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ReFrain ReFrain interview
- SPECIAL -

ReFrain ReFrain interview

今、出したいモノ、言葉、曲、それを詰め込んだと言い切る1st Full Album「ReFrain ReFrain」。

バンド名と同じく、いつまでも色あせる事なく心に生き続けるであろう今作について語っていただきました。

Talking Partner : TATSUKI

——ReFrain ReFrainさん本誌初掲載ということで、自己紹介からお願いいたします。

中村禎(禎):Vocal.Guitarの中村禎です。よろしくお願いします。

吉田啓一(啓):Guitarの吉田啓一です。よろしくお願いいたします。

——2016年結成ということなんですが、結成の経緯を教えて下さい。

禎:はい!いきます!

一同:(笑)

禎:元々高校の時にやっていたバンドのメンバーなんです。一緒に上京してきたんですが、方向性の違いがあって僕が抜けてしまいまして、そこから7年連絡を取っていなかったのですが、僕が以前のバンドを解散する頃から連絡を取るようになりました。そこから話していくうちに昔から変わっていない気持ちの部分や音楽をやっていく心持ちがお互いに合致して、一緒に活動していくことになりました。

——どちらから一緒にやろうと声をかけたんですか?

禎:僕からですね。連絡を取るようになってからギターバーに行ったりしながらお互いの想いを熱く話すようになって、その中で、啓一から「僕がベースだったら一緒にやれるのにな」って言ってくれたんです。上京してからも自分はギタリストとしてずっと活動してきていたので、新たに作るバンドにはギターは自分だけと思っていたので、パートが違えばなって。その時に「僕が歌えばいいのか」って思ったんです。ずっとメンバー探しもしていたのですがなかなか見つからなかったのもあって。自分が努力して頑張って歌えれば一緒にやれるんだって思って、その道を選びました。

——一緒にやろうと言われた時どう思われましたか?

啓:メンバーを探してる中での悩みも聞いていたので、その中で僕を誘ってくれたことも嬉しかったですし、音楽に対する気持ちとか情熱は7年前から変わってなくて、「ボーカルをやる」とまで言ってくれたので、僕に迷いはなかったですね。

——敢えてユニットという形をとった理由はなんですか?

禎:今回の音楽活動の一番の目的は「自分の音楽を伝える」ということなんです。メンバーがたくさんいてくれると、プラスに働く意見ももちろん沢山あるんですが、自分が表現したいものが明確にあったので、最小人数の2人でしっかり形にしていけるんじゃないかという想いがあったのでユニットを選びました。本当に気心も知れていて熱い想いをもっているのも理解し合えている関係なので、そういうメンバーが一人いてくれるだけで僕にとっては十分だなって思えて。

——なるほど。そして第一作目となるアルバムが11月にリリースされますね。フルアルバムを選んだ理由はなんですか?

禎:最初はシングルでいきたいなという気持ちもあったんです。でもそのシングルだけで自分たちの印象が決まってしまうのもなんだか納得がいかない部分もあって、それだったらアルバムにしようということで急いで楽曲制作に臨みました。

——フルアルバムに対するコンセプトみたいなものはあったんですか?

禎:結成して早い段階でアルバムの制作が決まったのですが、今回は「今自分たちが伝えたいコト、言葉、曲」を全部詰め込んでみよう、というところから始まりました。結果的に、それぞれの曲の歌詞やストーリーに、自分たちが見いだせた希望を散らばらせていますね。

——歌詞はお二人で書かれているんですよね?

禎:最初の発信は啓一が多いですね。

——最初に歌詞を発信する時のインスピレーションは、何を基にされてるんですか?

啓:全部、自分の想いや経験から、仮の歌詞として提示しています。幼なじみなので、自分の想いの深い部分まで話せているので、そこも含めて汲み取ってもらっている感じですね。

禎:啓一が書いてきた歌詞を見て「あーあるある!」って思えることもやっぱり多いですし、それに自分の想いや経験もプラスして自分の言葉にしていっていますね。

——アレンジやサウンド面はどういう風に進めてるんですか?

禎:最初のデモがあがった段階で、弾き語りで成立しない楽曲はアレンジすら進めずにボツにしてしまうことが多いです。ようやく曲が上がったら、キメやブレイク等の曲をより活かすアレンジに出来るように心がけています。

——今作で思い入れがある楽曲はありますか?

啓:「HAPPY RAINY DAY」という曲は一緒にバンドをやっていた高校生の頃の楽曲です。アレンジもし直して歌詞も書き換えているんですが、この曲はその時の想いが思い出されて、演奏する時は初心に戻れます。

禎:僕は「流星と一瞬の君」ですね。この曲はアレンジや歌詞を固めるのにとても時間を懸けて、最後に出来上がった曲なんです。「辛い」とは違うんですが、それに似た産みの苦しみを感じながらできたっていうのと、自分でベースも弾いているので、特に思い入れがあります。

——そして11/22に渋谷eggmanにて初ワンマンライブが決まってますね!どんな日にしたいですか?

禎:もう、、、もう、、、もう!早く聴いていただきたくて、毎日眠れなくて興奮で目が覚めてしまうんですよ。そのぐらい伝えたいって気持ちと、演奏したいという気持ちがあふれていて、僕自身凄く楽しみにしています。

啓:とにかく自分が楽しみたいという気持ちと、初めて見て下さる方もいっぱいいると思うので楽しかったって言ってもらえるような日にしたいです。

——ワンマン以降も、その先の展望もあると思うのですが、どんな活動にしていきたいですか?

禎:まだ手探りな状況ですし、みなさんの感想等も聞けていない状況ではあるんですが。とにかくCDでは優しい印象だとは思いますが、ライブでは心に秘めているROCKな気持ちを押し出していきたいと思っています。優しさと毒の両方を持ち合わせたそんなユニットを目指していきたいと思います。

啓:ライブに来てもらったら楽しめるようなものを目指していきたいですね。CDでの印象をライブではガッツリ崩したいなと思ってます。

——今回の作品を聴いて下さる方にメッセージをお願いいたします。

禎:今このインタビューを読んで下さってる方々、きっと何かのご縁だと思うのでぜひ一度聴いて欲しいです。インタビューを初めて見てそのままCDを買うって方はなかなかいらっしゃらないとは思うんですが、絶対に良いと思ってもらえる自信があるので是非聴いて欲しいです。それだけ情熱を込めたアルバムでありますし、前向きな気持ちになれると思いますのでよろしくお願いします。

啓:二人の気持ちが詰まった作品になっています。歌詞も日常で経験したことで、きっと共感もしてもらえると思うので、皆の日常にReFrain ReFrainの曲が11/23からずっとあって欲しいです。

——最後に、この作品を敢えて漢字一文字で表すとしたらなんですか?

禎:きたー。なるほど。そうですね。
うーん。…。
あと10秒下さい。

…。ReFrain ReFrain….ReFrain ReFrain….

ありふれてるかもしれませんが「光」ですね。

2人でユニットをやるというところに繋がるのですが、メンバーが多ければ多いほど、僕はきっと誰かに頼ってしまうと思うんです。その中でこのアルバムの製作に入って、初めて光が見えたんです。その光を言葉や音、色々な箇所に散りばめた作品になっているので。

「光」です!

——ありがとうございます!

禎:聴こえはポップスですが、気持ちはROCKなので、よろしくお願いします!