―eggmanのYUMAです。今日はよろしくお願いします。インタビューするつもりでいろいろ考えて来たのですが、某N社さんのサイトで聞こうと思っていた事をすべて聞いてくれているので、eggmanのマンスリーらしく、僕らしか聞けない事を聞いていこうと思います。なのでガンガンふざけてもらえると!
武井:おっけーい!(アディムの方を指さして)顔死んでますよ!
アディム:はい!すみません!
一同:(笑)
武井:なんか態度がいつもと違うな!
アディム:知ってる人だから気を張れない。
―知り合いだからこそのお話を聞かせてもらえればと!
武井:お酒飲んでたら良いんじゃないの?
―じゃあ買ってきますか?(笑)
武井:買って来ても良いけどみんな大丈夫なの?(笑)
山崎:お前バイクだろ!
―じゃあ普通に始めますか。ではまずバンド結成の経緯を教えてもらえますか?
一同:えええぇぇ〜〜〜??(笑)
武井:さっきeggmanらしくって言ってたじゃないですか。
―派生していくので!アディムはどうやって入ったとか、他の雑誌よりもっと深く聞いていければなと。
アディム:浅いよ?その話。
武井:バイトを紹介したんです。
―バイトを紹介する前に出会ったきっかけはなんですか?
武井:居酒屋に飲みにいったらアディムがいた。
―友達の友達とかで?
武井:全く知らない人。でも俺もアフロだったから。
アディム:誰でもしゃべるみたいな雰囲気の居酒屋だったから。
武井:高円寺の居酒屋なんですけど、そこにアディムがいて、良いアフロですねって。話しかけました。
アディム:俺がザ・クロマニヨンズのTシャツ着ててツッコんできたんだよ。
武井:えー?着てなかったよ。
アディム:本当にザ・クロマニヨンズ知ってるの?って言われたもん。
武井:その後、mixiでアディムがバンドの写真載せてて、こいつギター弾けるんだみたいな。
―その時はアディムはバンドやってたの?
アディム:やってない。イラストレーター目指してたから。
―あーあー!それ某N社のサイトに載ってました(笑)。アルバムのジャケットも書いたんでしょ?
アディム:違うから!ちゃんとそのインタビュー読んで!(笑)今までのジャケットとかTシャツとかはデザインしてるけど、今回は違う人に頼んだの。
―すみません。詳しくはそちらのサイトを見て頂きましょう!(笑)Czecho No Republicの結成の最初の頃を思い出すと、武井さんがeggmanの事務所の個室でレコーディングしてたなーと。
武井:懐かしい!お風呂でもレコーディングしてた。
―仕事してると奥の部屋から声が聞こえてきましたもん。The Mirrazの畠山さんに見てもらってましたよね。あの時はアディムとは出会ってたんですか?
武井:出会ってた。けどバンドの話とかはしてないですね。
―アディムが入る事になったきっかけは?
山崎:アフロで左利きだから入れようって事になったのに、初めてのスタジオの日にアフロじゃなくなってた。
武井:アフロで華があって最高だなと思ってたのに、変なスイッチが入ったのか、めちゃめちゃ短くなってて…お前〜!!って。
アディム:俺は気合いを入れるつもりで切ったのに。。需要と供給があってなかった。
武井:逆に当時俺がアフロだったから良かったですけどね。2人もアフロいたらブレたかなって今は思います。
―そうかもしれないですね。アディムはバンド始めてみた訳だけど、どんなギタリストになりたいの?
アディム:ギタリストっていうよりはパフォーマンス?
―マスコットキャラみたいな?
アディム:もちろんギター弾くけど、視覚的に目立てる存在になりたい。
―その割にチェコはみんなライブで照れてるな〜って思うんですが。。
武井:eggman以外では調子いいんですけどね。なんかeggmanだとそういう感じのライブが多いです。何故なんだろう。次、期待してて下さい。(笑)
―MCとかは特に照れてる印象があって…
武井:YUMAくん的には嫌なんでしょ?パッとしねぇな〜みたいな?
一同:(笑)
―そこまで言ってないですけど、武井さんが照れてて、アディムに振るとアディムも照れてるみたいな。
武井:嫌なバトンの渡し方だね。グデグデのまま渡すっていう。
山崎:ホームというか、自分達のお客さんが多いとそういうことはないんですけどね。なんか言っても響かない時はアディムに助けを求めちゃうんで。
アディム:早く緊張しないようになりたい。
―良い緊張感があれば良いと思いますけどね。ツアー回って成長して来て下さい!さて「Maminka」をリリースした訳ですが、1つ聞きたいのが「絵本の庭」と言う曲にすごく低い声入ってますよね?
武井:入ってる入ってる!
―あれは誰の声なんですか?笑
八木:おれおれ!
―普段コンポで聞いてるので、イヤホンで聴いた時に低音がすごい来て…。(笑)
武井:低い声は全部八木ちゃんです!
―ボーカルの声の重なりがとても心地いいですよね!
武井:奥行きがでるというか、俺の声が高いんで低い声も入れて声の層をつくろうと。
―それが聞きやすくなってる工夫なんですね。今回のアルバムはすごくキラキラしてて、ポップなアルバムだなという印象が強いですが、どんな時に曲を作ってるんですか?
武井:家にいる時に集中して作ってますね。一歩も動かないです。
―アルバムのコンセプトを決めて曲を作ってるんですか?
武井:そんな事もないですよ。曲を作って集めただけ。これが今のチェコですよっていう感じです。この4人で出来る「今」が詰ってます。
―アルバムをリリースしてみてどうですか?
武井:もっと…騒いで良いんじゃないかなー?
一同:(笑)
武井:もっと来るかなーって。
―僕個人の意見だと騒がれ始めているイメージはありますけどね?
武井:意外と俺らまでは届いていないというか。もうちょい爆発するかなって思いました。引っ張りだこかなって出したときは思ってました。
―(笑)メンバー的にはアルバム出した実感がないってこと?
武井:実感はあります。地方とかのお客さんも増えたなーと思います。
―CD屋の展開も普通より長く感じますけどね。
武井:なんか大人の人が気に入ってくれてるイメージはありますね。そういう人からの声は耳に入ってきます。お客さんは「あたしは好き!」っていう印象なのかな。だからもっと自信もっていいよ!いいから!って言いたいですね。あと一歩足りないのかな…。「あたしの中のチェコ」で止まってる気はします。
アディム:そういう印象ありますね。
八木:僕も感じますね。
アディム:なんかクラブのママとかが良いって言ってくれたら自信になる。
― 大丈夫?(笑)その例え面白い?(笑)
武井:チェコってバンド良いのよ〜って?
一同:(笑)
山崎:それ大御所っぽいな。
武井:ってかその層はないだろ。
一同:(笑)
武井:まぁCD出てからそんな時間も立ってないんでライブもしっかりやっていきたいですね。来年は夏フェスにも出たいんで多くの人と戯れたいです。
―良いですね!夏フェスはどこに出たいとかあります?
武井:どこというか、野外でやりたいという気持ちが強いですね。これはバンド組んだ時から思ってるので。
―野外でやりたいという理由は?
武井:なんだろ〜。野外好き??
―雰囲気的には絶対合いますよね。森と青空のイメージがピッタリですもんね。
武井:それにもっとみんな気づいてくれると良いんですけどね。かなりのフェス要員のバンドですよ!(笑)
アディム:早く見つけたもの勝ちだよ!
―めっちゃ強気ですね。
武井:出してよかったって言わせますよ!野外だったら照れないし。
一同:(笑)
アディム:野外だったら照れなさそう。調子乗るかもね!
武井:野外もそうだけど海外にも行ってみたいですね!
―おお!いいですね。アディムもブラジル出身だし!アディムはブラジルにいたときは何してたの?
アディム:○○○をしてました。
武井:その話はやめろ!(笑)
アディム:今日もタクシー乗ってたら運転手さんに何人ですか?って聞かれました。
武井:まっすぐな質問だな〜。
―他の雑誌聞かなそうだし、アディムのプロフィール教えてくださいよ。
アディム:ブラジルのサンパウロ出身で日本に来たのは20歳の時で、マオラという姉とセペオっていう兄がいます。マオラはこの間結婚しました。
武井:みんなブラジル人って信じてくれないんですよね。こんなアフロなのに。
アディム:この頭も天然パーマなんですけどね。全然信じてくれない。
―後で何センチあるか計らせて下さいね!(笑)
武井:もっと売れてアディムがブラジル人だってことをライブとかテレビで公言したいですね。
―まずは紙面からという事で掲載させてもらいます。ちょっと気が早いですけど、次のアルバムのイメージとか出来てますか?
武井:ありますよ!大まかなイメージはもちろんあるんですけど、まだそんなに大部分は見えてないので、この4人で出来るギリギリの所までやっていけたらと思いますし、今回リリースした「Maminka」でもいろいろ学んだので、そこも活かしていければ良いなと思います。
―次の作品も期待してます。本当にいろいろなお話ありがとうございました!
一同:ありがとうございました。