヒロに関しては今でも「中島桜」かな?って思うことがあります(笑)
ユイナ:本当に!桜っぽいことよく言うんですよ!

ユキノ:監督さんにリアルな女子高生を出して欲しいって言われて、ドーナツを食べるシーンがあるんですが、そのシーンは本当にアドリブでいつも通りな自然な自分たちを出したりもしたので、より一層ですね。
チヒロ:本当に私たちの映画といっても過言ではないくらい自分たちとリンクする部分が多いですね。みんなそれぞれの役柄が本当に3人の普段のそのままというか、私たちの心情そのものが表現できたなと。それはきっと何かの実写化ではなくて、オリジナル映画だからこそ、表現できた部分なんじゃないかなと思っています。

—撮影現場の雰囲気はどうでした?

ユイナ:今作は豪華な俳優さんたちがいっぱいでてらっしゃったので、少しでも多く学びたくて、その方達の会話をずっと聞いたりしてました。(笑)。大御所の俳優さんたちが自分たちに気を遣って下さったり、気さくに話しかけて下さったりして、本当にお手本になることがたくさんでした。
ユキノ:高島礼子さんと親子役をやらせていただいたんですが、一緒にいるだけでオーラに圧倒されそうにもなりました。役柄として正面からぶつかり合うシーンも多かったので、それでさらにすごさがわかりました。休憩中もいろいろお話しさせていただいて勉強することばっかりでした。

—今回の映画の見所があったら教えてください。

ユキノ:誰とも関わりたくないって思っていた「リナ」が閉じこもっていた殻を破ってどんどん変化していく描写に注目して欲しいなって思います。
夢を持っている人たちの背中を押せると思いますし、今夢を探してる人にはバンドやってみたいなって思ってもらえるそんな力のある映画だと思っています。
ユイナ:DROP DOLLの絆がどんどん深まっていく様ですね。最初は3人がそれぞれにそれぞれの思いで演奏しているだけだったんですが、いろんな辛い思いも3人で乗り越えて繋がっていくところを見て欲しいです。家族とか夢とか仲間とかそういうものって本当にいいよねって改めて思うことのできる内容になってます。
チヒロ:全部ですね(笑)。雨降りの中走っていくシーンがあるんですが、ここは気持ちがこもりすぎて滑ってしまったんです。NGシーンではあったんですが(笑)。ただその部分は桜の感情が一番詰まってるシーンだと思うので見て欲しいです。

—最後になりますが、今回の「シークレットボイス」を感じ1文字で表現するとしたらなんですか?

チヒロ:「想」です。固まった想い。「想いが人を動かす」と思っているので。
ユキノ:「声」。私たちの本当の声。自分のやりたいことに正直に向き合って、本当の心の声を聞いて欲しいなって思います。
ユイナ:「夢」。今回の作品は私たちの夢が詰まった作品です。ここから始まる一歩があると思ってます。

—ありがとうございます。映画の公開楽しみにしています。