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ちさ interview
- SPECIAL -

ちさ interview

シンガーソングライターとして活動してきた千佐真里奈をVoとする、多彩なミュージシャン&クリエイター集団からなるソロユニット「ちさ」が待望の音源をリリース。ハイクオリティな演奏に支えられた多種多様な音色が混ざり合って、別世界にトリップするような印象すら受ける今作。今後さらなる注目を集めていくことになるであろう期待の新人アーティストの初インタビュー!

インタビュアー:ブッキングマネージャー窪田

-今回リリースとなった『First Dialogue』ですが、今までライブでは聞き取れていなかった細かい歌詞の部分など含めて世界観が非常に面白いなと思いました。

ちさ:そう言ってもらえると本当に嬉しいです。歌詞を見ながら聴いてもらえたらより楽曲の世界観が伝わりやすいかなと思います。

-普段どうやって作詞しているんですか?

ちさ:普段から書き留めたりしているのですが、それを歌詞としてまとめたり、作詞作業をしている時は集中して取り掛かることが多いです。暗闇の中のわずかな光を頼りにしながら進んでいくような作業でもあるので、本当に集中していないとその光を見失って、その後しばらく見えなくなってしまったりするときもあって。逆に1ヵ月とかずっと暗闇なのに急に光がバッと差してゴールまで辿り着けることもあるし、歌詞をある程度書いた段階でなんか違うなと思ってテーマ毎変えるような時もあるし、生き物みたいですね。

-今回の収録曲の中では作詞に苦労した曲はありますか?

ちさ:今回の曲たちは比較的スンナリ書けたほうではありますが、1曲目「Join!」と7曲目「イロドリ」は全編仮で英詩をつけて、そこから組み立てていくという今までにやったことのなかった手法で作りました。聴いた時の響きを大事にするというか。だからところどころに英詩が残っているし、そこも今回歌詞を見ながら聴いてもらえたらすごく面白いと思います。

-今回の収録曲の中でレコーディングに苦労した曲はなんですか?

ちさ:ダントツで6曲目の「ぐるぐる」です。音の高低もすごいし、曲の展開とか本当に歌うのが難しくて。すごく苦労しました。そしてコーラスも本当に難しくて、そこはぜひ聴いてもらいたいですね。

-収録曲の中でお気に入りの1曲を教えてもらえますか?

ちさ:1曲ですか!?悩みますね、、、。どの曲にも強い思い入れがあって、1曲に絞るのは本当に難しいのですが、あえて選ぶとしたらちさのスタートとなった「Join!」ですかね。この曲がなかったら今はなかったと思います。最初Dialogueというタイトルで、対話という意味なんですけど、この曲を通じて今私を支えてくれているミュージシャンチームのみんなと対話できたと思うんです。この曲でみんなと対話できていなければ、ちさはスタートできていなかったんじゃないかな。そしてそれを経て、今度は聴いてくれるみんなと繋がりたいと思って、「Join!」というタイトルをつけました。この曲はきっとこれからも自分にとって大きな意味を持つ曲になっていくと思います。

-そのDialogueという言葉がアルバムのタイトルに繋がっているんですね。

ちさ:そうですね。対話ってすごく良い言葉だと思うし、先ほども話しましたが対話があったから今があって、私の中ですごく大きな言葉で。だからこのDialogueという言葉はどこかに残したかったので、今回アルバムのタイトルを『First Dialogue』と付けました。

-音源としてのクオリティが本当に高いですよね。

ちさ:ありがとうございます。アレンジもすごくこだわっていますし、細かい音も聴いてみてほしいです。自分の中では1曲1曲にストーリーがあって、それぞれが繋がっているわけではないんですが、一つの世界観があって。曲順もすごく試行錯誤しての結果なので、ぜひみなさんには一度曲順通りに聴いてもらいたいです。バラバラに聴くのではなく、曲順通りに聴くと見えてくる世界観があるはずなので。

-そんなちさの今後の展望を教えてもらえますか?

ちさ:私のライブを通じて居場所を見つけてもらえたら嬉しいなと思います。人と人の繋がりを作れるようなアーティスト。私はこの「ちさ」というチームに出会って、本当に人生が変わって、未来が現在進行形で変わっていっています。だから聴いてくれるみなさんの未来が少しでも明るく照らすことができるようになりたいですね。