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HOT SQUALL interview
- SPECIAL -

HOT SQUALL interview

生きてれば良い事も悪い事もあるでしょう。
でも自分を、あなたを信じて生きてください。
「HOTSQUALL」という3人の人間から放たれる音、言葉、想いをこのアルバムで感じて欲しい。
きっと生きていく上でこの作品は、あなたの背中を押す勇気そのものになる。
綺麗ごとではない言葉で伝えます。2013年最高のアルバムここに完成。

interviewer:YUMA

―まずは3rd Mini Album「Place in the sun」発売おめでとうございます。

HOTSQUALL:ありがとうございます!!

-早速ですが色々聴かせて頂ければと思っています!アルバムタイトルにもなっている「Place in the sun」ですが、どんな想いで作られた曲なんですか?

チフネシンゴ(Gt.Vo /以下:チフネ):「Place in the sun」は読んで字の如く、陽の当たる場所って意味なんですけど、作ってる時くらいにそういう気持ちに自分たちがなってましたね。人生ってやつはそういう所を目指してやっていくんだよなーって思ってて。色々とバンドやってて大変な事も増えてくるし、俺たちに限らず人は明るい気持ちになれるように光を求めてるんだよなってなんとなくだけど思ってたんですよね。

アカマトシノリ(Vo.Ba/以下:アカマ):若いときってガツガツしてるから、陽の当たる場所っていうよりも輝け!とかそういう気持ちの方が強いかもしれないけど、俺たちも音楽をずーっと長くやってて、結果も出したいしレベルアップもしたいけど自分たちの陽の当たる場所っていうか「HOTSQUALL」の在り方とかが分かってきた時期だったから出来た曲ですね。人それぞれに生き方があるけど、希望っていう物はみんなにあると思うからサビの部分とかも大きな意味でみんなの道というか、それぞれの人に共感してもらえる接点はあるんじゃないかなって思いますね。

-共感する部分が沢山ありました。僕が言うのは変かもしれませんが、すごい沢山の色んな人に聞いて欲しいなと。

チフネ:すごい嬉しいです。自分の想いとか気持ちに重ねあわせたりして聴いてもらえたら嬉しいし、曲ってそういう風に沢山の人の想いで育っていくからね。

アカマ:俺らは英語でやってるしライブではダイブする人とかモッシュする人とかいろんな聴き方があると思うけど、そこで終わりたくないのはメッセージというよりも歌詞の部分なんです。俺たちが感じる事とかに、もしかしたら同じように共感してくれる人がいるかもしれないから、CD聴いてブックレット読んでライブ来てくれた方がより気持ちが増すんじゃないかなーって思うんですよね。ダウンロードして曲だけ聴いて俺たちに触れてくれるのも考え方としてはあるのかもしれないけれど、CDを手にして歌詞を読んでくれたら嬉しいなと思いますね。歌詞にも重きを置いているから共感してくれたら尚更嬉しいです。

-この曲でお客さんはガンガン行くのかもしれないですけど、僕としてはしっかり聴いて感動していたいなーと思いますね(笑)。

チフネ:全然それでも大歓迎だよ(笑)。わちゃわちゃなるのも、もちろん大歓迎だけどね。

-本当に早く皆さんに聴いて欲しいです!2曲目の「Mickey Mickey」は、あのミッキー?って思いました。どんな想いで作られたんですか?

チフネ:曲がポップだから、懐かしいメロコアじゃないけどそういう雰囲気で作りたいって思ってたんですよね。仮歌の時もミッキーミッキーって言ってた記憶もあるし。

アカマ:そうそう。なんかヒョウキンな曲に聞こえたんですよね。

チフネ:ミッキーってみんなが好きっていう物の代名詞だと思うんですよね。そんなミッキーを敵対視して頑張っている奴を描いた歌です。

-ホスコ(HOTSQUALLの略)節炸裂というか、ホスコの音楽ってこういう曲だよなって感じました。

チフネ:そうかもしれないですね。他の人にも言われたし。

アカマ:俺らも久々にポンっと曲が出来た感覚ですね。

-「never forget」は、すごく気持ちいいメロディーとリズム感でした。でも歌詞はどこか悲しいというか…この曲はどんな想いが詰まっているんですか?

チフネ:これは、曲も歌詞のテーマは結構前からあってそこまではスムーズに出来ていたんですけど、前作の「Driving Squall」時にこの曲のリズムをライブでやって唄ってるっていうのが想像つかなかったからアルバムに入れなかったんですよ。でもツアー終わって色んな気持ちを感じたり経験した事でやりたいって思えるようになってたんですよね。テーマは元々決まってたんだけど、だからこそアレンジとかの部分で作るのに苦戦したのはありますね。

-そうなんですね。なんか子供を育てている感覚なのかなって思いました。

アカマ:そうですね。気に入ってるからこそ、その時出さなくても残ってるんだけど、CD出すって事は冷たい目で見られる瞬間もあるから自分の子供を出すって時に自分たちがハマってるからこそ出せるというか、完璧に仕上がるまでしっかり作りたいっていう感覚はありますね。

チフネ:今だったら出来るなって思えたから作り始めて今回入れたんだけど、最後の2割の所で苦戦した曲ですね。

-今まで出せなかった時の気持ちと出せるようになった感覚の違いってなんですか?

チフネ:この曲に関しては、リズムですね。疾走感のある早い曲をやるバンドとして「HOTSQUALL」を始めてるから、こういうリズム感のある曲とかをやるにあたって出来上がるまでに苦戦するし、完成までの絵が浮かびにくいっていうのはありますね。でも、今だったらこういう曲もお客さん達に楽しんでもらえるんじゃないかなって思えるようになったのはあるから、全然大人見しててもらっても構わないし、色んな提示を出来るようになったからこの曲が出来たっていうのはありますね。

アカマ:ダイブしたくてライブに来てる人も沢山いると思うけど、”YURIAH”とか”ROCK SOLDIERS NEVER DIE”とかと同じくらいのパンチ力で刺さるなって思えたから出来たんですよね。早い曲を聴いてきたしやってきたからそういう曲を作るのには慣れていたけど、角度が違うだけでこういう曲も提示出来るようになったのは感覚としてありますね。

-「With the sea breeze」は、夏の感じ満載ですね。軽快ですし。ライブ中のキッズの笑顔が思い浮かびます。

チフネ:野外が似合いそうでしょ!?

-そうですね!野外フェスの青空の下で聴きたいです。

アカマ:普段はライブハウスばっかりだけど、野外で炸裂させたい曲ですね。空も見えると思うし。

チフネ:この曲もメロディとリフが結構前からありました。サンバっぽいというか夏っぽいというかこういう感じだからアレンジには苦戦しましたね。やったことをない事をやってるからこの曲は今回のアルバムの中でも一番苦戦したかな…。

ドウメンヨウヘイ(Dr.Cho/以下:ドウメン):もっと派手にもっと派手にって言いながらアレンジしたのを覚えてますね。レコーディングの時はフルでパーカッション入れたんですけど、これじゃあライブで表現出来ないって減らしてみたりとか…

アカマ:作りながら楽しくなってきちゃったのは覚えてるなー。もっと上げてこう!!みたいな。ギリギリまでレコーディングしてましたね。

チフネ:でも、笑顔が思い浮かぶって言ってもらえて良かったわ。そこを目標にしてた部分はあるからね。歌詞もみんなでワイワイやろうよって言ってるからね。

ドウメン:この曲もライブでどういう風になるか楽しみですね。

-初日とファイナル行ってキッズがどういう反応に変わってるのか見てみたいです(笑)。次の曲、「Rocking your flag」は赤間さんが拳をあげる姿が完全に思い浮かびました!

アカマ:もうね、作ってる時から拳上げてたと思う(笑)。

チフネ:ストレートにポン!って提示出来る曲を欲しかったからこの曲はすぐに出来ましたね。

-歌詞に日本語を入れたのにはどんな想いがあるんですか?

チフネ:「HOTSQUALL」ってバンドらしさをギュッと凝縮したい曲でもあったし、日本語は今までやってきたのもあったからアカマがここに入れたら面白いって言い出して直前に考え直してテーマに沿った事を言えたと思いますね。

アカマ:短くて早い曲だからサラッと聴いて欲しくないというか、旗を振るっていう部分に大きな意味もあったから、より深くリスナーの心に刺してやろうって思った時に日本語にしよう!って思えたんですよね。

-全部通して聞いてラスト「Carry on」を聞いた時に思いました。ホスコの友達を愛する、大事にする気持ちってすごい熱くて凄い深いなと。

チフネ:そのまんまですね(笑)。今回は全部そういう事を言ってるかもしれませんね。

アカマ:やっぱそういう気持ちが力になると思うし、バンドマンじゃなくても悩んでる奴とかが笑顔になってたりするのを見るとこいつ頑張ってるんだなって思えるんですよね。

チフネ:そうだね。そういうの全部含めて力になってると思います。それがバンドの原動力なのかなと。やり続けようぜって言えた曲でもありますね。作っている時から日本語も絶対入るって思ってたし、まんまと入ってるんだけど。これは曲に作らされているというか…。

アカマ:今のかっこいいね!太字にしましょう!(笑)

-あははは(笑)

アカマ:でもそれが一番美しいよね。本当にそう思いますね。

-ツアーも周りますよね?

アカマ:今回は、今までのツアーと違って俺たちがやって来た「ONION ROCK」って都内とか千葉でやってるイベントを全国でやるイメージでツアーを回るから本数は少ないかもしれないけど濃い感じでやれるかなと思いますね。

チフネ:自主企画を16本って濃いでしょ!普段は1年に2回とかしかやらないイベントだからね。毎回主催者って大変だけどすごく楽しみですね。

アカマ:初めましてのバンドからリスペクトしているバンドまで色んな感じで行けるから楽しみですね。是非来て欲しいです!

-遊びに行きます!!それでは最後に今後の「HOTSQUALL」についてお聞き出来ればと思います。

チフネ:やり続けますよって事を言いたいですね。何がキッカケでどう出来なくなるかも分からないから、やれる時に自分達のバンドの理想像であったりライブを追求してこれからも挑戦していきたいと思いますね。

アカマ:長くやってるから変な話、生き方みたいになっちゃってるというか「HOTQSUALL」で俺たちは成長させてもらってる部分もあるからやめるやめないとかの話じゃなくて、続けるって事で自分達の人生が上手くいくと思っているからバンドは頑張るし、もっともっと良い方向にいけるようにしたいなって思いますね。

チフネ:もっともっと自分達を加速させるつもりでやっていきたいですね。

-ありがとうございます!!

HOTSQUALL:ありがとうございました!!