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井上苑子のコラム”のぞきみ。”
- SPECIAL -

井上苑子のコラム”のぞきみ。”

私事すぎることで申し訳ないのですが、
少し落ち着いたら文字にしたいなと思ってたことを書きます。!
実は、少し前に祖父を亡くしました。
私は前向いてるので文字にできますが、
同じ状況でまだお辛い方は読まない方がいいかもしれません、、。

祖父は末期癌でした。
病院での治療でできることはやり尽くし、祖母が自宅でケアをして、とうとう最期を迎えました。
数年前ぐらいからいつ亡くなってもおかしくなかったので、ほんと、頑張ったんだと思います。
「もう無理そう」という一報を祖母からもらい、会いにいきました。
祖父母のお家に着いて少ししたら
家族みんなの目の前で、息を引き取りました。
最期を見届けられて、よかった。
私が行ったの気づいてたかな。
まだ息をしている時に、
祖母が、そんちゃん来たよって話しかけてくれて、思い出話をしてたときには
あー終わりなんだって実感が特にあって、涙が堪えられなかったです。
祖父は小さいときから私のことを可愛い可愛いと言ってくれて、何をしても怒りませんでした。とにかく甘かった。。笑
お小遣いをお母さんに内緒でくれたり、一緒に神経衰弱をしたり、夜釣りに連れて行ってくれたり、「孫」という歌をいつも歌ってくれました笑
(なんで〜こんなに〜かわいいのかよ〜って歌です)
会うたびに衰えていく姿を見ると
初めは胸が苦しくなりましたが、
最後に会った時はもう
全身が痛すぎてもういい、苦しい、と口癖のように言っていて、なんか悲しかったです。辛かったよね。
だから、自分で目を閉じて亡くなっていく姿は、苦しみから解放されていってるんだなぁ、よかった。って思いました。
頑張ったねって家族みんな言ってました。
小学生の時、夏休みにお爺様が亡くなられたことを作文にしてきた子がいました。
その作文を聞いて泣いてしまうぐらい祖父と会えなくなるのは嫌でしたが、
数年間、ずっと苦しそうな祖父と、
祖父を一人で支える祖母の姿を見ていると、とにかく複雑でした。
なんと言葉にすればいいのかな。わからないなー。おつかれさま、って言うとなんかちょっと軽い。

亡くなってから思い出すのは本当にたくさん愛してくれた記憶ばっかり。!!
最後の姿も見れて、
私はとことん幸せな孫だなー、と感謝の気持ちでいっぱいです。
私はまだ当分そっちには行くつもりないので
これからずーっと見守っててよね!
ライブ来てもらうのが夢だったけど叶わなかったから、これから一生懸命、届くように歌うよ〜。!(井上は超前向いてますのでご心配なく!アイラブおじーちゃんっ!!!)


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