-eggmanには数年前から幾度も出演していますが、本誌には初登場となるので、まず結成の経緯から聞きたいと思います。
KENTA:僕とベースのHIDETOが元々幼馴染で、高校1年のときにSHAKALABBITSのライブを見に大阪に行って、隣に同年代っぽい子がいたから話しかけたんです。それがギターのKUNです。そこで同じ歳でしかも地元が同じ和歌山でお互いバンドを組みたいと思っているのが発覚して、帰りの電車で話が盛り上がったんですよ。
KANA:私はKUNと幼馴染で、バンド組もうって誘われて、そのあと4人でスタジオに入ったのがバンドの始まりですね。
-かなり運命的な出会いですね。
KUN:あの時シャカラビのライブに行ってなければ出会ってないですし、たまたまKENTAが隣にいたっていうだけですからね(笑)。
-しかも今号の裏表紙はSHAKALABBITSです。
KANA:運命感じますね(笑)。
-結成してからずっと同じメンバー4人ですか?
KENTA:そうですね。しかも4人とも初めて組んだバンドなんで、この4人でしたバンドをやったことないです。
KANA:この前セッションバンドに参加したんですけど、他の3人が後ろで演奏していない環境に戸惑いましたもん。
-そんな運命的な出会いをして、8年間という長い期間バンドを続けてこられた秘訣とかありますか?
KENTA:自然に続けてきたのでそれが逆に秘訣かもですね。
KANA:実はバンドを続けようとか一緒に上を目指そう!とか改めての意思確認って一度もしたことないんですよ。各々が各々を勝手に信頼してるんだと思います。
HEDETO:この4人でのHEAD SPEAKERしか考えられないですからね。
KUN:楽器を始めた時から一緒だから運命共同体的な感じですよね。ずっと同じ時を歩いてきたというか。
KENTA:今KUNが言った様にスタートが一緒なんで、ゴールも一緒にしたいですね。
-初めて組んだバンドでメンバーチェンジもなく、8年間続けていられるってすごく珍しいことですし、幸せなことですよね。
KANA:それは周りのバンドマンとかにもめっちゃ言われますね。
KENTA:自分たちの中ではそれが普通だったので、あんまりそういう実感なかったんですけど、最近になってすごくそれを実感してます。特別演奏がうまいバンドではないですけど、バンド内の絆というか4人で一緒にというパワーに関しては負けない自信あります。
-そんな4人でのパワーが一番発揮されるのがライブだと思うのですが、それぞれのライブに対する考え方や意気込みを教えてもらえますか?
KANA:とにかくお客さんが明日からも頑張ろうって力を持って帰れるようなライブにしたいなって思ってます。何と言うか、アーティストとファンという枠組みじゃなくて、結局は人と人だと思ってるんで。その媒介に自分たちがうんうん生み出した音楽があるだけだと思うんです。だからどんなライブであれ、全員と目を合わそうとしてます。だから「今、目合ったかも?」って人は勘違いじゃないよ!って言いたくなりますね(笑)。
-あれは本当に合ってるんですね(笑)。
KANA:私はそう思ってますよ。綺麗事のようだけど、みんなの楽しそうな顔でパワーもらって頑張れてるから、いっぱい焼き付けとこうと思いながら歌ってます。
-ライブ中の4人は本当に楽しそうだしパワーが溢れてますよね。
HIDETO:自分たちが楽しくなかったらお客さんも楽しくないと思いますからね。
KUN:ライブはその日、その時かぎりのものなので、良くも悪くもそこにしかない空気感を楽しむものだと思いますしね。あと、僕は意気込みすぎるとから回るタイプなので適度なモチベーションを保っています(笑)。
KENTA:僕は行ってよかったって思ってもらえるライブにしようという意識は強く持っています。あの曲で暴れて発散した、あの曲で涙流したとか、理由は何でもいいから、行ってよかった、また行こうと思うようなライブが理想です。
-今後の目標や夢を教えてもらえますか?
HIDETO:最初の方の話に戻ってしまう感じにはなりますが、この4人でしかだせないグルーヴ感を大事にしてライブ活動などしていきたいです!
KUN:やっぱり大きいステージでやりたいですね。そして誰もが知っているようなバンドになりたいです。もし、そうなってもeggmanでやりたいです(笑)。
KENTA:eggman関連で言えば、渋谷公会堂でワンマンをし、向かいのeggmanで次の日にアフターイベント。もっといえばその年の大晦日に、eggman近くのNHKホールで紅組として出場!夢は大きく!
KANA:もっともっともーっとたくさんの人にHEAD SPEAKERを聴いてもらいたいですね!耳に届かなきゃ歌ってる意味が無い。とりあえずeggmanでチケット即ソールドアウトにできるくらいになります!(笑)。
-eggmanを愛してもらえてて嬉しいです。
KENTA:お客さん数人、むしろその数人は友達!みたいな時からお世話になっているハコですからね。
KANA:バンドのキーポイントにeggmanのライブがある気がします。eggmanがなけりゃ今のうちらは無いって本当に思ってるんで!
-これからも是非宜しくお願いします!
KANA:あっ!実は今色々と下準備をしていて、そろそろ良いニュースがみなさんに届けれらると思いますのでそれもお楽しみに!!
-本日はありがとうございました!!
HEAD SPEAKER:ありがとうございました~!