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ラックライフ interview
- SPECIAL -

ラックライフ interview

先日のなんばHatchで開催されたラックライフの自主企画「GOOD LUCK vol.33」でも、彼らはどんなに大きな舞台であろうとも全くブレず、いつも通りのラックライフらしさで会場中に幸せな気持ちを届けていた。
この作品のように、ラックライフはこの先どんな世界に行こうとも、何も変わらずにいつも通りラックライフの音を届けてくれると思う。
ボーカルギターを務めるPONの言葉を借りるならば、僕達はどこまでも前に進んで行くラックライフに置いてかれないように、「距離感」を変えないように、ずっと彼らを追いかけて、付いていこうと思う。

Interview & Text : 森村俊夫

ー前作の「アイトユウ」に続き、今回もインタビュー宜しくお願い致します!

PON:宜しくお願いします!

制作は、結構苦労しました。

ー前作から、4ヶ月という短い間隔の中でのリリースで、大変だったと思いますが、制作はどうでしたか?

PON:実は「アイトユウ」のレコーディング時期と今作の制作の時期が被っていて、結構苦労しましたね。今回、TVアニメのエンディング主題歌というお話を頂いた事もあって、「アイトユウ」のレコーディングを詰めながら、今作の制作をするという状況で、「やばいなー」という状況でした。(苦笑)年末年始はずっと休めず、家で制作をしていましたね。

ー前作の「アイトユウ」は友人の結婚式の為に制作した楽曲で、すごく距離感の近い世界での楽曲でしたが、今作の「変わらない空」は"空"というタイトルも付いていて、大きな世界観の楽曲に感じました。

PON:特に意識せずに、今作は爽やかな駆け抜けていく楽曲にしたいなという漠然とイメージとしてありました。今作では"爽やかなラブソング"を書いて欲しいという要望もあって、なかなか今までに書いたことがなくて不安だったんですが、書き始めるととても気持ち良く書けましたね。

ー"大きな世界"という部分と矛盾しますが、楽曲に登場するのは"僕"と"君"であったりと、目に見えるすごく近い距離に対して感じることを言葉にしている、とてもラックライフらしい楽曲だと感じました。

身近な人達に、ありがとう。とか好きだよ。って気持ちをちゃんと曲にして伝えたい

PON:そうですね。エンディング主題歌に決まっているという事を意識して、自分達のやってきた事を何かに寄せるという事は、僕たちはしないと言うか、できないですね。生々しいリアリティのある歌詞じゃないと歌いたくないなと思いますね。
僕らの楽曲はラブソングが多いと誤解されがちですが、実は僕らの楽曲にほとんどラブソングはないんですよね。でも、人と人の関係の中での、その人に対する気持ちを歌っていると、ラブソングのように聴こえるんだなとも思っていて、
身近な人達に、ありがとう。とか好きだよ。って気持ちをちゃんと曲にして伝えたいなと思いました。
なので、この楽曲をラブソングとして捉えてくれても良いですし、違った意味で捉えてくれても良いのかなと思っています。

ー曲の中の"僕は僕のままでいたいな 君は君のままでいろよな〜"という部分は、相手に引っ張ってあげるというよりも、同じ目線で共に進んでいこうという言葉だなと感じました。

PON:そうなんですよね。僕はそういうタイプなんですよね。昔から。
高校の体育祭の団長をやった事があるんですが、クラスのみんなに囲まれて「もっとしっかりして。もっとみんなの事引っ張って。」ってめっちゃ怒られた事があります。(笑)
やっぱ引っ張れないんですよね。「みんなでやろー!」って、みんなで進んでいくのが性に合ってんですよね。
恋人だろうと、友達だろうと、バンドマンだろうと、一緒に肩を組んで歩いていけたら良いなと思っています。

変わる世界で変わらない二人で 君は僕の側にいて

ON:この楽曲を制作した時が、変わる。変わらない。という事をすごく意識していた時期で、周りから「君は変わらないね」とか「変わったね」と言われる事があったんですが、そこの違いはなんなんだろうと考えていました。
きっとそれって、人と人との「距離感」なんだと思うんですよね。ずっと同じような距離感でいることができて、一緒にいろいろなモノを見ていくことができれば、きっとお互いが変わっていたとしても、変わらない関係で入れるんじゃないかなと。変わらないってそういう事なんじゃないかと。ずっと一緒に生きていければ、ずっと変わらずにいられるんじゃないかなという気持ちです。

ー距離感ですか。確かにそうかもしれません。
本当に嘘もなく、背伸びせずに、等身大のラックライフらしい言葉だと感じました。
4月のなんばHatchでの企画も大成功させた中、リリースも立て続けにあって、どんどん多くの方がラックライフの音楽を感じていく事になって、バンドの環境も変わっていくかと思いますが、どんな心境でしょうか。

PON:環境は変わっていくと思うんですが、僕ら自身はなんにも変わらないし、バンドも自分自身も全く変わる気がしないんですよね。(笑)
結局、4人で好きな音楽をする事は変わらないし、スタジオの空気も何も変わらないし。ずっと、4人が良いと思う音楽をつくっていくだけだなと思っています。
周りの目線や評価を気にするよりも、4人でやりたい事に対する気持ちの方が強いし、芯もブレないですね。
今作の制作の際も、初めはアニメのエンディング主題歌を意識して、「こういうのが良いんじゃない?」みたいな意見もあったんですが、結局自分達がやりたい方向でどんどん進んでいきましたね。

ー等身大で真っ直ぐ音楽に向き合う部分は、今作の2曲目に収録されている「メイキング」にも通じる部分があると感じました。バンドマンという立場として思考錯誤している様が等身大に描かれていますね。

PON:そうですね。「変わらない空」の制作で壁にぶち当たっていろいろ悩んでいる時に、たくさんの方が心配してくれたんですよね。すごく励まされた事もあるし、この人達とこんな関係を続けていく為には、俺が音楽を生み出し続けなければいけなんだなと感じて、とてもシュッとしたというか、「さあつくろう!」と、やらないといけないというか、やるし。という気持ちになりました。そこからは制作も早かったですね。

ー「変わらない空」を制作していた時の気持ちが、この「メイキング」で描かれているという事ですね。

PON:そうですね。この2曲はリンクしていますね。

やみくもにただメロディを探すお仕事したい訳じゃない

ーこの歌詞を見ても、やはりラックライフは、自分自身の等身大の本当の気持ちを歌詞に書いているなと感じました。

PON:そうですね。(笑)年末年始は、アコギ片手にメロディー探しをひたすらしていて、どの音からどの音にいけばカッコ良いとか、そんなことばっかり考えてしまっていて。
僕は音符の話をしたい訳じゃないし、そういう事ばっか考えるくらいだったらそういう仕事するし。
僕はただ会いたい人がおって、届けたい気持ちがあって、歌作るのが好きだからバンドマンをやっているという事を再確認したら、すごく気が楽になりました。
たまたま好きなものが仕事になっている訳で、仕事をしたくてバンドをしている訳ではないので。

ー音の面でも、少しオシャレな感じにアレンジされている気がしました。

PON:そうですね。さっき話したような気持ちを音で表現した結果、そういうアレンジになっていきましたね。重苦しいのは良いから!ご機嫌な感じで!という気持ちも表現できているかなと思っています。

"メークイン"じゃなくて、"メイキング"

ーという事は、「メイキング」という楽曲のタイトルは、楽曲を"つくる"という意味での「メイキング」という事でしょうか?

PON:結局最終的にはそこに繋がったんですが、実は決めた当初はそれが意味ではなかったんですよね。(笑)
タイトルを決めた際に、メンバーみんなで連想ゲームみたいな事をしたんですが、
この楽曲が"自分自身の根っこ"の部分だなというところから、
"根っこ"と言えば"ジャガイモ"、"ジャガイモ"から"ポテト"となって、危うく「ポテト」になり掛けました。(笑)

ーポップで可愛いタイトル良いですね(笑)。

PON:「ポテト良いね!」って意見もあったんですが、関西弁だと「ポテト」のイントネーションが少し違っていて、(標準語は"ポ"を強調しますが、関西弁では"テ"を強調します。)MCで良い事話したとしても、曲紹介で台無しになりそうだなというところから却下になり、"ジャガイモ"と言えば"メークイン"じゃない?"クイーン"じゃなくて、"キング"の方が良いんじゃない?という事で、「メイキング」になりました!

ーすごい!(笑)
"根っこ"というところで、バンド自身の根っこの部分を見直せた楽曲だという事ですよね。

PON:そうですね。アニメのエンディング主題歌という、何かのキッカケになるような大きな機会を頂けた中で、自分達らしい1枚が完成した事はすごく自信にもなって、意味があったなと思います。

ーそうですね。「変わらない空」が、TVアニメ「純情ロマンチカ 3」エンディング主題歌に決まったという事で、まだラックライフを知らない人が、ラックライフの音楽を知ってくれるキッカケになると思いますが、どういった心境でしょうか。

PON:不思議ですよね。アニメで流れるなんて、すごい事ですよね。
まだ全然現実味もないんですが、これを機にいろんな方にラックライフを知ってもらえると嬉しいですね。
いろいろなキッカケになる気がします。
毎週毎週、自分の知らないところでたくさんの人に届いていると思うと、恐ろしい事ですよね!(笑)本当に嬉しい事です。夢が1つ叶いました。

ー今作のジャケットに関しても聞きたいのですが、すごくシンプルですよね。

PON:すごくシンプルですよね。実は、もともと違うデザインだったんです。
デザイナーさんにいろいろアイデアを伝えて、いろいろ案を出し合って頂いた中で、元々ジャケットの裏表紙のデザインだったものが「こっちの方が良い!!」ってなりました。
ジャケットはいつもシンプルでありたいなと思っています。
例えば、ジャケットに女の人が一人いるだけで、「この女の人対しての曲なんじゃないか」って先入観を感じてしまう気がするので、いつもシンプルになるように意識していますね。

ーリリース後には、9月に東名阪のワンマンツアーも決定していますね!

PON:何度目かのワンマンになりますが、今回東名阪ワンマンをしっかり会場を満員にしていきたいなと思っています!
そう言えば、2年前のワンマンツアーでは、東名阪に追加して、佐賀と米子にも行きました。

ーめずらしいですね。広島や福岡など大きな都市が近くにあるので、どうしても東名阪と比べて、行く機会が少なくなってしまいがちな場所ですが、そこでワンマン公演を開催した意味はなんでしょうか。

PON:単純にその土地が好きなんですよね。単純にそのライブハウスが好きで、19歳の頃からずっとそこへはツアーで行ってます。

ー大切な土地なんですね。

PON:今年はワンマンライブ以外でも、各地で面白いライブをいっぱいつくっていければと思っているので、楽しみにしていてください!


3rd Single
“変わらない空”
XQML-1004
¥1,080- (税込)
2015.08.05 RELEASE
01.変わらない空 (TVアニメ『純情ロマンチカ3』エンディングテーマ)
02.メイキング
ラックライフ presents
GOOD LUCK 〜ラックライフ 3rd single『変わらない空』release tour〜
vol.35 2015.09.05(土)東京 渋谷 TSUTAYA O-Crest
開場 18:00 / 開演 18:30
前売 ¥2,500- / 当日 ¥3,000-
vol.36 2015.09.06(日)愛知 名古屋 APOLLO BASE
開場 17:00 / 開演 17:30
前売 ¥2,500- / 当日 ¥3,000-
vol.37 2015.09.12(土) 大阪 福島 LIVE SQUARE 2nd LINE
開場 17:30 / 開演 18:00
前売 ¥2,500- / 当日 ¥3,000-