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がんばれ!Victory interview
- SPECIAL -

がんばれ!Victory interview

絶対生音主義バンドル”がんばれ!Victory”がついにメジャーファーストアルバムをリリース!「十代発表」というタイトル通り彼女たちの今までの軌跡と成長を感じることができる1枚に仕上がっている。普段出演しているeggmanのフリーペーパーだからこそのインタビューは必見。

インタビュアー:ブッキングマネージャー窪田

-ついにメジャーファーストアルバム発売ですね。まずはアルバム発売を直前に控えての(取材日は3/11)今のお気持ちを教えてください。

れな(Gt 写真中央右 ):ようやく発売だなというのが率直な感想ですね。去年の夏頃からレコーディングをしていた曲もあって、やっと1枚のCDになってみなさんの手元に届くタイミングなのですごく嬉しいしドキドキワクワクしています。
しのぶ(Ba 写真中央左):今、れなの話にもありましたが、かなり長い期間をかけて作ったアルバムなのでずっとソワソワしていたのですが、本当に自信作になっているので、今はとにかく早くみなさんに聴いてほしいですね!

-去年の夏頃からということは半年近く製作期間があったんですね。

あやき(Vo 写真中央):レコーディングが始まったタイミングではアルバムをリリースすること自体言われていなかったですからね(笑)。とりあえず録るよって言われて(笑)。

-驚きのスタートですね(笑)。しかも去年の夏頃とかはライブも非常に多かったりで大変だったんじゃないですか?

れな:そりゃあ大変でしたよ(笑)。

あやき:素直だね(笑)。でも確かにずっとライブとかと平行してレコーディングをやっていた気がします。

みなみ(Gt 写真左端):シングルCDの予約会とかやっている最中とかにもレコーディングしてたしね。

まゆこ(Dr 写真右端):ライブの空き時間の楽屋で練習したりとかね。でもレコーディングが長期だった分、その時その時の私たちがパッケージングできていて、1枚の中でも成長を感じることができる1枚になったかなと思うので、そういった部分も感じてもらえたら嬉しいですね。

あやき:その期間を思い出すと、長かったけどすごく濃密だったのであっという間ですね。発売直前の今はこの作品を聴いてのみなさんの反応が本当に楽しみです。きっとそこで次にどう繋がるかも見えてくると思うし、早く感想を聞きたいです!

-そんな苦労を経て完成した今作の収録曲の中で、それぞれお気に入りの1曲を教えてもらえますか?

あやき:5曲目の『三三七拍子』ですね。ニコニコ生放送でファンの方との交流を通じて完成した曲で、いつも支えてくれるみなさんと作り上げることができたというのがすごく嬉しくて、自分たちだけじゃない形での制作は貴重で新鮮な経験でしたし、思い入れも強いです。しかもライブでも定番曲になっていて本当にこの曲は自分たちとファンの方と一緒に成長している曲だなと思えます。

しのぶ:私は1曲目の『WONDER JOURNEY』ですね。この曲はレコーディングとかも全部やり終えて完成していたんですが、そのタイミングで、この曲はもっと良くできるよね。という話になって、全部レコーディングをやり直したんです。今まで1部分を録り直すこととかはありましたが、まさか1~全部録り直すことになるとは(笑)。

まゆこ:今だから笑えるけど絶望感あったよね(笑)。

しのぶ:やばかったね(笑)。でも結果的に録り直したものがすごく良い出来になって、聞き比べたときに全然違ったので頑張ってよかったなと。

れな:6曲目の『Scarred』です。作詞作曲を担当しているのですが、この曲は高校時代に書いた曲で、あまり私たちっぽくない暗い曲でして(笑)。ライブでやることはあったんですけど、シングル曲にしたりするにはちょっと根暗だし、少し罪悪感というか、バンドに合わない曲を作ってしまったという想いがあったんですが、アルバムというこのタイミングで活きる曲になって、しかも元気で明るい曲が多い中で良いアクセントになっているので、この曲を作ってよかったと今ようやく感じることができて、思い入れが強いです。

まゆこ:私もれな同様に作詞作曲を担当した『Go my way!!』です。今まで作曲を担当したことはあったのですが、作詞がどうしても苦手で、初めて歌詞を書いたこの曲で少し殻を破ることができたかなと思っています。サウンド面ではワイワイガヤガヤ楽しい感じで、ライブで一緒に声をだせるような部分もあるので、ライブでやるのが楽しみな曲ですね。

みなみ:私はれなが書いた8曲目の『サヨナラ』です。元々バラード曲が好きというのもあるんですが、この曲に関しては今までの私たちの楽曲にはあまりなかったメロディアスで切ないのギターフレーズやベースラインが際立っていて、そこがすごく好きです。あとはれなが書いた歌詞がすごく切なくてライブでやるときには感情がウワッと溢れます。

-では今度は収録曲の中でそれぞれの聴きどころポイントを伺いたいと思います。

しのぶ:私は先ほどみなみが挙げた『サヨナラ』ですね。この曲のDメロから落ちサビ明けくらいまでのベースラインが聴きどころです。今までは自分で考えたフレーズをアレンジャーさんとかにアドバイスをもらって再構築していたんですが、この部分は自分自身で考えたベースラインをそのまま採用してもらえたんです。それがすごく嬉しくて。ライブでは少しドヤ顔になってしまっているかもしれないです(笑)。

-注目ですね(笑)。

みなみ:私は初めてアーミングを使った曲『Go my way!!』ですね。レコーディング中にやってみようという話になって、ちょっと最初は戸惑いましたが、面白い感じになりましたし、結構効いていると思うので、今までの私のギターになかった雰囲気を聴いてもらえたらと思います。

まゆこ:私は「青春!ヒーロー」のカップリングだった『ボクラノミライ』です。メタル感のあるサウンドがすごく好きですね。みなみのギターのライトハンドとか、イントロのギターのミュートとか、大サビのパンク系のノリだったりとか、今までになかった私たちの表現が結構入っていて、個人的には自分自身のドラムの音質もすごく気に入っているので、ぜひそういった部分も聴いてほしいです。

れな:『WONDER JOURNEY』でも結構新しいことやっていますね。この曲のソロでは初めてフロントでレコーディングをしたりとか、ハーモニクスとか。そういったこともあって、結構どのパートも忙しい演奏なんですが、そこがバチっと合ったときがすごく気持ちいいです。あとはコーラスでここまでがっつりハモったのも初めてだったで、聴きどころかなと思います。

あやき:私はアルバムの最後14曲目の『また明日』ですね。ギターとのハーモニーがすごく好きなんです。あとは歌詞が切ないけど温かくて、アルバムの最後という曲にふさわしいなと思うので、14曲という大ボリュームの1枚ですが最後までしっかりと通して今作を聴いてほしいなと思います。

-10代の活動の集大成的な1枚ですが、今までバンド活動を振り返ってみてどうですか?

みなみ:上京してからはかなり濃いバンド活動だったよね。今まで田舎でのほほんとしてたのにガラッと環境が変わったので。

れな:東京で生活をするということだけでも最初は大変でしたね。

まゆこ:でも東京で生活するようになって、いろいろ忙しく活動していく中で、自分が音楽を続けていくためにはどうしたらいいかを考えるきっかけをもらえたし、もうすぐメジャーデビューして1年になるので、徐々に自覚は芽生えてきたかなと思います。ただバンドを頑張っているだけでは未来は掴めないし、良いライブをして良い作品を作ってそれをいろいろな人に届けてようやく次があって、まだまだ自分たちには足りないところがたくさんあるので、常に試行錯誤ですね。

-バンドを始めたとき今の自分たちは想像できましたか?

全員:まったくです!!!(笑)。

しのぶ:そもそもバンド結成したときが小学生の最後の思い出作り的な感じでしたから、私は中学進学と共に1回バンド辞めてますからね。

まゆこ:しのぶがいなかったときバンドが成立しなかったんですよ。

あやき:毎日一緒に練習してきたからしのぶがいなくなった途端にグルーヴ感がなくなって、違和感だらけで。

まゆこ:だから戻ってきてってお願いして。

しのぶ:サラッと自然に戻ってきました(笑)。でもそのあとは高校進学、そのあとは大学進学と節目節目で辞めるかもなって思っていましたが、まさか20歳の今バンドを続けていてメジャーデビューまでしているとは想像できなかったですね。

あやき:先輩たちも進学とかのタイミングで解散してたからまさか今まで続くとはね(笑)。

-自然に今までこうやってバンドを続けてこられたのが強みかもしれないですね。

あやき:ご飯食べる、寝る、バンドするみたいな感じです。

-完全に生活の一部ですね。

みなみ:そうですね。

れな:あとはこんなにライブをやると思ってなかったです(笑)。

まゆこ:一昨年が100本で去年が140本ですからね。

あやき:今年少ないなって思いますもん。

れな:1週間くらいバンドでのライブが空いたらなんか感覚が変だよね。

あやき:わかる!なにしていいかわからんくなる(笑)。

-感覚がマヒしてますね(笑)。

まゆこ:でもライブは楽しいですし、ライブがあり続けることでバンド活動を走り続けてきたら今があるとは思いますね。

-ここまでバンドを続けてきてメンバーお互いに変化を感じることはありますか?

あやき:しのぶは変わりましたね。今ではMC担当的な感じですけど、元々根暗でMCをやるようなキャラでもなかったですからね。

しのぶ:絶対MCなんかしたくなかったし、とにかく目立ちたくなかったんですよ。

-今のパフォーマンスとは全然想像つかないですね。

まゆこ:ベースの音量自体も全然小さかったもんね。

しのぶ:MCをやってみてって言われたあの日から変わりましたね(笑)。自分のポジションを見つけました(笑)。

まゆこ:あとはれなが変わったかな。しのぶ同様すごく明るくなった。それがパフォーマンスにも表れててメンバーで1番魅せるってことが上手い。

れな:やった!褒められた!

まゆこ:撤回しようかな(笑)。

れな:なんでよ!(笑)。

しのぶ:あとれなは年々言動が変になってきたよね(笑)。

れな:音楽聴きながら歩いたりしてるとよくエスカレーター逆走しちゃったりします、、、

-危ないですね(笑)。では最後にそんなリーダーの一言で締めてもらおうかなと思います。

れな:今作をリリースしたことでライブのセットリストの幅も広がると思いますし、今まで以上にライブに力を入れていきたいですし、リリース記念のイベントはツアーなどもあるので、今作を聴いてぜひ1度でもいいからそういった場所に遊びにきてほしいです!あとはもっと成長して大きな場所でライブができるバンドになりたいので、これからも応援よろしくお願いします!

-eggmanでもこれからも応援していきますね。ありがとうございました!

全員:ありがとうございましたー!!


がんばれ!Victory
「十代発表」
初回限定盤:PCCA.04358
CD+DVD/¥3,500+税
通常盤:PCCA.04359
CD Only/¥2,500+税
1.WONDER JOURNEY
2. 全力!スタート
3. ボクラノミライ
4. 夢のつづき
5. 三三七拍子
6. Scarred
7. booing!
8. パレット
9. サヨナラ
10. DEAR
11. 青春!ヒーロー
12. ラリラリラ
13. Go my way!!
14. また明日
[特典DVD収録内容]
・メンバーが面白おかしく地元唐津を案内する「がんばれ!Victoryの唐津案内」
・インディーズ時代の名曲 「KGSD」、「ふらいはい!!!」のライブ映像
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「十代発表」購入者対象フリーライブ「十代発表会」
4月2日(土)「がんばれ!Victory特別試合『十代発表会』」
会場:大阪/専門学校 ESPエンタテインメント Club GARDEN
[1部~アルバム編~]
集合時間:14時/開場:14時30分/開演:15時00分
[2部~シングル編~]
集合時間:17時/開場:17時30分/開演:18時00分
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4月3日(日)「がんばれ!Victory特別試合『十代発表会』」
会場:東京/専門学校 ESPミュージカルアカデミー 12号館 Club 1ne 2wo
[1部~アルバム編~]
集合時間:14時/開場:14時30分/開演:15時00分
[2部~シングル編~]
集合時間:17時/開場:17時30分/開演:18時00分
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がんばれ!Victory十代限定無料招待LIVE
2016年4月30日(土)
場所:東京スクールオブミュージック専門学校渋谷•東京ダンス&アクターズ専門学校総合校舎
時間:OPEN17:30 START18:00
7月に「十代発表」を引っさげた東名阪福4大都市ツアーの開催が決定!
ファイナルは自身最大キャパシティ7月17日(日)代官山UNITにて開催!