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Split BoB interview
- SPECIAL -

Split BoB interview

-このインタビューでSplit BoBというバンドを知る人もいると思いますので、まずはバンドの自己紹介からお願いできますか?

ゆり:地元である愛知県岡崎市で結成されたVo&Gtこはる(写真中央)、Gt なつみ(写真中央右端)、Ba あゆみ(写真左端)、Key さとみ(写真中央右)、そして私Dr ゆり(写真中央左)の5人組ガールズバンドです。高校の頃の同級生でバンドを組んで、活動歴は今年で5年目になります。

-今年から東京での活動も増えたと思うのですが、バンドとしてその答えに至った理由を聞かせてもらえますか?

ゆり:活動の幅を広げたいと思って、去年東京のレーベルに移籍したのが大きなきっかけになりました。地元のみの活動では視野の狭いまま、仲の良いバンドに囲まれて身内でワイワイという状況のまま終わってしまうかもしれないと感じていたので、色んな環境でライブをする事はバンドがステップアップする為に必要だな思い、去年末から東京での活動を徐々に増やしていき、今年の6月から4ヶ月連続自主企画と11月のワンマン開催を決めました。

-今、お話しにあった4ヶ月連続自主企画やってきて、メンバーそれぞれの今の心境を聞かせてもらえますか?

ゆり:あっという間でした。企画者としてのプレッシャーからの解放感はありますけど、やっぱり寂しいです。地元からも企画に呼ぼう!って思ってたんですけど、結局地元にはガールズバンドってあんまいなくて、企画者なのにアウェーな環境でのライブが続いたんですけど(笑)、東京のバンドさんみんな優しくて、そういう面でもバンドっていいなって思いました。

こはる:実は私たち自主企画ということ自体初めてで、東京というまだ慣れない場所で本当に企画を成立させることができるのか最初は本当に不安でした。ただ、vol.1、vol.2と回数を重ねていくにつれて、見に来てくれるみなさんの笑顔が増えていくのを感じて幸せをもらったし、こんな私たちでもできることがあるって改めて自信を持つことができました。

-その自信がライブにも表れている気がしますね。

なつみ:色んな方に協力してもらって、バンドさんだったり、ライブハウスさんだったり、お客さんだったり、その全員でみんな含めて企画ライブということを強く感じましたね。

あゆみ:毎月新しいバンドさんとの出会い、お客さんとの出会いがあってとても刺激的でした。本当に感謝しています。

さとみ:みんな言っていますけど、分からない事だらけでとても不安でいっぱいだったんです。もちろん、楽しみではありましたけど。でも、いざ始まってみると、想像を超えるくらいのお客さんが集まってくれて、最後まで残っていてくれて。1人1人が、出演しているバンドさんの音楽を楽しんでる、感じてる姿がとても嬉しかったです。毎回毎回、ライブ中に泣きそうになるくらい、嬉しい、幸せ!を感じました。出演して下さったバンドさん達もとっても優しくて、本当にありがたかったです。この企画で沢山の方に出会えて、沢山勉強になって、とても素敵な経験になりました!関わって下さった全ての方に感謝したいです。

-東京での活動が多くなって自分自身やメンバーの変化などは感じますか?

こはる:東京に来るようになってたくさんの方に見てもらう機会が増えたこともあり、ライブというものが自分たちが楽しいだけじゃなくて、お客さんとの一体感だったり、私たちが大切にしている「伝える」ということを今まで以上に大事にするようになりました。

あゆみ:先ほどこはるも言っていましたが、自分のバンドに自信を持つことが出来ましたね。昔よりも広く人と関わることで、ネガティブな私達が自分たちの「ここは負けない」というところを見つけることが出来て、それが自分の自信に繋がったと思います。なので、見つけたその長所を活かせるように頑張りたいです。

-怖さや悩みなどはありませんでしたか?

ゆり:正直悩む事は多くなりましたね。1回1回のライブをちゃんと振り返って反省が長いです(笑)。でも刺激を受け続けて、焦る分、5人の団結力は更に強まりました。

なつみ:本当に日々刺激です。岡崎のみの活動とはまた違う刺激をもらっています。今のガールズロックシーンにも衝撃を受けたし、自分であることの意識が大きくなりました。個性が強いバンドさんがいっぱいいる中、Split BoBにしか出来ないことを追求したいと思うようになりました。よりメンバーの気持ちも一つになったように感じます。

さとみ:世の中にはガールズバンドが沢山いるんだ!っというのを東京に来て初めて知りったよね!しかもレベルが高い!岡崎にはガールズバンドが少なく、解散していくところも多かったので。ガールズバンドの中でもいろいろな音楽があって、それぞれのバンドが自分達の音楽を大切にしていく姿を目にしてきました。そんな姿を見ているなかで強く思った事は、Split BoBにはSplit BoBにしか作れない、伝えられない音楽があるはずだから、それを大切にしていきたいと強く思うようになりました。

-そんな中、11/8には一つの集大成とも言えるワンマンライブがありますね。

こはる:東京でワンマンをするということは今の私たちにとって最大のチャレンジです。だけど、毎月やってきた企画ライブで得た自信と、とにかく楽しみ!伝える!という気持ちを全てぶつけて、来てくれたみなさんと最高に楽しめる日にしたいです。そしてこのワンマンで私たち自身がさらにステップアップできたらいいなと思っています。

あゆみ:この1年間は特にいろんなことを経験してきました。そこでつけた力や気付けた気持ちで変わった自分たちの姿を、ついてきてくれたお客さんや、お世話になった方々に披露したいです。そしてこれからの私たちに期待していただけるようなライブをしたいです。

なつみ:ワンマンライブはここ最近のSplit BoBではなくて、4年間の集大成なSplit BoBをみせれたらと思います。私たちの日だから凄く楽しみたいし、お客さん、支えてくれた人、メンバーに向けて今までの精一杯を出したいと思います!緊張するけど、それよりも楽しみたいです!!

さとみ:正直、不安でいっぱいです。eggmanでワンマンをやるなんて、、、今でも考えられないくらい、私には大きい事です(笑)。でも、Split BoBのライブを楽しみに来てくれる皆さんに、最高の時間を届けたいです!!みんなに笑顔に、元気に、幸せになってもらいたい!!いつも、ありがとうございます。という感謝の気持ちを伝えたいです!ワンマンは、私にとって、恩返しライブです。

ゆり:ワンマンは私達を見にきてくれた人しか居ないので、味方しかいないわけですから、私達のやりたい放題やってやろうと思います!(笑)。本当に人が集まってくれるのか、とかは心配ですけど、来てくれた人1人1人に楽しんでもらえれば成功だと思ってます。バンドを始めてからこの1年が一番変化の年だったな、と自分達で分かるほど感じているのでその集大成をお世話になったeggmanで見せてやりたいです。