塩澤:こうやって真面目な感じで対談するのは緊張しますね笑。
武井:たしかに笑。飲みながらとかでやればよかったね。
―一応今回は真面目にいきましょう笑。今回のイベント非常に面白いと感じましたが、なぜこの2組が!?という疑問も同時に生まれました。まずはお二人の出会いから伺いたいです。
武井:2年前くらいに飲み会に呼ばれていったらいたって感じですね笑
塩澤:僕も別の人からその飲み会に呼ばれて。そこで初めましてって挨拶をしましたね。その飲み会で明らかに優心さんと絆が深まった瞬間があったです。酔いが回って周りの人に絡んでいる方がいてその隣が優心さんで。結構大変そうだったので僕も隣いきますよって言ってその方の隣を交代しながらお相手をしていたんです。1,2時間してそしてその方が帰った瞬間に二人でハイタッチしました笑。
―ようやく二人で楽しく飲めると。
武井:いや、任務完了したって感じで僕もすぐ帰りました笑。
―まさかの帰宅笑。でもその方がいなかったらもしかしたらお二人はここまでの仲にならなかったかもしれないですね。
塩澤:もしかしたらそうかもしれないですね。
武井:第一印象は怖かったもん。
塩澤:いや、僕もですよ。すごい偏見で僕がひねくれているから悪いんですが、バンドマンってチャラいんでしょって最初思ったんです。普段バンドマンの方々に会う機会もあまりないから。でも話したらめちゃくちゃ良い人で安心しました。逆に僕の第一印象も怖かったんですか?
武井:だって表情一個しかないから笑。ずーっと固定された同じ表情。
塩澤:そんなことないですよ!
武井:でも飲み会の乾杯とかでもすごく盛り上げてくれて、やっぱ芸人さんってすごいなぁって思いました。
―そこからまた一緒に飲んだりで仲が深まったんですか?
武井:いや、その後しばらく会えていなくて、ライブにお誘いしたのがきっかけですかね。
塩澤:六本木でのライブに行かせていただきました。
武井:ライブ中ふと二階を見たら塩澤さんいるのがすぐにわかったんです。
塩澤:あんなに人がいるなかでそんなことあります!?
武井:違和感半端なかった笑。しかもやっぱ表情一個で笑。武井:楽しんでないなーって思いましたよ。
塩澤:めちゃくちゃ楽しかったんですけどね。
―そのライブが2017年末だったかと思うので、そこから1年以上の時が経って、今回一緒にイベントを行うまでに至った経緯が知りたいです。
塩澤:実は一緒になんかやろうよっていうのはそれこそ2年前に飲み会で初めて会ったときから言ってくれていて。
―武井くんはあまり覚えていないような反応ですが。。。
武井:言ったような気はしています笑。
塩澤:そのときに曲を作ってくださいよって言ったらいいよって言ってくれて。でもそこから2年経っちゃいましたね。
武井:のらりくらり上手く逃げていたんですけどね笑。
塩澤:ずっと逃げてましたよね。飲みの場ではいいよとは言ってくれるのに。
武井:SALTY’sのやっている音楽と僕が作る音楽が合うかなとか、SALTY’sの良さを引き出せるかなって思うとなかなか踏み込めなくて。まぁあとは単純にめんどくさかった笑。
塩澤:ちょっと!!!完全に後者の理由が大きいでしょ。
武井:まぁそれは冗談として、SALTY’sって音楽的にもかなりレベル高いんですよ。楽曲も含めてクオリティめっちゃ高いのにメンバー自身がそれに気付いてないんですよ。バカなの?って笑
―武井さんのSALTY’sへの評価はすごく高いってことですね。
武井:そうです。だからちょっと楽曲提供には不安があって。
塩澤:そういうことなんですね。めちゃくちゃ嬉しいことを言ってくれました。実は今回イベントもそうですが、ようやく優心さんに曲を書いてもらっているんです。まだ完成はしていないんですが、すごく良い作品になりそうです。メンバー一同めちゃくちゃ喜んでます。ありがとうございます。
武井:普段飲んでいるグダグダな姿しか見せてないのでようやくアーティストとしての俺を見せることができましたかね笑。逆にこの前SALTY’sの演劇を見させてもらって感銘を受けましたね。演技も上手いし、すごい良い舞台でした。普段仲良くさせてもらっているのがちょっと恐れ多くなるくらい。
塩澤:えっ、そんなに褒められるとは思ってなかったです。ぶっちゃけ演技は誰が一番上手かったですか?
武井:全員上手かったよ。全部が上手かった。
塩澤:塩澤って言ってほしかったな笑。
武井:いや、本当に全員上手かったんだよ。プロってこういうことなんだなって思わされた。
塩澤:ありがとうございます。
―お二人はこうやって自分のメインフィールド以外の活動にも積極的ですよね。お互い意識する部分などありますか?
塩澤:意識するというか、すごいなって思うのはCzecho No Republicっていろんなフェスにも出たりとか、バンドとしては確固たる地位を築いているバンドなのに演劇とかにも挑戦するところですね。僕らと2マンとか普通やらないじゃないですか。言い方は悪いですけどなんで!?って思います笑。
武井:なんでって笑。
―Czecho No Republicは何でも屋というイメージがありますね。
塩澤:ずっと思っていたんですけど、優心さんって感覚がきっと芸人さんなんですよ。
武井:芸人さんのバイタリティーにすごく魅力を感じますね。頭の回転良いし、人として中身が濃いイメージがあって。
塩澤:ずっと思っていたんですよ。変な人だなって笑。
武井:いやいや、塩澤さんもかなり変人ですよ。体験談とか語るときにこういうことってあるじゃないですかっていう話の導入部分で共感できないこと多いもん笑。
塩澤:笑。この前飲んだときも変になりたいっていう話で盛り上がりましたよね。お互い自分のことは普通だと思っていて、お互いのことを変だと思っているっていう。
武井:俺たちの共通点かもだね。変って言われることが嬉しいんですよ。変人に憧れてる。
塩澤:お互いの変なところを言い合ってそれで良い気分になるという飲み会笑。
―それは十分二人とも変ですね笑。
塩澤:ありがとうございます笑。今回のイベントも優心さんが無限大ホールに立ちたいっていうところから始まってますからね。やっぱ変ですよ。バンドマンで無限大ホールに立ちたいって人いないでしょって。
武井:いや、みんな立ちたいって。
―やっぱ芸人さん気質なんですかね。
武井:憧れの場所だもん。立ったことあるかどうかで男の器のでかさ変わるでしょ。
塩澤:変わるかっ!
―でもかなり貴重な経験ですよね。バンドマンで無限大ホールに立ったことある人は相当少ないでしょうし。
武井:確かにそう考えるとちょっと怖さもあるなぁ。
塩澤:でもトークイベントに関しては僕の方が怖さがあるかもです。自分のメインフィールドなので失敗できないプレッシャーというか。
~ここでCzecho No Republicの砂川が乱入~
武井:良い空気で進んでたのに笑。
砂川:そんなこと言うなよ!
塩澤:今話していたトークイベントの怖さの根源が砂川さんなんですよ。砂川さんってCzecho No Republicの中でいじられキャラじゃないですか。僕もSALTY’sでそういう立場なので2組8人で並んだときに全員砂川さんをいじったら僕の立場がなくなるんですよ笑。
―そういう怖さなんですね。
砂川:この前の写真撮影の時も集中砲火が半端なかったですよね。
塩澤:SALTY’s全員砂川さん大好きなんですよ。
武井:いじられてる時めっちゃ生き生きしてたもんね。砂川さんって0を1にできないけど、1を10にすることができるんで。
砂川:まさかの褒め。ピンチはチャンスだから。
武井:でも一人では本当になにも生み出せないよね笑。
砂川:うるさいわ!
塩澤:やっぱこういう部分が芸人さんっぽいですよね。
―トークイベントも楽しみですね。
~ここでSALTY’s塩村が乱入~
―塩村さん今回のイベントへの意気込み伺えますか?
塩村:まずは楽しみだなっていうのが大きいですが、あとはこういう機会をもらえてありがたいなっていうのが強いですね。
塩澤:そうだよね。僕らみたいなエアバンドと対バンで一緒にイベントを作ってくれるバンドなんてそうそういないもんね。
武井:そうかなぁ。めっちゃ楽しそうだけどね。メンバーにも楽しそうだからやろうよって言ったし。
砂川:確かに。でも本当に楽しみ。今までにはなかったイベントになりそうだよね。
塩村:トークイベントでチェコさんの身ぐるみ全部はがしてやりたいですね。
塩澤:タカハシマイが丸裸になる可能性ありますね笑。
砂川:絶対ないでしょ笑。
―こうやって対談に立ち会わせてもらって思いましたが両日とも本当に面白い1日になりそうな予感満載ですね。
塩澤:トークイベントのほうは僕らがしっかりと引っ張って、ライブイベントの方はチェコさんの胸を借りさせてください。
武井:とにかく楽しもう。お客さんにも楽しんでもらえたらいいなぁ。