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unconditional love interview
- SPECIAL -

unconditional love interview

インタビュアー:ブッキングマネージャー窪田

-今回の掲載でunconditional loveというアーティストを知る方もいるかと思いますので、まずはアーティスト名の由来から聞かせてもらえたらと思います。

unconditional love(以下…u):シンガーソングライターとしての活動を始めるときに、本名でやることは考えていなくて、プロジェクトっぽくしたかったというか、アーティストとして活動するにあたってのテーマみたいなものをアーティスト名にしたいなと思って、この名前にしました。自分が音楽をやる意味みたいなものですね。

-歌をやろうと思ったキッカケなどはあるのですか?

u:中学生の頃にバンドのライブを観て衝撃を受けてからですね。幼少期からなりたかったとかではなかったので、あの時の出会いがなければ歌はやっていなかったです。

-作詞作曲を始めたきっかけは?

u:ライブをやるためには自分で作詞作曲をしないといけないなと思って始めたのがきっかけですね。アーティスト活動をするために逆算したら辿り着いた答えでした。今もですが楽器がなにもできないのでまずは歌詞を書いて、そこに鼻歌でメロディーをつけてという形で始めたので最初の1曲を作るのは時間がかかりましたね。今も作り方自体は変わってないですが速度はだいぶ上がりました。

-そしてライブ活動を始めるわけですがプロフィールを見ると結構なハイペースでライブや作品リリースをしてきたんだなという印象です。

u:活動を始めた初期の頃はそうでもなかったんです。シンガーソングライターとして音楽活動をしているという自分の中での意識がとても低くて。活動をはじめてしばらく経ったころに渋谷gee-ge.に初めて出たときに対バンのアーティストさんのライブへの意識の高さだったりに刺激を受けて、まずは一気にライブを増やして、リリースも半年に1枚とかだと遅いペースというイメージだったのでどんどん作品も作っていって。それで今に至る感じですね。

-普段の印象ですとおっとりしているのかなと思っていましたが意外に行動派ですね。

u:こと音楽に関してはそうかもしれないですね。結構頑固です。あとは昔は負けず嫌いだったので、同年代でこんなに頑張ってる人たちがいるんだと知った時に、自分は何をやってきたんだと恥ずかしくなって、よし私もやるぞ!と、その時の気持ちが今でも原動力になっています。

-キャラクターのギャップが非常に面白いです。今回リリースされる作品『Birthday』についても伺いたいと思います。どんな作品になりましたか?

u:まずタイトルは誕生日に行うライブでリリースできることになったのでシンプルに『Birthday』にしました。今まで作ってきた作品に関してはunconditional loveの今を1枚の作品という形にしてきたんですが、今回は初めてアルバムという作品を作るというコンセプトで進めたんです。自分の中で心の余裕がでてきて、誰かのために歌いたいという気持ちがどんどん増してきたタイミングでの制作だったので、過去作とはちょっと違うかなと思います。そしていろいろな視点で曲を書いたのですごくバラエティ豊かな作品に仕上がりました。あとは初めてアレンジャーさんを迎えての曲があったり、そういう意味では挑戦的な側面も大きいかなとも思います。

-今お話があったようにリリース日である6/13は作品タイトル通りunconditional loveさんの誕生日。そしてeggmanでのワンマンライブを開催されるわけですがどんな日にしたいですか?

u:過去に誕生日でライブをやったことはありましたが、バンドスタイルでここまで大々的に生誕祭という形でやるのは初めてなのですごく楽しみです。あとは去年の大きなワンマンライブを経て、自分の中での気持ちがすごく変化していて。元々はすぐクヨクヨしてしまうタイプだったのですが、みなさんに元気を与えたいのであればまずは自分自身が強くなければいけないなと思うようになって。そう思えるようになってからすごく気が楽になったんです。人は傷ついたときにどうやって這い上がるのか、それを身をもって体験した部分もあるので、音楽を通してそれをみなさんに届けたいなと思っています。私の生誕祭ではありますが、来てくださる方みなさんがみなさん自身のためにライブを味わってもらえたらと思っています。

-今話がでましたが去年から今にかけては変化があったんですね。

u:全然違いますね。それこそ毎日のように落ち込んでいました。ダメなところにフォーカスするわけではなく、それを変えたいというポジティブな気持ちがすごく増しました。私の想い、音楽が届くかどうかに悩むのではなく届けるという強い想いが持てるようになったんです。

-今のその心境でのワンマンライブと今作は非常に楽しみですね。unconditional loveというアーティスト名に込めた想いにどんどん近づいているような印象を受けました。

u:それはあると思います。前までは意識して近づこうとしていましたが最近は自然に近くなっているかなと。あと私はunconditional loveというアーティストとして発信できることをやり終えたらそこで活動終了かなと思っていて、曲を作れるのも、歌えるのも永遠ではなく今しかないんだ、と終わりを意識しているからこそ今必死にやれるという部分があるんです。unconditional loveとてやりたいことはまだまだあって、届けたい想い、歌を全力でこれからも届けていきたいです。

-これからも楽しみにしています。まずは6/13のワンマンライブよろしくお願い致します。

u:こちらこそよろしくお願い致します。