ー eggmanマンスリーマガジン初登場ということで、まずはバンド結成の経緯から教えてください！
石森 龍乃介(Vo)：全員専門学校で出会って結成しました。木立(木立 伎人 (Gt))と阿部(阿部 優樹 (Dr))と肥田野(肥田野 剛士 (Ba))が3人で別のバンドを組んでいて、そこに俺と伊佐(伊佐 奨 (Vo/Gt) )が入ってMellow Youthになりました。
ー バンド名の由来は？何かコンセプトを持ってスタートしたんでしょうか？
伊佐 奨(Vo/Gt)：ボーカルがキャラクターの違うツインボーカルだったり、曲調もジャズっぽい曲調もあれば、ロックに振り切った曲もあるので、その二面性やコントラスト感が伝わる名前にしたかったんです。
石森：「Mellow」と「Youth」でヤングアダルト的な言葉の並びで決めました。
ー 音楽を始めたきっかけ・影響を受けたアーティストは？
石森：BUMP OF CHICKENやASIAN KUNG-FU GENERATIONが好きで、よく聴いていました。最近の自分の中のテーマとしては、男版宇多田ヒカルみたいなところを目指しています。
伊佐：兄の部屋にあったAqua TimezのCDがきっかけです。部屋にギターもあったので、影響されるがままにのめり込んでいきました。
ー「Trash?」はどんな作品になりましたか？
伊佐：「Trash?」は紙くずとかゴミくずという意味なんですが、これは果たして本当にゴミなのかな？捨てていいのかな。という意味ではてなマークを付けました。曲は楽しげだけど、ちょっと物悲しさというか、日本人独特の憂いみたいな部分は意識して作りました。
ー Mellow Youthの印象をガラッと変えてくれるような曲ですね。
石森：そうですね。Mellow Youth感を残しつつ、新しいことをやろうっていうところがスタートだったので、ライブの景色を思い浮かべながらあれこれ試行錯誤して2人で落とし込んでいきました。よりお客さんと一緒にライブハウスで楽しみたい、踊りたいっていうのがあったので、2人でテンション上がる曲を聴きながら歌入れして、結果的にいい曲になったので、かなり手応え感じています。
― 歌詞もこれまでの楽曲ではあまりなかったようなメッセージ性を感じます。
伊佐：生きている中で思ったこと考えたことしか歌詞に出来ないので、思ったことをそのまま、今を大事にしてもらいたいなって思いながら書きました。何かに疲れたり悩んでいる人に、そんな時も大丈夫だよって言えるような、応援歌的な曲だとも思っています。
ー M2「ダリア」はMellow Youthらしい楽曲だなという印象でした。
石森：バラード寄りの曲なんですが、バラードが一番自分たちの色を出しやすいというか、自分たちらしさが伝わりやすいのかなと思っています。そもそも俺がバラード専みたいなところもあるんですよね。
伊佐：ツインボーカル久しぶりだったね。3年ぶりの歌録りでした。
ー 歌の割り振りは曲を作る時に決めているんですか？
石森：今回はとりあえず2人とも歌えるようにしておいて、REC当日の最後の最後で割り振りを決めました。いつもはデモの段階で決まっている事が多いんですけど、デモの感触とレコーディングした時の感触、バンドメンバーが演奏すると全然変わってくるので、それに対してどっちが歌えばいいものになるのか、ギリギリまで迷っていましたね。
― 作詞の部分で意識した事はありますか？
伊佐：松尾潔さん(音楽プロデューサー/作詞家)の、大人の大恋愛のような歌詞が素敵だなと思って、その表現の方法を意識しながら、自分の曲にも取り込めればいいなと思って書きました。
－ ここを聴いて欲しい！的なポイントがあれば教えてください！
石森：自分の歌で言ったら、「Trash?」のAメロがかなり気に入ってます。ふわっと、軽やかな感じで気持ちよく歌っていて1番と2番のメロディーが絶妙に違うんですけど、バランスが綺麗だなと思うので聴いてほしいです。「ダリア」はもうとにかくサビかなと。面白いですよね。歌い方とかも含めて。
伊佐：「ダリア」は１サビと２サビで俺と石森がそれぞれ歌っているので、キャラクターの違いが1番分かりやすい気がします。
－ この２曲をセットでリリースするのは意図があったんでしょうか？
伊佐：このコントラスト感が自分たちらしいんじゃないかと思っていて。
石森： 2曲の違いが聴きどころですね。その楽曲のキャラクターというより、詞の中のキャラクターがとにかく濃くて。2曲しか入ってないのに、分厚い作品になったと思います。
－ 最近ライブもパワーアップしているように感じます。ライブにおいて大切にしていることはありますか？
伊佐：ライブハウス全体が一つの大きな塊になれるような歩み寄りを意識してます。
石森：ステージとフロアの高さも関係なく、みんなと「友達になりたい」みたいな気持ちでやってます。最近ライブがどんどん熱くなってきていて、パッショナブルな、生きるのを消耗してる感じがめちゃくちゃ楽しいです。
－リリースツアーも控えていると思うのですが、どんなツアーにしたいですか？
石森：もちろん聴かせる曲もたくさんやると思うんですけど、みんなでひとつになってドカンと盛り上がるツアーにしたいですね。
－ツアーで楽しみな事とかはありますか？
石森：絶対飯って言うな（笑）
伊佐：たこ焼き。手羽先、、、
石森：たこ焼きと手羽先はもう大丈夫じゃないですか。もっとこう、掘り下げたいっすよね。B級グルメ。なんで飯の話になってんだよ（笑）
東名阪と大好きなミュージシャン達を対バンに迎えてのツアーなので、必ず来てほしいですし、そんな日のMellow Youthをぜひ目撃してほしいです。
－ライブ繋がりでeggmanでの思い出ありましたら聞かせていただきたいです。
石森：去年9月のイベントをインフルエンザでキャンセルしたっていう大反省がありますね。でもそのリベンジで年末イベントに出演させてもらったりして、大好きな場所に少しずつなっていっています。最近eggmanって聞くと、すぐに「出たい！」って言っているので、ここから更にドカンと激アツでやらせてもらいます！
－これからもよろしくお願いします！最後に読者の皆さんにひとことお願いします！
石森：Mellow Youthに興味を持っていただいてありがとうございます。僕らの成長を今後も見守っていただければ嬉しく思います！
2024年4月17日(水) Release
digital single「Trash? / ダリア」
【ライブ情報】
「Trash? / ダリア Release Tour」
2024年5月16日 愛知 名古屋 ell. SIZE
2024年5月17日 大阪 心斎橋 Live House Pangea
2025年5月29日 東京 新代田 FEVER
＊ゲストあり予定
OPEN/18:30予定 START/19:00予定
ADV¥3,000+1d DOOR¥4,000+1d
Ticket : https://eplus.jp/mellowyouth/