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LIVE report vol.9&10
- SPECIAL -

LIVE report vol.9&10

[text:窪田]

2011/09/23  [NOID] vol.5 -AFROHEAD 7LINE [CF ATTACK] Release Party-

遠くメキシコから来日!?9月23日渋谷の丘の上で謎のベールに包まれたバンド[AFROHEAD 7 LINE]のレコ発パーティーが開催された。

OPENから多くのパンクキッズで溢れかえったeggmanに総勢6バンドが集結した。初っ端に出演したのはSKA PUNKバンド[SKALL HEADZ]。カバー曲を織り交ぜながら会場はスカダンスの嵐になった。レーベルの後輩が作った良い空気のままA7Lの盟友[SECRET 7 LINE]が出演。海外のフェスにも出演する彼らはさすがのパフォーマンス。次々とキラーチューンを披露し、会場の空気は早くも最高潮になった。ガールズシーンからは多くのフェスに出演している[I-RabBits]や、リリースしたばかりの元GOLLBETTYの[G-YUN]が出演。[NOID]らしいジャンルレスなイベントだったが、音楽で繋がれるんだという事が、eggman中に上がった拳から見受けられた。転換中DJを担当したのはeggmanマンスリーでもお馴染みのSABBAT13のSHOTARO。普段PUNKキッズが聞かないような曲でもノリノリの選曲にライブハウスは自由な空間なんだと再確認した。そして最後に登場したのはもちろん[AFROHEAD 7 LINE]。中々ステージに出てこないと思いきや、お客さんと同じ入り口から登場。首には花を飾りアロハな風貌を漂わせる。下ネタを挟みながらのMCは彼ららしいといえばいいのか…キャラですね!(笑)ライブでは、先日リリースしたばかりの曲を立て続けに披露し会場を笑顔にした。途中には妹分的なアフロを被ったホーン隊も登場。レコ発というこの日しか味わえない最高のパフォーマンスにジャンルレスなバンド。楽しいという言葉しかでない大満足の一日だった。

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[text:YUMA]

2011/10/02  ノリノリバトルシリーズ~ザ・ビートモーターズからの挑戦状

このイベントが決まった瞬間にエッグマンに激震が走った。ザ・ビートモーターズが新たな挑戦として企画するシリーズライブ「ノリノリバトルシリーズ〜ザ・ビートモーターズからの挑戦状」の初日ゲストになんとあの奥田民生が出演することになったのだ。

チケットはもちろんソールドアウト。開場してすぐに溢れんばかりの人が集まった。この日のイベントを知らない人もeggmanの看板に記された2つの出演者を見て立ち止まる。たった350人というキャパシティでは贅沢すぎる共演はオンタイムでスタート。まずは挑戦状を叩き付けられた奥田民生が登場。ライブは正に圧巻の一言。eggmanが完全に奥田民生ワールドに包まれた。ずっと聞いていたい。そんな気持ちが体の中に染み渡っていた。おそらく会場にいた350人すべての人がそう思っていただろう。そしてついに挑戦状を叩き付けたメインアクトであるザ・ビートモーターズの登場。「ばらいろの世界」「ジェット先生」と彼ららしい始まりで幕を開けたステージは、会場全体をいきなり虜にした。彼らから放たれるパワー・存在感は圧倒的で、会場内の熱気は益々ヒートアップしていった。全15曲にも及ぶロングステージにも関わらず、彼らのステージングとどこか懐かしいROCKなサウンドは時間が過ぎる事を忘れさせる。あっと言う間にラストの「ギター」を迎えた。本編終了後には鳴りやまないアンコールの声援。アンコールではこの日らしいプレゼントで奥田民生が再登場し、「イージュー★ライダー」をコラボ。奥田民生という大先輩がライブを行った後で委縮してしまうかと思いきや、まったくそんなことを感じさせることのない素晴らしいライブであったし、ラストにまさかのコラボまで行った今回のイベントは、ツアー初日にふさわしい最高潮の盛り上がりの中イベントは終了。通常では絶対に成立しないようなスペシャルな夜、30周年を迎えたeggmanに新たな歴史が刻まれた。シリーズ企画ツアー初日、そしてゲストに奥田民生という高いハードルを乗り越えた彼らの挑戦は続く。

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