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ЯeaL RyokoのЯesearch症候群!
- SPECIAL -

ЯeaL RyokoのЯesearch症候群!

eggmanをご覧の皆さんこんにちは、ЯeaLのVo/Gt.のRyokoです。
『ЯeaL RyokoのЯesearch症候群!』ということで、私Ryokoが気になるものがあれば探し集めてお届けしていくコーナー!
9月になり、夏がもうそろそろ終わりを迎えるそうですがみんなは元気ですか??私は少しだけ元気がないです。笑
今月は少し重めの話をします、あまりハッピーではないので苦しくなった人は私たちの音楽を聞いて心をリラックスしてまた来月、このコラムに遊びに来てください。笑

何故かというと先日発表になりました『ワンマンツアー全日程延期』これにつきます。
流行当初より数倍、数十倍にも膨れ上がってる感染者数と守れない命。ワンマンを組んだ時にもオリンピックが本当に始まってしまえばこういうことになるんじゃないかな、そうなった時オリンピックが終わった後の方がライブや音楽がしにくくなるんじゃないかな、って漠然と考えてはいたけれど、本当にここまで酷く取り返しがつかない一歩手前、になると思ってなくて。
8月は一日中コロナに気をつけて引きこもって誰とも会わない、ЯeaLの用事以外は外出しない、ワンマンに向けてボイトレにも通ったりお家で体作りしたり、届けたいこと伝えたいことを整理して曲にしたり言葉にしたり。そうして過ごしている中で、この毎日寝て起きて目が覚めた時にはまた悪くなる世の中の現状とも向き合って、本当にライブをやっていいものかどうか、悩み始めて。
政府からの要請もないからやれる状況だからやっていいんじゃないか、とも思ったし。やらない理由よりやりたい理由の方が多かった。私自身ワンマンを希望に生きてたわけで、皆もきっと同じだったわけで、その希望を誰の指図とか仕方ないとかじゃなく自分たちの判断で希望を失くさないといけない、それが一番辛くて。正直今この現状でいろんな意見があると思うけど有観客でライブできる事自体が私的には間違っている気がして。誰が悪いわけでもないしやってる人が間違ってるわけではないけれど、東京に住んでいて街が世の中が息してないのが分かる。たくさんの命がたくさんの仕方がないと天秤にかけられて奪われてしまう毎日の中で、命と天秤にかけてライブやみんなの毎日を最後の最後まで守り切れるのか、失ってしまったら元も子もないのではないか。
本当に本当にいろんなことをずっと考えて考えて苦しくてどちらも間違いな気がして、悩んで悩んで、そして延期を決めました。本当は大阪名古屋だけキャンセルして東京を無観客でやろうとか、考えてたんだけどこのツアーは"会いに行く"、"顔を見て目を見て伝えに行く"そんなツアーにしたかったのでそれもやめた。キャンセルで無観客でやるのもどうしてもできなくて、だから必ず会いに行くという意味で"延期"にしました。

それに伴い先日のツーマンライブは前日に出演キャンセルのお知らせになってしまって。私たちが、私がギリギリまで決められなかったから沢山の人に迷惑をかけたと思うしきっと楽しみに待ってくれてたみんなにとても悲しい思いをさせてしまったと思う。本当にごめんね。

ライブを延期する、と決めたのは私自身で、その選択は間違いではなかった、と思うのに、落ち込んでしまってみんなの悪者になってしまったんじゃないか、守るための決断が本当は刃物だったんじゃないか、とかそんなことを考えてしまったり。でも命に変えられるものはないな、と考えたり、今でもまだこの決断が正しかったのかどうかはわからないのだけど。
でも落ち込みまくって泣きじゃくって今思うのは、私よりもっとたくさんの人が傷ついてこんな世界に嫌気がさして逃げ場がないと思うから、何処からでもどんなタイミングでも私は届けたいな、と少し思える様になってきて、また曲作りを始めました。
ワンマンのため、じゃなくて、これを読んでる君のため、そこで泣いてる君のため、そしてどうしようもない毎日から逃げたい君のため、に。
その音楽を届けて聞いてもらうためにもどうか、どうかみんなは生きていてほしいし何かあったら私が悲しいので本当に健康で無事でいてほしいです。

ほんとの気持ち、というか、飾らない今の言葉を書きたかったので嫌な気持ちになってしまった方、ごめんね。不甲斐ないボーカルですまない。でもそれでもこの選択が間違ってなかったと思える様にこの場所から沢山発信していける様考えるから、また会える日を楽しみに生きていてほしいなあと思います。

来月はそうして動いたことで何かお知らせができるといいな。
希望が少しでも皆の中から消えたりしません様に

わがまま好き放題紹介して行く『ЯeaL RyokoのЯesearch症候群』来月もお楽しみに!