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THE CHARM PARK Interview
- SPECIAL -

THE CHARM PARK Interview

Talking Partner : TATSUKI

—New Album「Reverse & Rebirth」リリースおめでとうございます!

THE CHARM PARK (以下:C) : ありがとうございます。

—収録曲を見てびっくりしました。2014に自主制作盤としてリリースされた「Reverse & Rebirth」から選曲されてるんですね!改めてこの曲たちをリリースしようと思ったきっかけはなんだったんですか?

C:2014年から5年が経って、インディーズの時に「A LETTER」や「A REPLY」などの作品をリリースしていましたが、頭のどこかに「Reverse & Rebirth」がずっとあって。
改めて30代になった自分の耳で改めて聴いてみて、今リスナーの耳に届けたいと思ったので今回このタイミングでリリースすることにしました。

—このアルバム本当に大好きで、今では入手困難ともなっているそうで、これをまたたくさんの方に聴いてもらえるのは僕も嬉しいです(笑)改めてあたらしい作品として収録された曲たちを聴いてみてどうですか?

C:大幅には5年前の「Reverse & Rebirth」とは全体のカラーは変わっていないのですが、当時未発表だった曲や新曲が加わり、この5年のTHE CHARM PARKとしての活動でも色々あったなと思い出されます。これからも色々あるとは思いますが(笑)。

—この5年の活動の中で、一番印象に残る出来事はありましたか?

C:いっぱいありますね(笑)。でも、今年7月に行った、ビルボードライブは大変印象的でした。どのライブでもそうですが、みなさんがライブに足を運んでくれて少しずつキャパシティも大きくなって。大変嬉しく思っています。

—その、Bilboard Live TOKYOで行われたライブ映像のDVDもついてるんですよね。Billboardが似合う若手アーティストってなかなかいないと思うのですが、開催してみてこちらのライブはいかがでしたか?

C:僕ってもう若手じゃないと思いますが(笑)。
沢山の素晴らしいアーティストがBilboard Liveのステージにたって自分のカラーを演奏している中で自分もその一員になれたのが大変嬉しかったです。

—映像の見どころ・聴きどころはありますか?

C:CDに収録されている楽曲とは別のアレンジの楽曲も多く、演奏しているメンバーや現場スタッフと作り出した音、そしてそれに影響される自分の演奏も、CDで収録しているバージョンとは違って聴き応えのある作品になったと思います。

—そして今回は新曲が2曲収録されていますよね。どういった2曲になっているのか聞かせてください。

C:「Open Hearts」は自分が一番最近書いた楽曲なんですが、5年前にできたアルバムの中に入れたことで、”進化”と”進行”がわかりやすいなと思っています。
「Free Man」の方は、実は「Reverse & Rebirth」を作っていたタイミングでもうあった楽曲なんです。でも5年経ってもう一度聴いてみて、やはり自分の中でこの楽曲が今、収録される意味合いってあるなと思い今回収録しました。

—技巧的な「thirty-6」とアンビ感のある「Free Man」という対照的な2曲を2014年に作った作品と織り交ぜて1枚にする上でコンセプトや気をつけたことなどあったら教えてください。

C:この楽曲を書いた時、自分が聴きたい、いいなと思っている楽曲を収録しました。多少バラエティには飛んでいますが、当時はそういうバラエティさみたいなものを具現化しようとしていたと思います。色々漂ってたというか。(笑)

—個人的に今作、今までの作品より、ロックでアグレッシブな作品だなと思いました。

C:20代と30代の違いですね。(笑)

—30代になって変わったことってありますか?

C:動きが鈍くなった気がします(笑)。今の自分には「Reverse & Rebirth」は制作出来ないと思っています。なので、ライブで演奏できるか不安です(笑)。

—「Reverse & Rebirth」の中で思い出深い楽曲はありますか?

C:「Reverse & Rebirth」の「Gravity」はTHE CHARM PARKという活動を初めて、色々な人にこの楽曲を聴いてもらい、自分は”こういうアーティストでいていいんだ”という背中を押してもらった楽曲なので思い出深いです。
あとeggmanの思い出というと2015年に自主制作盤の「Reverse & Rebirth」をリリースした時に、たつきさんが唯一レビューを書いてくれて、それがとても印象に残っています。あの時はありがとうございました(笑)。

—「Reverse & Rebirth」を経て今後やってみたいことなどはありますか?

C:5年前のアルバムを久しぶりに聴いた時に全曲後悔がなかったんですよね。
そういうアルバムをずっと作り続けたいなと思っています。
今回、韓国でリマスタリングして、ようやく完結したなと思っています。

—いままでのリリース作品はどれもコンセプチュアルだなと思っていますが、意識して制作しているのですか?

C:「Reverse & Rebirth」以外の作品に関しては、その一年に起きた出来事や、気持ちを込めて書いている場合が多いですね。
前の作品や、今後の作品を作る時のことも考えて制作いることも多かったんですが、「Reverse & Rebirth」に関してはそういうことを考えずに純粋な気持ちで制作出来たんじゃないかな、と思っています。

—年内は東京と大阪でイベントが、来年には全7箇所の全国ツアーが始まりますね。意気込みを聞かせてください。

C:12月のライブは「Reverse & Rebirth」の名前通り、5年を振り返り、また生まれ変わるような気持ちで演奏できたらなと思っています。
来年のTOURはその12月のライブを終えて新たなTHE CHARM PARKをお見せできたらと思っています。

ー最後に、今回の作品を漢字1文字で例えるとしたらなんでしょうか?

C:”生”ですかね。今あの頃を振り返って色々あったとしても、最後の楽曲の「Rebirth & Reverse」の歌詞の中に “僕らはまだ生きている”という歌詞があって。これからどんどん変わっていくことはあっても、人生を歩んでいかなくてはならないし、それが反映されているアルバムだと思っています。

—リスナーへ一言お願いします。

C:70年代や90年代など色々な括りがある中で、今年はは2019年で来年は2020年。2020年って大きな節目だと思っていて、その締めにこのアルバムがリリースできるのは大変嬉しいです。
引き続き2020年のTHE CHARM PARKとしての活動を楽しみにしてもらえたらと思います。