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HOWL BE QUIET interview
- SPECIAL -

HOWL BE QUIET interview

今年3月のデビュー以降、早くも3枚目となるシングル『サネカズラ』を発表したHOWL BE QUIET。 これまでにない程に歌に人間性が溶け込んだ楽曲はバンドでの経験やボーカリスト竹縄 航太のパーソナルな実体験等、近年のバンドの生き様がそのまま反映された様な生身のもの。 メジャーデビューシングルから急激にレベルを上げている楽曲クオリティーに加えて、今作では歌の表現意識の変化が、またひとつ強い説得力をもたらしている。

Interview & Text : 鞘師 至

– 表題曲「サネカズラ」、これまでで最もこころにグサッとくる曲ですね。 失恋描写がとってもリアルで、切ない気持ちが容易に共有できてしまうというか。

■竹縄航太 (Vo./Gt./Ph. 以下 “T” ): そう受け取ってくれたらとても嬉しいです、もうこころを素っ裸にして書きました。 これは2年位前かな、当時付き合ってた彼女と別れる事になった時に、彼女の元に置いていった曲です。 

– タイトル「サネカズラ」は “再会” という花言葉を持つ植物の名前から?

■T: そうですね、元々植物に詳しかったりする訳じゃないんで、たまたま知った花言葉だったんですけど、当時その彼女と付き合ってる時に何気なくSNSのタイムラインを見ていたら、誕生花と花言葉を紹介するアカウントのツイートが流れてきて、二人の誕生花を見たら僕が胡蝶蘭(こちょうらん)で、彼女がサネカズラ。 そこで “再会” っていうサネカズラの花言葉を知りました。 何でかその言葉をずっと覚えてて、別れる時になったらずいぶん皮肉な思い出になっちゃったな、って。 

– その元カノがこの曲聴いたらそれはもう切ないでしょうね。

■T: 実際、別れて部屋を出て行く時にこの曲置いていったんですよ。 当時一緒に住んでた分、結構ショッキングな別れだったんで心の傷がかなり深くて、別れる時にやられたらやり返したい!っていう気持ちがあって、その場で作ってその曲だけを置いていったんです。 他にも服も家具も何から何まで綺麗に自分のものは無くして、彼女が帰ってきたら彼女のものしかない、っていう状況にして。 その部屋に曲だけ置いていって、遺した曲で自分の事を彼女の心の中に残せば、忘れなくさせられるかな、とか、後悔するかな、とか。 その時はそういう思い一心でした。

– 物理的な傷は治るけど、気持ちの痛みは随分残りますもんね。 そういう思いをストレートな歌詞で載せてるからですかね、歌を聴いてるというよりは、話を聞いてる位のリアリティーがあってこれまでのHOWL BE QUIETの楽曲の中で一番人間的で素直な曲だな、と。

■T: 歌を歌ってるっていうよりは、ただただ気持ちを打ち明けてるって感覚かもしれないですね。 思ってる事、言いたい事をそのまんま歌詞にした感じ。 確かに今までなかった感じの曲になってるかもしれないですね。

– HOWL BE QUIETの音楽。 昔の音源から聴いていると、バンドを取り巻く環境が変われどブレずに在り続けてるこのバンドらしさみたいな音楽センスの軸を今作でも感じたのと同時に、逆に表面で聴こえ方を左右する編曲能力とか、構成のテクニックみたいな、音楽を完成系まで持っていく手法はどんどん変化して、より豊かになっていってる気がします。 これまでの活動の中で、バンドが一番進化した瞬間とか、きっかけって何だったんでしょう?

■T: ターニングポイントはやっぱり『MONSTER WORLD』(2016年3月発売のメジャーデビューシングル)を出した時ですね。 時系列で見ていくとおもしろくて、その前のリリースだった『BIRDCAGE.EP』を2014年11月に出してから、翌年の頭に例の子にフラれて(笑)、その後2015年は僕ら1枚もCDを出してないんですよ。 多分自分の中でそういう経験もあったからだと思うんですけど、その空白の約1年の間に自己革命が色々とあって、その時に生まれてきたのが「MONSTER WORLD」だったんで、何かしら自分自身のメンタルの状態とか、覚悟とか、そいういうものが曲にも繋がってるんだろうなと思います。 

– どうりで同じくそのフラれた経験からできた「サネカズラ」も曲として強い訳ですね。 今作では他の2曲もそれぞれに個性的で、「Higher Climber」(M2)はがっつり四つ打ちでシンセアレンジ。 バンドマンが楽器だけでなくこれ程がっちりしたシンセアレンジメントに仕上げるノウハウを持っているっていう辺りも、このバンドの表現の幅の広さ故だな、と。

■T: 「Higher Climber」は元々曲のデモを作ってる時からこういうアレンジにしたいっていうイメージありきだったんですよ。 普段DTMでデモを作ってメンバーに持っていくんですけど、その段階ではもうこういうダンスビートっぽい編曲にしてましたね。 

– なるほど。 ちなみに竹縄さんはバンドを始めた当時は鍵盤弾きでなく、ギターボーカルだったんですよね?

■T: そうなんですよ、初めてshibuya eggmanに出た時は確かまだギターと鍵盤、両方弾いてたかな。

■黒木健志 (Gt. 以下 “K” ): 「命のコトワリ」(1st Album『DECEMBER』収録)だけ鍵盤弾きながら歌ってたよね、確か。 

■T: そう、その辺りから鍵盤にシフトしていきました。 元々小さい頃から鍵盤は弾いてたんですけどね、バンドを始めたっきかけがギター弾きながら歌うようなバンドを見て、だったんで、初めの頃はギターボーカルをやってました。 その時は自分が小さい頃から弾いてたピアノが、まさかロックな感じのバンド編成に合うとは思わず、憧れだったギターボーカルに徹してたんですよね。 後に閃いて鍵盤を弾くようになったのはこのバンドを初めて3年目位からかな。 

– 多感な時期に楽器を持ち始めると、その楽器の特徴に音楽性が縛られてしまうパターンもありますよね。 そういう意味ではギターから鍵盤に立ち返って自分の音楽のルーツを改めて自分で認めた瞬間に本当にオリジナルの音楽になっていったのかもしれないですね。 

■T: 多分そうなんだと思います。 思いついて初めて鍵盤でバンドセッションした時に、なんだかやたらとしっくり来たんですよね。 「あぁ、俺にはこれなんだ」っていう感じがした、というか。 それもギターボーカルをやってきてからだったから変化にハッとしたところもあると思うし、そういう意味では自分のやってきたキャリア全部が今のこのバンドにちゃんと注がれてる感じがします。

 

– 今作3曲、編曲はメンバー全員で?

■T: メンバー4人でもやりつつ、このシングルからはしっかりプロデューサーにもついてもらってディスカッションしながら進めていきました。 前回、前々回もアレンジャー兼プロデューサー的な方には入ってもらってたんですけど、基本はメンバーで組み立てて、アレンジャーの方には最後の部分で少し意見を貰いながら作品をドレスアップしていく、くらいのという関わり合いだったんです。 今回はJeff Miyaharaさんという方に入ってもらったんですけど、初めてかなり深く一緒に取り組んでもらって、僕らメンバーも信頼してお任せさせてもらう部分もあったり、めちゃくちゃいい経験になったし、いいエッセンスになっておかげでいい作品が出来ました。 声の作り方なんかも含めて、本当に新しい感覚でアプローチする事が多くて勉強になりました。 

– メンバー以外の人も交えて作品を作るのって、葛藤はありました?

■T: 過去はありました。 だからばっちりハマって本当に心から委ねさせてもらったり出来たのは本当に今回が初めてでした。 それは僕らが今回プロデューサーを信頼したっていうのもあったんですけど、逆にこれまではやっぱり自分たちのエゴというか、自分たちの考えが常に中心だったので、俯瞰から判断してメンバー以外の人もメンバー同様に一番の身内として会話して尊重して、っていうのが不器用でうまくできなかったのもあるんです。 ただそういう過去の経験も積み重ねてきて今回、僕らの意思を、音にしてもらう事を委ねてみようって思う事が出来て、うまく関わりあっていけたんだなと思います。 それはバンドにとってすごく新しい挑戦だったし、やれてよかったです。 昔ではやれなかった事ですね。 全部自分たちで解決したいし、誰かに託す事なんて出来ないと思ってましたからね。 今回はその次のステップとして “この人に託してみたらどうなるんだろう?” ていう好奇心に変わったのが一番大きかったですね。 

– 確かに今作3曲、どれも曲のアレンジに耳がいきますね。 ギターに関して言えば、全曲前全編アコースティックギターが表立って鳴ってますけど、これ、エレキギターはほとんど入ってないですか?

■K: 実は全曲エレキギター鳴ってるんですよ。 ただバランス的にはかなりうっすらとです。 入れないと綺麗すぎる感じの部分にノイズ感を出したくて入れてるんです。 本当に空気みたいな役割として。 そんな音入ってるかどうかわからない位の存在なんですけどね、無いと全然違うんですよ。 さみしい感じに聞こえてしまって。 今回の曲はそういう絶妙な事を細かい部分でやってます。

– フレーズの発想が自由だな、と。 ギタリストってつい目立ったフレーズ弾きたくなる性かと思うんですが。

■K: 僕もグイグイいく感じのギターかっこいいと思うんですけど、自分にはそういう欲がないんですよね。 ギターに対して愛はあっても、ギターヒーロー的なリード感に憧れてるんじゃなく、単純に音のひとつとして捉えてる、というか。 前作で全編自分がアレンジした曲があるんですけど、結果的に自分のギタリストなのにギターの音は殆ど一切入ってなかったり。
タケちゃん(竹縄)から「こんな感じのギターここに欲しい」って要望があって「分かった、考える!」って初めて考えるくらいな感覚です、基本的に頼まれないとギターの音入れてないかも(笑)。

■T: 良い意味で余分な執着が無いよね(笑)。

■K: 例えば「サネカズラ」だったらメロディーもコード進行も結構綺麗な曲だと思うんですよ。 歌にもJPOP感ちゃんとあるし。 でも歌詞からすれば、もっとグロテスクな程の竹縄の葛藤を描かなきゃいけ無ない曲なんですよね。 フラれた当時もメンバーは常に会ってる訳で、その過程も知ってるから尚更なんですけど、本当バンドが続けられるかどうか不安になる位、綺麗な部分なんて何ひとつない位に悲劇な別れだったんで、それを知って作曲に転換する際にはそういうカオスな感じを音で表したかったんです。 それでこのストリングスが鳴り響く綺麗な曲の後ろの方には歪んだエレキギターの音が必須だと思えたんでここではギターを入れました。 曲が求めてると思うところでは弾くんです。 ライブで演奏する事を考慮すれば、ギターを弾いて無いパートで手持ち無沙汰になるな、とか考えるのかもしれ無いですけど、僕に関してはそういう発想は全くないんですよね。 必要に駆られてギターを弾く、必要ない部分は弾かない。 おそらくこういうギターにこだわらない性格だからバンドマンの友達が少ないんだと思います(笑)。

– ベースフレーズは3曲通してギターと大局的にガンガン動いて前に出てくるパートが多いですね。 静かな「サネカズラ」でもなかなかの動きっぷりでした。

■橋本佳紀 (Ba. 以下 ”H” ): そうですね、僕らのバンドアンサンブルって意外とベースが要なんじゃないか、って気付き始めたのは『MONSTER WORLD』位からかな。 そこからこういうスタイルになっていきましたね。 ファーストアルバムの頃はあんまり音が動かないフレーズが多かったし、その後の『BIRDCAGE.EP』の時も凝ったベースラインだったのは「救難戦争」位で、他はまだ大人しかったですね。 少し前までは、やっぱりベースだからあんまり音が動いたりリードを取りすぎると歌の邪魔になるんじゃないか、っていう基本概念が強かったんですよ。 でも歌との共存とか、ベースが動いてる事で生まれる曲のうねりだとかを最近発見して、これは取り入れた方がいいなと思って、今回の作品ではベースラインにそのリード感を落とし込んでます。 後はバラードでは抑揚をつけ易い指弾きでとか、パンチが欲しい曲はピック弾きでとか、曲調によって弾き方を変えてます。

– ドラムに関してはどんな部分に注力していったんですか?

■岩野亨 (Dr. 以下 “I” ): 例えば「サネカズラ」に関してはバスドラを跳ねさせたり四つ打ちにしたりすればそれはそれでスタイリッシュなバラードになっただろうな、とは思うんですよ。 でもさっきクロ(黒木)が言ったように、かなりのカオスを歌ってる曲だから、「なんかイケてるな、これ」みたいな表面が綺麗に整ってるスタイリッシュバラードには絶対するべきじゃない、と思ったんですよ。 だからベタッとしたシーンはベタッとしたリズムにしなきゃな、と思ったし、とにかく歌に寄り添って支えられるベーシックなドラムにしたいな、と思って音色も含めてこだわりました。

– ギター、ベース、ドラム、各楽器のフレーズもミックスも音量バランスも、全員で歌の世界観を引き出す為の構築に気持ちを注いでるんですね。

■I: 竹縄の歌はメンバー皆信頼してますからね。 そういう部分では全員が同じ目的に向かって曲作りを進められてる感覚はあります。

– 歌へ寄り添うアレンジという面では「Dousite」(M3)も歌詞にある前途多難でも前向くぞ!的な歌劇っぽい雰囲気を曲でも煽ってますね。

■T: この曲は前作のシングル『Wake We Up』の初回特典DVDに表題曲「Wake We Up」のMVと、の “その後” みたいな映像があって、その撮影の時に「何か1曲やろう」って事になってその場でさくっと作ったつい最近の曲です。 現場では本当に1フレーズ位しかなかった曲なんですけど、改めて聴いたら、良い曲だったんでそこから全編作って今回収録しました。 歌の内容的には後悔、皮肉を詰め込んだみたいな歌ですけど、最終的にはそれでも強がってないとやってけないな!みたいな考えが自分の中にはいつもどこかにあって、前向きな見栄を張ってる曲ですね。 虚勢張ってでも強がってないと自分がダメになりそうな時ってあって、その背面には苦難もあるんですけど、そういうネガティブな部分って年がら年中表に出してる訳ではないので、こうやって曲にしたりすると、今まで溜めてきたものがドバッとでる感じで、心の内を打ち明けてしまうんですよね。 

– そう言われればこの歌も「サネカズラ」とはまた違う側面ですが、包み隠さず思う事を歌ってる歌ですね。 これだけ素直に自分の身の内を吐露するようになったのは今作からなんじゃないか、と。

■T: 本当にそうかもしれないですね。 昔はどこか自分の中で必要ないブレーキがかかってたんだと思います。 最近はどんどんそういうブレーキがなくなって来てるというか、もうほぼブレーキ踏まなくなってきてますね。 そうじゃなかったら「サネカズラ」なんてもっと美しいだけの曲になってたと思います。 

– この曲、歌詞中には「月9で泣ける君が羨ましいです」とありますが、月9で泣けない竹縄さんは今、何で泣きますか?

■T: 僕本当に泣けないんですよ、普段。 ここ最近で少し涙がポロッと流れたのは映画で「君の名は」を見た時位かな。 唯一大泣きするのは女性と別れる時ですよ、2014年(サネカズラを書いた)当時も4日4晩泣き続けて彼女に別れたくない!って懇願してました(笑)。 それでもダメで「サネカズラ」書きましたから(笑)。 多分僕、依存しがちなんだと思います。 だから離れる時が辛いんですよね。 難しいんですよね、引き際と言うか、これ以上依存したら自分が傷つく、とかが分からなくて…

■K: アクセル全開だったよね。

■T: うん、踏みっぱなしだった(笑)。 それは今でもそうかな。

■I: タケはなかなか引かないもんな(笑)。 海外の人っぽいんですよね、猛プッシュする感じが。

– アーティスティックだ、ってことですね。

■T: そう!それいいですね! アーティスティック…そう言ってください(笑)。

– もとい、今こうやってお話ししていてやっぱり自分が初めてHOWL BE QUIETをeggmanで見た時のライブだったり、当時の曲だったりと、今のこのバンドの一番の違いは竹縄さんの人間性がグッと曲に溶け込むようになった事だと思うんです。 

■T: うん、そうかもしれないですね。 元々どこか八方美人でそんなにコミュニケーション能力があるわけじゃないんですよ、僕は。 誰かに近づきたくても防衛本能でフィルターを張ってしまって、相手にも中々踏み込めないし、自分も壁を張ってるから向こうからも来てくれない、っていう事が多々あるんですけど、きっとそれが曲にもあったんですよ。 曲作って歌詞書いて、聴いてくれる人に届ける時も、どっかで遠慮してたんですよね。 「嫌な気持ちにならないように」とか。 だからまだまだ綺麗事になってた部分もあったろうし。 最近はその感じがなくなったんだと思います。 相変わらずライブの打ち上げの席はそんなに馴染めないし、初めての人とうまく話せなかったりするけど、ただ曲に於いては聴いてくれる人をもっと信じていいかな、とかもっと自分を出しても受け止めてくれるかな、っていう気持ちで投げかけられるようになってきた。 これは確かに過去には無くて、今の自分に在るものですね。

 

– そうなった今、バンドの強みってどんなところ?

■I: いろんな事をよりやり切ろうとするようになったところですかね。 カラーの全然違う「サネカズラ」作って「Higher Climber」も作るようなバンドが自分を出す事とか、良いと思った事をやり切る事とかにに挑戦する事を迷ってちゃいけないな、と。 それはやっぱり「MONSTER WORLD」をタケが持ってきて、「この曲やりたい」って言った時に始まってた覚悟で、これはやるべきだ、活かすべきだと思ったし、よく “POPSもROCKも関係ない” って言ってるんですけど、メンバー全員腹はくくってると思います。 

■T: それこそデビューの頃は「アイドルになりたい」っていう見出し文だけが先行してしまって誤解を生んだ事も多くて、色々と周りからは否定的な事を言われたんですけど、僕らが言ったアイドルになりたいっていうのは、アイドルっていうくくりの中で音楽的にはPOPSもEDMもROCKもなんでも成立させられる自由度に対してのリスペクトの意味だったんですね。 当時ROCKだ、とかPOPSだ、とかの先入観から、どちらかに寄った音をやれば逆側から叩かれるみたいな状況が嫌で、“自分たちの目指すのはもっと自由にやれる音楽だ” って思ってたんですよ。 今でもその気持ちは変わらないんで、自分たちの発言も悔いてないし、100文は1見に百聞は一見に如かずの逆じゃないですけど、より音楽的な事を成して自分たちがやってきた事が間違ってなかったって証明してやろうと火が付いたんですよね。 そういう意味では自分たちの表現に遠慮がなくなった分今回のシングルもストレートに伝わってくれる気がするし、そこがあればもっと自由にやれて自分たちらしく進んでいけるんじゃないかと思ってます。