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井上苑子のコラム”のぞきみ。”
- SPECIAL -

井上苑子のコラム”のぞきみ。”

9月ですな〜。
夏って終わるの早いよねって友達とかが言ってても、私自身思ったことなくて、
別にどの季節も同じぐらいだと思うけどなぁと思ってたんだけど
今年は流石にイベントごとがなさすぎて
プライベートでの思い出もないし、
ライブは自分のイベントで大きいのが一本。
それ以外はほとんど家と事務所で過ごしてたから、景色も変わらず、
思い出すものが少ないと
あっという間だったなぁと感じます。
今年の8月は、やっと、
お客さんの前で歌うことができました。
「いのうえ夏祭り2021〜Inoue Collection〜」
去年は配信だったいのうえ夏祭り。
配信でももちろん全力でやる!と決めていたけど
一人で向き合って、気持ちを乗せるのってとても難しかったことを学びました。
今までも一人の空間で歌うことが苦手だったのですが、去年の夏祭りの反省点を踏まえ、
今年に入ってから、一人で歌う時間をとにかく増やしました。
一人の空間で歌うのって、誰に向けて歌っているのかわからなくて、苦手だったんです。
自分自身と戦いながら歌う”歌”、になってしまって、、声も出ないし、息も吸えない。わからなかったんです。
今年に入って最初方の練習は気持ちよくなれなかったんだけど
だんだんどうやったら自分が歌に入れるかがわかってきて、日に日に、昔の気持ちを思い出したのです。
ただただ、歌うことが好きだったときの子供の頃のような気持ち。
それからは戦いつつも、
自分のマインドコントロールというか、
歌に対して、自分と戦う!というよりも、
言葉を優しく、包み込むような歌を歌おうって
ナチュラルに思えたのです。
何があったのかも私にはわからないけど
とにかく、、向き合う時間と、心に余裕が持てた自分が解決してくれた感じがしました。
まだまだなところも沢山ありますが、
自分自身もこれからの自分の歌が楽しみだし、
自分に落ち込まないように、今後も沢山練習して向き合いたいと思います。
見ていてください。